▲錦八方黄金点滅(野村花火工業)@花火観賞士の集い(大曲)
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溶けるほど温泉に入って、お肌すべすべ(痒みは治りました~)、肩凝りナッシング! で調子がいいはずだけど、寝付けない…。そのくせ昼間は眠い。
うーん、まずいな。
ベッドの入ってからの1時間がもったいない~って焦ってくる。そう思うのが一番よくないんだけれど、布団をかぶって悶々としている。
そうそう、痒みの原因を考えてみたのだけれど、やはり濃厚なお湯がちょっぴり刺激が強かったのかも。
乳頭温泉郷では黒湯温泉が一番好き。鄙びた感といい、お湯の質といい。
たぶん多くの人はあの有名な鶴の湯を推すと思うんだけれど、あの名物の露天風呂がなぁ~。混浴なのは大して抵抗ないのだが、通路から丸見えなんだよ。昼は日帰り温泉入浴の人が多く訪れるんだけれど、そういう人が結構覗き込んでいく。
名物のお風呂が目の前にあるんだから、気になるんだろうね。鶴の湯自身も昔ながらの雰囲気を大事にしているから、あえて「いかにも」といった目隠しは作らない(少し垣根は植えているけれど)。
でも、こっちは素っ裸(もちろん、白い湯に身を沈めているから見えないが)なのに覗いている方は着衣というのは、なんとなくずるい気がする(そこかい! 笑)。
人気の温泉だから、日帰り入浴で訪れる人も多く、それだけ見物人も多いってことだ。見物人の多さでは北川温泉露天風呂(@伊豆)に匹敵するだろう。まぁ、あちらは国道沿いで、入る気が微塵もない人まで見物できてしまうので「別格」とも言えるが…(ちなみそこも混浴。しかも無色透明)。
黒湯に話を戻すが、ここも白濁の湯である。湯の花は細かく重く、湯船の底に沈む傾向にある。人が入ると湯の花が舞いあがって白濁度が増すという按配だ。で、湯船の端っこの方にその湯の花が大量に溜まっているんだよね。
そこに足を突っ込むと何というかぬるぬるしていて、昔、藻だらけの川とか沼とかで遊んでいたことを髣髴とさせる感じ。
ひょえ~って思ったんだけれど、湯の花とわかってしまったら、むしろ足を突っ込んでしまいたい衝動に駆られる。いや、このかさ付いたかかとのために突っ込んでしまえ!って積極的に足をつけていた。
まぁ、あれだ、何かの原液に足を浸していたって感じかな。おかげでかかとはつるつるすべすべ絶好調だが、その代価が強すぎる温泉成分の逆襲だったわけで…(笑)。
いやマジでベビーフットとかいらないですよ。
この黒湯温泉、一昨年も訪れているが、少し変わったところがあった。
昔からの混浴のお風呂は基本変わっていないが、少し下がった男女別の湯小屋の手前、源泉がポコポコ湧き出るところにトラロープが張り巡らされていた。危険なガスが出るので安全のためにそうしたのだろう。前来たときにはなかったのに。
そして、女性専用露天風呂には打たせ湯が新設。
上の混浴のところにも昔からの打たせ湯はあるのだが、もうもうそれはそれは丸見えなところで、さすがの私も勇気がない。そして、下の湯小屋のところにも打たせ湯専用小屋があったのだが、これって湯小屋から裸でやって来いってこと?って場所で、またまた勇気が必要な場所だった。
それが、女性用の露天風呂脇にも作られていた。早速友達と並んで使ったが、風が強くて、思うような所に湯が当たらないがご愛嬌。
その露天風呂であるが、パカッと開いた窓に格子がはめられていて見晴らしが悪くなっていた。視線の先にあったかやぶき屋根の建物が、離れとして宿泊できるようになったらしい。
確かに、あそこからなら丸見えだわ。そうじゃなくても乳頭山登山道だかのひとつがこの前を通っていて、以前来たときも、裸で涼んでいたら視線の先をリュックを背負った外国のニーチャンが歩いていたものね。普通の女性は拒否反応だな。