▲12月30日に最寄り駅にとうちゃこ~。これは吹雪ではない。ノーマルモード
▲主に年始にテレビCMで流れる賀正挨拶広告(めっちゃローカル)
これ、関東圏では見ないが、ほかの地域でもあるのだろうか…。
そして越後は正月豪雪に見舞われた。
帰省当日は、電車が止まるギリギリに新幹線が長岡に着いた。通常23時台まである電車が急に18:59発を持って終電ととなった。新幹線車内でそんなことが突然アナウンスされ、アワアワする。そりゃ大雪が降っていることは認識していたが、まさか自分の帰省ルートに突然終電が現れるとは…。
まぁ、そんなこともあろうかと路線バス(大雪でも鉄チェーン捲いて基本運行する)のチェックもしていたから、深刻な問題ではなかったんだけれどね。
翌日は上越線は全面緘黙。実家の裏を走るのだが、静かな1日だった。まぁ、表側は除雪車がバリバリ走っていて賑やかだったけど。
そして年明け~。あけおめことよろ~。
越後は安定の雪です、吹雪です!! 小千谷の郵便局は元旦に気合が入っていて、朝7時ごろに年賀状が届く。こっちはまだパジャマだったりするのでビビる。
そして新年早々、上越線は緘黙…。まぁ、バスがあるから脱出路はあるのだが、今回の帰京新幹線チケットは安く上げようと越後湯沢発の「たにがわ」。上越線が復活しないと、長岡(バスで行ける)からさらに新幹線チケットを買って湯沢に行かねばならなくなる。安いチケットにした意味がなくなる。
JR東新潟支社のサイトを覗けば、17時ごろに運行再開予定と。それを信じる。午後、駅に運行情報を確認すれば、15:40には運行が再開されたらしい。だが、予約した新幹線に乗るには16時台の普通電車が動くかどうかだが、その運転はまだ未定とのこと。
とりあえず、完全防備で荷物を背負って実家を出る(雪道ではキャスターバックは使用無理)。
▲小千谷駅に到着。消雪パイプで雪を溶かしているが、融け切っていない
駅で状況を聞けば、「遅延はしているが、電車は走る」とのことだったので、無事帰京へ。跨線橋で登り方面のホームへ。
▲跨線橋の窓から小型の除雪ローターが見えた。
▲ホームには屋根があるものの、雪が吹き込んでくるため、結構積もる。椅子には座れない(雪をどかせば可能だが、濡れている)
▲屋根は途中までで、その先はないので雪が積もり放題。かつては10両編成の特急も止まったが、新幹線が並走する現状、特急は廃止され、各駅停車の4両編成がほとんど(たまに飯山線から直接長岡に行く2両編成)。
こちらにも除雪ローターがいる。
明確な地形的要素があるわけではないが、小千谷と隣の長岡では降雪量が結構違う。小千谷の方が大抵は多いのだが、天地は繋がっているのに、なぜその違いが出るのかは長年の謎である。
で、小千谷以南は豪雪率がより高いので、いくつかの駅にこういう除雪ローターや除雪車量があるので、見慣れたものである。
同じような増雪ポイントが上越線にはいくつかある。小千谷から越後湯沢までに約300M上っているだけなんだがマジ不思議(小千谷視点では山本山の上に越後湯沢がある感覚)。
▲上りホームから下りホームを望む。駅務室や待合室は下り側にある。雪の下には線路が2組あったのだが、手前側の線路は現在は使われていない。
▲駅の東側に看板が立っているが、おそらく10年ぐらい(長いのは40年ぐらい)変わっていないと思う。これぐらいの積雪だとまだ豪雪とは言えない。
▲上りの電車が11分遅れで到着。越後湯沢の先、新清水トンネルを通って水上まで運行予定
約1時間ほどで越後湯沢駅に到着。待ち時間が長いので(1時間以上待機 ※次の電車では間に合わないジレンマ)、駅構内でラーメンなどを食べて過ごす。
そうやって、やっと予約した新幹線がくる時刻に…。
だが、ここでまたトラブルが…。
東北新幹線が架線支障で止まってしまい、復旧に時間がかかってしまっているという情報。上越新幹線と東北新幹線は、大宮駅手前で合流する。つまり、東北新幹線が酷いダイヤ乱れだと上越新幹線にも影響が及ぶということ(北陸新幹線も然り)。しかも、年始の帰省or帰京の臨時新幹線で本数がめっちゃ多い時期だ。
やってきた自分が乗る1本前のE7系(とき)が、ホームに入ったものの、一向に出発する見込みが立たない。そのうちに30分ぐらい停車するなんてアナウンスが流れる。
次の新幹線(たにがわ)の入り口に立っていても、目の前の新幹線(とき)は全く動かない状態。
やがて、アナウンスが流れた。
「今来ている新幹線(とき)が出発した後、次の新幹線(たにがわ)はさらに大幅に遅れることが予想されます。現在停車している新幹線(とき)の空いている席に次の新幹線の乗客もお乗りください」と。
えー-、そういう新幹線に乗ってもぎゅうぎゅうになっちゃうんじゃない!? って逡巡していたのだが、自由席を見ると結構席が空いていたので、乗せてもらうことにした。
そうやって乗り込んでさらに30分ぐらいたって、ようやく発車の見込みが立った。この新幹線(とき)、もともと湯沢を出発すると、次の停車駅が大宮という超速達型であった。
とはいえ、早く行っても順番が来ないと大宮駅に入れないので、ドアは開けなかったけれど高崎に停車して時間調整などは行われた。
東京に到着したのは、1時間20分遅れ。本来の予定の新幹線(たにがわ)に乗っていたら2時間は遅れただろうと思うと、JRさんも頑張ったんだな。
おかげで翌日のもてぎ行きへのリュックの中身のトランスフォーメーションができたのであった。