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蒲郡からの電車を降りるときは指先確認

2019-07-30 00:25:00 | 花火

▲赤いものを見るとたまに思い出す「赤いトラクター」

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 さて、7月の後半はなかなかハードスケジュール。
 柏崎の花火が26日(金)※日付固定で、翌日27日(土)は、多くの花火マニアが桑名に向かった。

 んが! この日は台風の影響で苦渋の順延。多くの花火マニアは放浪し、翌日のおいでんや蒲郡の花火と天秤にかけて苦渋したものと推察される。
 自分は、元々27日は移動日と設定していたので、新潟から東京に戻るのみ。すなわち休煙日である。荷物を月曜名古屋からの直出社用にセットし、柏崎の洗濯洗濯。日曜日にぷらっとこだまで出発となる。
 応援協賛席を今年は購入したので、あまり早くないあっつい最中に蒲郡に到着。入場待機列には3人しかいなかった。うん、みんな桑名に行ったね。予想通りだね。

 ということで、この日ここで出会う人は少なかったけれど、なんというか明らかな謎の団結力があったように思うw

 時間になって、会場入場。非常に空いておりました。花火前にビールなんて飲んだりまったりしてい売るうちに、打ち上げ開始となる。



▲蒲郡はあまり1発1発紹介するわけではないので(大型以外はプログラムに〇号20発とかざっくり書かれている)よく分からなくなるw


▲扇とか錦とか銀とかの中にパステルが埋もれる~


▲正面に上がるぜ、近いぜ! 左の花火の足元に見えるのは、海自の船のライトアップ。日中は港内にいて、出港するところだけは見た。


▲三尺初弾は黄色の小割


▲型物はまさかの企業ロゴ! これで三菱グループからがっぽがっぽですな! 



▲幅いっぱいに縦横に打っちゃいますぜ


▲2発目の三尺玉は彩色千輪だったけれど、ケムケムケムめ~


▲斜め斜め垂直!って、上の方が煙っとりますやーん


▲3発目の三尺玉は、小割が彩色


▲こう言う姿勢のいい花火もいいね


▲八方に分砲に千輪に。


▲この、下の方のパステル芯の柳のようなものがクネ男になるのはなんでなの!?


▲かわいらしいパステル千輪だけど、なぜか□に上がってしまい、座布団に見えて仕方ないw


▲タンポポの綿毛を思わせる面もあり、スプレー状のマーガレットを思わせる面もある千輪


▲入りきらないときに上を切るのか下のを切るのかは非常に悩ましい


▲パステルパステルパステル! これも三淡色って呼んでいいんですか?(常総で仕入れた知識)


▲ほら、加藤さんらしいパステル調。もうね、近くて入らんっすよ、おいらのカメラスペックじゃ


▲最後は花火師さんと光の交歓。加藤さーーん、ありがと~う!!




 なお、この後個人的に事件が発覚した。
 電車の中に荷物を忘れてしまったのだ。貴重品やカメラ三脚はしっかり抱えているのに、明日会社に行く支度が入っているリュックを網棚の上に忘れてしまったΣ(゚д゚lll)ガーン
 しかもほぼ最終。
 名古屋駅(翌日の新幹線利用を考えると名古屋泊が一番便利なのよ)から、先ほどの電車の終点に行くことはできるけれど、名古屋に戻ることができないという…。
 どうしようどうしよう…(;´・ω・)

 ということで、翌朝始発でリュックが保護された駅(大垣)まで行き、取って返して名古屋に戻って新幹線で東京の会社に出社するという「超エクストリーム出社プラン」が確立した。
 幸いだったのは、弊社フレックス制になっていたので、チケットを取っていた新幹線の時間が7時代後半だったこと。大垣まで行って荷物を受け取り、名古屋に帰ってこれるぎりぎりの時間だった。

 無事ミッションを完了し、涼しい顔で会社に行くことができました(花火直行というのはばれていたけれどいつものことだ)。

はっちゃけろ!柏崎海の大花火

2019-07-26 11:37:00 | 花火

▲太鼓の演奏の後に一斉に上がるの、実はプログラムに書かれていない

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 さて、もう延べ2カ月も前のことになってしまった柏崎の花火。八坂神社(ちゃんと京都の八坂さんの末社なんだよ)の祭礼であるぎおん柏崎まつりの花火大会。片貝煙火さんの現場だ。
 個人的には片貝煙火の浅原神社の枷を脱ぎ捨てた一番片貝さんらしい現場だと思っている。今の社長になってから請け負った現場だしね。
 今年は、最終夜行バス+最終電車で柏崎入り。行ってみれば御同輩が結構いたw。一しきりひそひそ話したのちにアスファルト布団で仮眠第1号となる。
 明るくなる少し前に起きて、開場7時を待つ。

 今年は、入場に工夫を施して、大きな混乱もなく場所取り完了。あとからくる小千谷の知人2名分を含めて場所取り完了。駅南に出て、とことこ。朝だというのに滝汗でたまらずスタバに飛び込む。あれ、柏崎スタバできたんだ! 実にスタバらしいおしゃれな店内で、止まらぬ汗を思いっきりタオルで拭きふきしつつ、おしゃれドリンクメニューで涼む。汗が止まるまで1時間以上かかった。柏崎は酷暑であった。
 その後いつものネカフェに退避しつつ涼む。

 実は、今回実家に泊まることができなかった。今年の柏崎は平日開催だったため直前まで予定が立てられず、実家に連絡ができなかったのだ。直前になってようやく仕事の目途が立ち、金曜日に泊まるよーと連絡をしたら衝撃の返信が…。

 その日、家族旅行で実家はだれもいません。鍵かけます by弟(当主)


 ガーーーーーーーンΣ( ̄ロ ̄lll)
 おれは家族ではなかった模様…orz まぁ、住むところも生計も別だしな!


 呆然とするも、次の瞬間に宿を探したところなんと柏崎駅前で確保できた! 通常比3倍と思われるが、この際どうでもいい!
 ということで、柏崎でまさかのホテル泊となった。チェックイン時間に合わせてホテルに行き、ざっくり荷物整理をして砂浜へ。
 小千谷の知人もやってきて(お弁当細巻寿司ありがとうございます)、打ち上げ開始でございます!!


▲オープニング ヒャッホーー!!


(大曲を終えて、このハート芯の玉名が「越のこころ」と判明する)


▲単発尺もいいのが上がります


▲シングルのスターマインがわき役になるのが柏崎


▲ヤシ芯入り彩色千輪の斜め打ち。同じ花火でも打ち方を変えると違って見えるのも柏崎の魅力だし、アイデアの勝利。




▲片貝さんお得意の型物のお星さま


▲柏崎の駅前に本社ビルがそびえるブルボン提供花火でプチくま来たーーー!


▲ワイドと海中空花火でより広大な花火となる


▲海中空花火が普通の花火に殴り込みをかけているみたいじゃないかw


▲尺玉100発一斉打ち。今年もわずかに切れますたorz


▲片貝ブルーも海にぶち込みます


▲えちごんのなつはスイカを従えて(新潟はスイカの名産地!なお県内消費量多いのであまり県外出荷されない、新潟あるある)


▲ワイド


▲四重芯だと思うけれど、5つあるという人もいる例の玉。老眼には難しい…


▲今年も三尺は1発のみでした


▲柏崎市民花火でヒートアップ


▲尺玉300連発。彩色千輪に包まれる幸せ


▲尺玉300連発。八方に包まれる


▲尺玉300連発。大柳火だってあるよ!


▲スマイル芯花火も上がったけれど、さすがに一斉にはそろわないので1発のみトリミング。

 駅の混乱に巻き込まれず、早々にクーラーガンガンの部屋に入って、ブルボン本社を眺めつつ風呂る。今年もいい花火をありがとうございました、ブルボンさん。

 翌朝、前日の大混雑の残滓も感じることなく、高速バス最寄り駅へ。まさかここまで商業施設が貧相とは思いませんでした。行き場のないじいさんよろしくスーパーの外ベンチに座って1時間過ぎるのを待ったり、バス停の小屋で無駄に過ごしたりして、復路のバスに乗って帰ったのでした。

だって貴重な小幡さんの現場だよ

2019-07-17 22:31:00 | 花火

▲「開幕の響き」スターマイン
 確保した場所は斜めっていたけれど、思ったより田んぼに映り込む場所だった

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 7月第2土曜日は夏花火のスタートダッシュ! 
以前は伊勢かたまむらかって感じだったけれど、少し前から「境」がドーンと割って入ってきた。
 境は、茨城と千葉と埼玉の県境が複雑に入り組む辺りで、山崎煙火製造所に野村花火工業に紅屋青木煙火店という大曲で内閣総理大臣賞受賞の3社に加え、今年から大曲内閣に最も近い煙火店とコニーが言うマルゴーまで加わるという超豪華ラインナップ! しかもふるさと納税で「金ならあるよ!」ときたもんだ。
 ということで、花火マニアは雪崩を打って境に向かう。

 自分もそちらは嫌いではないが、「私が見られる」年に1回きりの小幡さんの現場となるたまむらを蹴っ飛ばすなんてできない。だって小幡さんだよ! 昨年の大曲内閣総理大臣賞受賞業者だよ!! だって小幡さんだよーーーー!!!!!
 ってことで、今年もたまむらへ。

 さかいはね、自力では帰ってこれなそうなスリリングさが落ち着かないのだよ…。

 だってたまむらは小幡さんだし!

 という、謎の小幡さん推しで、今年も来たぜたまむら。
 無料観覧席の場所取りはなかなかなシビアな状態ではあったが、おひとり隙間産業で場所を確保する。あとは夕方まで退避。とはいえ、この時間に誰も知り合いに会わないので、とりあえず町役場までのルートを再確認。帰りのバスは、会場から30分ほど歩いた町役場から出るから、念のための確認である。
 そのまましばし休憩をし、農協直営店で買ったパンを昼頃に食べて、再びフラフラ。雨傘は持ってきていたが、日傘を忘れてしまったので、公共施設の中で時間をやり過ごす。16時をごろに再び会場へ。
 今年のたまむら手ぬぐいをゲットする。

 前日までは雨が降らなそうな天気予報だったけれど、当日になるとなんだか雨雲が…。と開始少し前に小雨が降りだす。

 そんな中、打ち上げ開始でございます!! 

 真後ろのから揚げのにおいがたまらんぜ!



▲これ、4号っすよ。基本、小幡さんの花火はかわいい


▲八方芯の端正さよ。多分5号


▲こんな小割、かわいいっしょ!


 たまむらは、所々で上がる小幡さんの大玉の美しさを堪能する花火大会である


▲パステルがホント優しいパステル。7号


▲かと思えば、こんなにしっかり美しい色も見せてくれるという。これはインパクト大の尺だった。


▲そしてこの8号千輪!広がりすぎてはみ出た!

 昨年、大曲の自由玉で優勝したのは千輪だったこともあり、今年も千輪が結構あった。小幡さんの千輪小割はかわいらしい色がいい。錦の先にちょっとかわいい色を持ってくるのでそこでキュンとしてしまう。なんだよこの配色の妙。


▲5号でもこの銀八方のフォルムは気になる


▲木槿の花を思わせる8号


▲羽衣が美しい8号


▲尺はモノクロームの華

 たまむらは、アナウンスはホント最初のみなので、いつモノクローム系が上がるのかは全く分からない。分かればそれ用の絞りに変えるんだけどなぁといつも思うよ。

 「田園花火」という名称も持つたまむらの打ち上げ場所は、一面の田んぼのど真ん中。ほとんどの田にはまだ若い苗が植わっている。一部植えられてない場所もあるのだが、それは水鏡の役割を成し、美しい小幡花火の魅力を増幅させる。
 私が場所取りしたのはそういう場所ではないのだが、目の前の稲は冷夏気味で例年よりも成長が遅いからか、水面が多く見える。そこに花火が映るのが実に美しい。


▲「田園夢世界」特大スターマイン。クリアな発色が水鏡に映える


▲「田園夢世界」特大スターマイン。ぎゅーんと伸びて迫りくるトラ



▲大スターマインは、スライド変化の色彩の造形。
 これは昨年と同じもの。定番化したのかな


▲色違いの羽衣。布の重み感が冠に重なる


▲モノクロームの金華
 だから、モノクローム系はいつ上げるのか教えてくださいm(_ _)m



▲三重芯変化菊

 後半は端正な多重芯も上がる。割と崩れ玉を見ない業者なので、その丸さに感心する。


▲オレンジ芯の錦かぁと思ったらかわいい色で終わるキュン菊花


▲八方の芯で何かを試している感じなのよね、今回

 淡々と花火が田んぼの間から打ちあがり、そうして最後の花火が始まる。


▲「田園夢花火フィナーレ」超特大スターマイン


▲「田園夢花火フィナーレ」超特大スターマイン
 あ、この後いつものように真っ白になりました~

 はい、888888888.
 今回もきれいな花火をありがとうございました~。ホント心に沁みます。

 あと、小幡さんの花火を見れるのって、競技大会ぐらいなのよね…。あ、長岡の「匠の花火」にも今年も玉出してくれるかな。



 さて、この日の最大の目標はこの後だったりするわけで…。

 比較的てきぱきと片付け、会場脱出! 町役場発の臨時バスまで約30分ここから歩かねばならない。昨年は、事件がそこで発生した。

 暗闇で足元の車止めブロックに躓いて転倒。カメラを守るあまり、顔の防御を怠り瞼の上をぱっくりと切る(1センチ程度だけどね)。

 いやぁ、1年前にそんなこともありましたねぇ(しみじみ)
 えぇ、今も瞼の上にその傷残っていますよ。

 今年は、道がより整備されて路上の車止めブロックがなくなっていたので、特に躓くこともなく現場を通過。途中のスーパーでトイレに行く余裕もあって無事最終バスに乗る。
 バスルートが特別直行ルートになったらしく、ものの15分で駅に到着。すぐ来た上野行の電車に乗ってガタゴトと帰宅したのであった。

奇跡の風吹く鎌倉花火

2019-07-12 00:17:00 | 花火

▲どうかしてるぜ!マルゴーさん!! ピンクのラインがS字を描く

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 7月上旬といえば、梅雨真っただ中。
 そんな7月上旬に移動してきた鎌倉花火大会。例年は7月第3週ぐらいの平日に行われていたが、今年は7月10日の開催に…。もちろん平日だ。
 7月上旬って、まだ梅雨明けしていないんじゃない!? と、前年のケムケムケムケム花火大会を思い出す。今年こそは晴れてクリアに花火が見たいんじゃーーーーー!!

 そんな昨年の残念な花火を見た人々の願いが届いたのか、当日の予報からは傘マークが消えた! しかも風向きまで北成分の入った東風! ちょっと、これは奇跡が起きるんじゃない!?

 今年は有給5日は取りなさいって偉い人が言ったから、7月10日は有給休暇取得。ラッシュが終わる時間帯に家を出発。昼前にいつもの場所に立つ。船の陰でセットしようと思ったら、そこに寝ていたおっちゃんにおれの前に来るなと罵倒される。「でも私船の陰に立つんで、邪魔にならないですよ~」といっても、全然聞く耳持たないので、反対側の船の陰に行く。おっちゃん、毎年ここで見ているんだって言っていたけれど、毎年そこに立っている私が見たことないんですけどねぇ…。
 なお、夕方にそのおっちゃんはおらず、私が立とうとしていた場所は別の男性が三脚を立てていた。

 あぁ、あれだ、単に腹の虫の居所が悪く、そこに女が立とうとしたから腹立ち紛れに怒鳴りつけたんだ…。セクハラ×モラハラのダブルハラスメントおっちゃんやったんだな。

 そんなちっさな問題はあったが、涼風晴天の前ではへそのゴマ程度のこと。涼風に吹かれて、長谷のお寺で時間をつぶす。高台から花火台船が来る様子を見たりしていた。
 そして夕方、現場に戻る。
 今年は、風向きがよいためか、割と分散して花火を見ていたよう。周辺にはあまり知り合いはいなかった。日中はスキスキだった砂浜も、波打ち際まで人でいっぱい。平日だから汲々って感じにはならないが、砂浜は人で埋まっている。

 そんな中、打ち上げ歌詞でございます!!


▲まだ暮れきらぬ空に白菊を手向ける

 例年より10日近く前倒して開催されたからか、日没の明るさが消えないわずかに灰色がかった空に花火が打ちあがる。
 その明るさを逃がさないうちに、と次々と花火が上がっていく。


▲海上の台船から、上へ左右へ斜めへと花火が打ち上げられる


▲大玉も上がりますよ

 海上での打ち上げなので、尺玉まで上がる神奈川には貴重な現場。打ち上げは山梨のマルゴーさんである。


▲崩れ気味だけれど四重芯。この親星では弱い


▲火をつけた花火を水中に投げ入れ、ボートが逃げる

 水中花火が会場いっぱいに広がっていく。半円とは言えども直径約300m開くので、衝撃波も来る。それが楽しい、面白い!



▲藍色の空にスライド変化の光が走る

 こんな明るい空にはもったいない、マルゴーのキレッキレの花火が上がる。花火マニア以外もおぉ!といったどよめきが発声される。昨年もこの玉上がっていたんだけれど、全部雲の中にぶち込んでいたから、見られなかったんだよね…。
 今年はzero visibility だから、全部見えるよ‼


▲ピンクッション。これ、男性の方はイメージできていますかね!?
 端的に言えば針山ですが、針の先に丸いプラ系の装飾がついているまち針のイメージですよ。今、家で裁縫する人かなり少ないからね…。

 マルゴーさんの名玉・新玉も打ちあがる。


▲水中花火再び。幅が狭くなったのが残念


▲八方咲きは南国の花を思わせる


▲「春の訪れ」を思わせるスタープリズムも惜しみなく花開く


▲彩色八方咲きの後にもう一押し来るのよね


▲水中花火第3弾。おいおい、そんな玉、そこ突っ込んじゃう!?問題
 スライド変化の玉が海中に打ち込まれて、海中ではどないなことになっているのか興味津々が過ぎて止まらない!


▲マルゴーさん、千輪も素敵なのだが、今回はこの目の覚める発色のこの1発と…


▲まるで空に浮かぶ月のしずくを集めたかのようなシャンデリアのような千輪の2発きり


▲錦系も斜めに打ち出される


▲上へ左右へ斜めへと打ち出される玉のすべてが時差変化物で、ホント、どうかしてるぜ! 愛してる💛


▲先ほどの八方の原色系


▲ぎゅるんぎゅるんとスタープリズム系が勢いよく走る


▲「バウムクーヘン」通称バウムはあっちの方向を向いてしまった


▲そしてフィナーレ!


 あっという間の50分だったよ!
 昨年の分も何なら前々年の分も取り戻すほどの良コンディション! 風の向きもよく、終始クリアに見えて、ホント素晴らしいマルゴー花火だった。
 ありがとうマルゴーさん! ありがとう、鎌倉花火大会‼

 今年は帰り道もスムーズで、駅の待機もほとんどなく、するすると帰れたのも良かった良かった。

ほんの出来心で弘前へ

2019-07-07 23:34:00 | 花火

▲ビールが飲みたくなるな…。

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 5月、なんとなく「来月どこの花火見よう」とぼーっとPCを見ていて気付いた「ひろさき花火の集い」。
 ここ、確か小千谷煙火さんの玉上がるよなぁと思った瞬間、「愛染まつりは今年はやめて弘前に行こう!」と突然思い立ち、そのまま航空券から宿まであっちゅーまに手配してしまったゴールデンウィーク明け。
 青森、初めてではないけれど、左端の不老不死温泉に行ったぐらいだから、ディープ青森は実質初めてのようなものである。

 当日は大荷物を持って歯医者に行き、そのまま飛行場へと向かう午後のフライト。
 終始雲を見下ろすのみのフライトで、おまけに気流不安定とかで飲み物のサービスもなく、一路ただひたすらに青森に向かう。それでも低い雲を抜けて青森に入れば、頭を雲に突っ込んだままの岩木山を眺めつつ、空港到着。青森空港は全面改修中らしく、ベニヤ板で覆われた通路を通って外に出る。
 都市間バスで弘前までスルっと着いて、駅前のホテルにチェックイン。雨対策をしたうえで、タクシーで現場へ向かう。

 現場で最初にあった知り合いは、某大御所さんであった。こちらもひろさきは今日が初めてらしい。
 東北エリアを中心とした友人たちはどこにいるかと思えば、後ろの駐車場で早めのビールタイムに突入していた。
 ここは帰りは車での移動が主となるため、早めに飲んでおくしきたりらしいw 某氏の豪華な車装備にビビりつつ、ご相伴にあずかる。そして、花火開始前に解散。各自自分の席へ…。
 と言いつつ、半数は私と横並び位置だったりした。

 当初雨の予報であったが、後半に降る予定だったため、ちょっとフライング気味に打ち上げ開始でございます!
 なお、風は終始左から右へ流れていた。


▲結構明るいうちに打ち上げ開始。ステージと花火の距離感がよくわからないのでウワッちかっ!となる


▲風が強いので、冠系は流れる流れる


▲カラフルなスライド変化がうわっヒック!


 そして全国花火名人尺玉共演(自由玉の部)。そうよ、私尺玉見たくてここまで来たのよ!!


▲昇朴付紅彩千輪:菊谷小幡煙火店(群馬県)
 忘れ柿も季節を変えて…。


▲昇曲導付万華鏡写輪丸:和火屋(秋田県)
 和火屋さんを代表する玉ですね。輪廻眼とか白眼とかはまだですか!?


▲昇曲導付き光波菊:小千谷煙火興行(新潟県)
 愛染だと、この手の変化玉があまり見られない気がしていたので、こちらに来たのだが、満足いくいい玉が見られた。ここまで来たかいがあるってものである


▲昇曲付八重芯錦冠菊:野村花火工業(茨城県)
 野村さんの現場では見られるけれど、玉だけ納品するレベルでこれが出てくるのは結構珍しい気がする


▲昇り朴付紫陽花:マルゴー(山梨県)
 ハイブリッド系紫陽花の千輪か…。ただの紫陽花で済まないあたり


▲光のエンブレム:小松煙火工業(秋田県)
 風格すら漂うゴージャス感


▲カスミ草:山内煙火店(山梨県)
 小割が金砂のメダルのようで、珍しいタイプの千輪。


▲昇分砲付き煌めき朧柳:伊奈火工堀内煙火店(長野県)
 朧柳は相変わらずきちんと映らない…。


▲昇曲導付八重芯錦冠群声:紅屋青木煙火店(長野県)
 野村んといい、青木さんといい、冠好きですか、青森の人?


▲昇朴付きイルミネーションの華:響屋大曲煙火(秋田県)
 華やかな印象

 このひろさき花火の集いは花火だけではなく、地元の芸能の発表も行われる。ステー上で踊りなどが披露されるが、花火写真メインの自分は割かし後ろのほうにいるので、ステージの様子はよくわからないw


▲ステージの特殊効果というには大きすぎる花火の演出w
 正面で見ていると近くに見えるから、蜂の動きには焦った


▲中央のピカーっと光っている間にステージ演者がいたりします


 全国花火名人尺玉共演(多重芯割物の部)は抜粋。


▲昇曲導付八重千華芯菊先オレンジ千華:山内煙火店(山梨県)
 錦ではなくぱっきりしたオレンジ。オレンジは山内さんのコーポレートカラーです


▲昇分泡砲付四重芯菊先緑銀乱:伊奈火工堀内煙火店(長野県)
 これは大柄でゆったりとした尺らしい尺玉



▲そして再びステージと花火の競演


▲某〇玉県とか〇奈川県では決して許可が出ないであろう低角度のトラにビビる。
 これか!!


▲そしてフィナーレへ

 終了後、友達の車で駅前まで送っていただく。その節はありがとうございました。

 翌日は弘前城をたっぷりじっくり植物園まで(大雨に降られる)見て、ねぶたの施設を見て夜のフライトで東京に戻った。なお、電車の時間を間違えてい弘前駅に2時間近くステイすることになったのはウッカリさんにもほどがあったorz
 おかげで三内丸山遺跡を見る時間がなかったよ…。