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ずいぶんごぶさたの立川まつり

2016-07-31 06:43:00 | 花火

▲尺5寸「青芯咲分牡丹」
 東京湾大華火無き今、ここが都内で一番大きな花火を上げとるんやで!!

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 夏の昭和記念公園の花火って、何年ぶりかなって記録をさかのぼってみると、2008年のことだった。もうあれから8年たっているのか…。
 予定は入れていいたものの、いまいち乗り気ではないのは、この花火、なかなか絵にならないのだよね。メインの観覧場所は公園内の「みんなの原っぱ」。広くていいんだけど、花火との間に小さな森がある。こいつが、イケていない。かといって、この場所以外は、もっと木々が邪魔で、さらにワイドなんて上がった日にゃ、斜めってしまうこと請け合い。

 冬の花火は、1か所打ちだから、前景を選べるのだけど、ワイド打ちがあるとちょっと場所を選ぶ必要がある。本当は、打ち上げ場所がぶり付き派で、前景はなくて構わないのだけど、ここ本当に前に邪魔な「何か(たいていは木々)」が必ず前にあるのだ。それが気に入らない。

 打ち上げ場所は公表はされていなかったと思うけど、隣接する自衛隊の敷地なんでしょうねぇ。ホソヤさんだし。

 無料エリアで(あ、公園内に日中入るには入園料が必要です。18次以降は無料になるが、大混雑で原っぱまでたどり着けない可能性高し)は、入り口わきの広場から斜めに見るってのもあるようだけど(確かにある一角が見通せる)、これもワイドがどう見えるかわからないし…。

 そうやってあーでもないこーでもないと思っているうちに一つ気づいた。あの高台に行けばいいんじゃない?

 ということで、その場所に向かうが、そこは観覧NGの場所だった。
 まぁ、広い公園内、本来の開園時間でもないときに、あちこちに人が散らばったりしたら警備しようのないのはわかるけれど、そこいい場所なんだけどなぁ…。そこからなら花火は斜めになるけれど、多少夜景と絡められるんだけど…。その気になれば、スカイツリーと絡められるんだけど…。
 何せ、最後の言葉が 「自衛隊からそこでは見るなと命令されている」でしたから…。

 これって、世界各地で多発しているテロの影響ですか!?



 ということで、あきらめて原っぱに戻り、一人分のアキを見つけてセンター近くに座る。ちょうど通路の前だったので、安心して三脚を立ててみたが、その後、通路に堂々と人が敷物を引くようになった。
 「ここでいいじゃん」ってわがままを言う子どもに対して、「ズルはいけないよ」って諭したら、お母さんに「そんなの(私の忠告)無視しなよ」って言われました。この国は終わっとる…。。
 隣のグループは、あさイチで場所取りしていただけに、無法化する状況に信じられないものを見ている顔になっておりました。


 ということで、打ち上げ開始でございます!

 ここ、アナウンス設備はあるのに、全く花火の案内ないんですよねぇ…。当然音楽もなし。これ、改善した方がいいと思うんですけど…。


▲ポカッと彩色千輪かわいいな


▲尺5寸「紫芯菊先変化」
 尺5寸の1発目。油断していたら上が切れました…orz


▲和火から明るい緑のチラチラ。4号ぐらいかな


▲尺玉だと思うけど…。蝶とリングの方向があっち向いたのかな


▲尺玉

 これがなかったらまず行かないと思う、芸協玉10発の打ち上げ開始! えぇ、アナウンスも何もありませんから、一般の人が見たら何が何やらですわ!


▲芸協玉:昇小花八重芯錦先変化菊紅残光 堀米さんの


▲芸協玉:昇小花栄光の華 細谷さんの


▲芸協玉:昇曲導付花毎の月 小泉さんの


▲芸協玉:昇小花八重咲侘び寂びの華 山内さんの


▲芸協玉:昇分花八重芯菊先黄金光露錦残輪 篠原さんの


▲スタマもワイドになりました


▲斜め打ちも前にはなかったな…


▲尺5寸「紫芯錦冠」

 最後は、紫芯錦冠→青芯錦冠→緑小花入錦冠 と尺5寸の三連発!! 1発1発しっかり見せてくれたので、大変満足しました。玉の印象は同じなんですけどね…。




 帰り道、原っぱ出口付近で人の動きが止まっていたので、西立川口へ。DJポリスが駅に入るのに時間がかかります~!って言っていたけれど、どう見ても駅ガラガラ。するすると駅に入って、立川へ。立川からもスムーズに帰れました。
 
 ここ、もうちょっと公園側と打ち合わせしてな、もっといい花火の見せ方があると思うんだよね…。

雨と煙の柏崎

2016-07-28 23:54:00 | 花火

▲今年も太鼓のフィニッシュとともにワイド打ち。しょっぱなから雨粒付いとりますがな…。

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 今年は平日につき、どうにも仕事が休めなそうで、午後ようやくたどり着けるか着けないかという状況だった柏崎の花火。なんだかんだといろいろとあって(裏で手を回したり強権発動したり賄賂渡したりしたが)、前夜に出発と相成った。
 だが、天気は下り坂。ずーーーーーーーっと傘マークが並んでいる…。こ、これは、私が裏で手を回した報いか!?(なお法律に触れることは一切しておりません)。

 ということで、実家を12時過ぎに出発! 40分ほどで柏崎の待機列に合流。


 ………少ない。


 天気が下り坂だからか、平日だから、並んでいる人数が圧倒的に少ない。これは夜中に伸びることはなく、明るくなってもそれほどは増えなかった。
 早々に知人と合流し、何と屋根のある待機。あぁ、屋根があるってことがこんなに素晴らしいこととは…。夜中に雨音を聞きながらうつらうつらする恍惚よ…。

 とはいえ、2時間ぐらいしか眠れていなかったけれどね。前日、何とか仕事を終わらそうと2時間睡眠だったから正直ヤバい。

 7時の開場で無事場所確保。砂袋保守中、雨が降ってきた(T_T)
 雨降る中、駅方面に戻るが、やはり体がつらい。ということで、ネットカフェで休むことにする。マッサージイスでぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりされて寝落ち。復活! 

 夕方、現場に戻る。雨ぇ…。
 すべて砂まみれになりながらのスタンバイ。
 開始直前に隣のグループが来て三脚立てるのはいいが、そこ、思いっきり私の画角!!! 
 もう花火も始まるので、事を荒立てはしなかったが、途中我慢しきれずに自分のポジションを変える。なんというか、昨年も思ったけれどさ、ちゃんと周りを見ましょうね。



▲超ベスビアスワイドスターマイン


▲超ベスビアスワイドスターマイン



▲ベスビアス大海中空スターマイン


▲超ベスビアスワイド海中空スターマイン
 ブルボン提供なので、プチくまからのスタートでした


▲尺玉5発同時打ち上げ


▲ベスビアス大海中空スターマイン


▲大スターマイン
 これね、これ以上左に振ると、隣のヤローの傘とかカメラグッズとかがフレームインしてきやがるんですよ###


▲尺玉100発一斉打ち上げ。今年は分砲千輪一段でした。そして、風向きかな、はみ出した…orz


▲ベスビアス大海中空スターマイン


▲大型ベスビアススターマインは好物の大柳火!! トリミングで外してあるが、これも隣のカメラとかもろもろとかが邪魔なんじゃ!


▲ベスビアス大海中空スターマイン。今回は、海中空スターマインに力を入れてみましたでございます


▲今年は満星の星とか抜きハートとかよく見えました


▲大海中空スターマイン。きれいな色バージョンもありますよ


▲三尺玉二発同時打ち上げ。今年も左の玉コンディションが少し良くなくて…


▲柏崎市民一同。5色扇打ちですよ。


▲柏崎市民一同。なんとなくそれっぽく撮れた


▲尺玉300連発。この色あまり見たことないよな…。


▲尺玉300連発。この三脚、ある角度以上上に向けると、重さに耐えられずカックンすることが判明…。大柳火ぁ…(TmT)


 雨は降ったりやんだりであったが、時々風が吹くので、終始見えなかったというわけではない。だが、やはり煙は少ない方がいいよなぁ…。

 雨で人出が少なかったためか、柏崎駅ではあまりのスムース入場。途中駅で下車して友人の車で実家まで送ってもらいました。ありがとうございました。


 まぁ、長くやっていれば晴れている日もあれば、雨降りの日もある。それでも浴びるような花火には満足であり、開発風も心地よい現場であった。
 来年も無事に来れるといいな…。

2年ぶりの鎌倉花火は凄すぎた!

2016-07-24 11:12:00 | 花火

▲オープニングスターマイン

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 昨年は開催2日前(?)に突如中止が決まった鎌倉花火大会。今年は月曜日の段階で中止情報が流れてこなかったのでリベンジマッチ。
(鎌倉の花火打ち上げのための台船は、東京湾からぐるっと持っていくため外海が荒れると曳航できないという弱点があることを昨年知る)

 お仕事佳境で、猫の手も借りたい状況下、同僚の言葉を無視し、自分の仕事も半ば放り出して早退する。湘南新宿ラインで駅弁を食べ(グリーン車があるって素敵)、鎌倉に降り立つ午後3時。すでに駅前は浴衣娘濃度高し。駅前の店で夕食用のパンと凍ったペットボトルを調達して、海に向かって歩く。
 一昨年は出遅れていたため、最初から材木座に誘導され、由比ヶ浜には出られなかった。今年、初めてセンター位置を見る。

 まぁ、結局材木座側に移動するんだけどね。

 それにしてもすごいねぇ。ビキニのお姉さんがケツぷりぷりして歩いているし、それに群がる男たちいるし、漫画やドラマの世界やなぁ…(紫外線過敏症のため、海水浴は10代で引退しました。太平洋に入ったことありません!)

 ということで、前回は材木座の端っこに行き過ぎてワイド感ゼロだったので、その半分手前ぐらいの位置で三脚を広げる。幸い、強い日差しはなく、風も心地よいので待機も苦ではなかった。


 夕焼け色が消え、藍色空に開幕を告げるアナウンス(ここ、アナウンス聞こえるんだ!? ←まだ2回目だから状況イマイチ把握できず)。
 打ち上げ開始でございます


▲10号


▲10号


 ちょ、ちょっと!! スタートから飛ばしすぎではないの?
 この疑問はある意味あっていて、以後すごい花火の連続となる。スゲーな、リベンジマッチは私の方じゃなく、煙火店さんの方が何枚も上手だったんだな。

 続いては「匠の花火」
 最近、数は多くないけれど、こうやって1発1発しっかり見せてくれるコーナーが増えてきているよね、いいことだと思う。


▲「匠の花火」10号/糸井火工
 昇り曲導付きグラデーション芯グラデーション八方菊



▲「匠の花火」10号/伊那火工堀内煙火店
 昇り分砲付三重芯菊先青紅銀乱



▲「匠の花火」10号/大洋花火 金秋花



▲「匠の花火」10号/丸玉屋小勝煙火店
 立体ビールジョッキ

 夏最強の定番逸品ですね!


▲「匠の花火」10号/マルゴー
 古都に咲く花


 

▲千輪も鮮やかな色どりで美しい



▲水中花火 船の上から火をつけた花火玉を投げ入れ、海上に半円の花を広げる

 一昨年の場所では、この水中花火の広がりがナッシングで、不完全燃焼で終わった。今年はこれだけ広がりのあるのを確認できてやっと留飲である。



 第2章はサポーターズ花火。要は市民スポンサーの花火。7号・尺玉クラスになると、本当にこれ上げちゃうのぉって贅沢な花火が上がってビビる。


▲7号


▲7号


▲尺


▲尺→これ「きよしパパ大好き}ってメッセージで挙げられたのだが、きよしパパ幸せすぎるやろっ!!!


▲尺。さすがのレノボ様


▲3号×3・4号×4・尺の段打ち
 盛大なるアホ毛に目が釘付け



▲環境配慮型花火。
 浄智寺の境内から出た木材から作った炭が材料となっているとのこと。いわゆる和火のスターマイン。マルゴーさんだからとりわけ暗い?


 第3部はデジタルガレージ DGキャンプ鎌倉花火タイム。
 何やら有名なデジタルコンテンツを提供している会社らしい(すみません無知で)。


▲DGスターマイン


▲DGスターマイン


▲7号
 個人的には、これが結構よかったと思っている


▲尺玉。これ、静止画では伝わらない花火の代表格だからぜひ現場で見てな。神明では上がるかな?


そして第4部の鎌倉花火づくしでフィナーレへ…。




▲水中花火と5号玉


▲7号玉。半々で別な星しかも複雑系を詰めている~


▲花火賛歌スターマイン
 ちょ、ちょっと真ん中に上がる玉がすごいことになっているんですが…


▲尺玉2発同時打ちで、千輪ダブル攻撃その2~!!

 (その1は暗い玉で撮り損ねている※編集放棄)


▲尺玉2発同時打ちで、千輪ダブル攻撃その3!!

 これ、市川三郷の夜空いっぱいに決めてください!!



▲グランドフィナーレスターマイン


▲グランドフィナーレスターマイン
 〆は錦冠で…。




 いやぁ、すごかったよ、すごかったよ、笑いしか出なかったよ…。

 ちょっと、本気出しすぎじゃないですかね。今年神明も日曜開催だし、お客さん集まりすぎちゃうじゃないですか!? と言いつつ、ニマニマが止まらない。

 反省会の雰囲気を察知しつつも、翌日も会社なので、人込みを縫って鎌倉駅へ急ぐ。駅前はすごい人込みなのだが、今年はなんと5分でホームに入れた! 2本後の湘南新宿ラインで新宿に向かうが、平日が故、横浜とか渋谷とかでリーマンが多数乗り込んできて、ちょっと窮屈だったな…。


 ということで、何か3年越しのうっぷんが一挙に晴れたような1日であった。


湯河原の高台より

2016-07-23 18:11:00 | 花火

▲小さいけれど、左の花火が可愛くってね。だからトップにピックアップさ

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 玉村の翌々日、湯河原の花火である。齊木煙火本店である。きれいな玉なのである。見に行かなくてはならないのである。

 だが、この日は前日までの過ごしやすい気温が一変。何やらテレビから高温注意情報とか35℃超えましたとか不穏な雰囲気。早い話が暑すぎ…。

 当初家を出ようと思った時間を過ぎても家でぐずぐずしていた。19時着なんて後ろ向きの路線検索をして過ごす。さすがにその時間ではまずいだろうってことで少し早くは出たが、結果としてはその時間に湯河原の駅に着いたw

 この時間からロケハンするのも面倒くさいという実にやる気のない理由で、昨年と同じ場所を目指す。そして道に迷う…orz。
 昨年、この道を通ったのが真っ暗な夜だったので、明るい昼間だと雑念が多くついあらぬ方向に行ってしまいがちである。それでも何とか目印を見つけて、坂道を上る。急なのよ、この坂道。汗だくで息が上がったところで、目的地に到着。すでに見知った顔が数名。玉村組もいるね。

 台船が昨年より離れているという情報で、無理に前には行かず、昨年と同じ場所に三脚を立てる。ふと音がする方を見れば、真鶴あたりで一足早く花火が上がっている。


 花火開始直前に、主にご近所さんがワラワラ湧いてくるのは昨年と同じである。




▲いきなり足元出遅れてるし…


▲今回、この曲導詐欺が多くてね…

 曲導とは、打ち上げ筒から出た花火玉についている「光のしっぽ」のことである。シンプルなものだと銀龍や朴といった直線状のものもあるが、そこにさらに仕掛けをつけて昇雄花とか昇木葉とかといった華やかな昇も少なくない。大会クラスだとこの部分からして派手なので、昇が派手だとつい期待しちゃうのだよね。
 そうしたら、そうでもない玉であったということ。
 まぁ、大花火大会を前にした時期であるから、昇もテストしたかったのかもしれないんだけどさ。それにしても今回はこの昇にキタキタキタ~っと声を出して、開くとがっかりというのが少なくなかったな。



▲台船2台からのツインスタマもございます

 湯河原の沖合に浮かぶ2台の台船から花火が打ちあがる。
 最近はGPS付き台船というのもあって、思った位置にピタリと止められるという話も聞いた。だから、昨年よりも2台の台船の間が開いたということは、すなわち何か「離れる理由」があるからである。
 その結果は後程分かるのであるが、この時点ではなんじゃろのうと思うだけであった。



▲低い玉はそもそものサイズが小さく、大きな玉は高く打ち上げられる


▲この紫はもっとすごいのを見たかった

 今年は、変化自体に「おおおおおおおお!!!」と叫ぶものはなかったんだよね。その点が残念なんて言っちゃうのは完全にこちらのエゴである。



▲今回は、この小さいスタマが一番声出たかな

 小さいからダメってことではなく、そもそも都内の花火は3号や4号がといった小さな玉が多く、5号で大玉と言っちゃうほどなのである。ちなみに、1号の玉は大体直径3センチで5号となると直径約15センチとなる。
 新潟だと尺玉(10号玉)デフォルトであるから、その小ささはいつまでたっても慣れないのが本心である。

 なお、花火の大きさは、打ち上げ場所の環境によるものが大きく、東京のように建物が密集して建っているところは、どうしても小さい花火しか上がらなくなる。
 要は新潟のような田舎はだだっ広い土地があるからこそ、10号デフォで、ついうっかり2尺(20号・60センチ)や3尺(30号90センチ)、4尺(40号120センチ)なんて大玉をポポポポンと打ち上げてしまうのである。



▲もっと、大きな玉で見せてくれぇ!!(昨年も思ったよ)


▲虹変化ですよ

 ポカッと割れた玉の中に「部品」が詰められており、その部品が色を変えて変化していくもの。こちらの煙火店の特徴的な玉でもある。



▲これももっと見たかったんだよ

 そしてこれはが聖礼花。きれい系の先駆けとなったといっても過言ではないだろう。「幸せを呼ぶ花火」として煙火店自身も大切に扱っているのが好感を持てる。



▲芯の色がもうちょっと出るといいのだけど

 芯の変化がこの煙火店の特徴の色であるが、もっと劇的に変わってほしいなぁとわがまま。



▲左の玉はセンター真っ白じゃないのが気になる。去年からずっと気になっている。

 最近の変化玉って見た目のイメージと、1枚の写真となった時のイメージが異なるというのが少なくない。まぁ、私の脳がそういう風に再構築されないだけなんだけどw。これもその手のもので、あの変化からどうしたらこうまとまるのか、よくわからないでいるwww



▲ミニ聖礼花のスタマ

 ないよりはやはりあったほうが嬉しいものである。



▲ぐるっと色変化のスタマ

 


▲こういう時は、隣にもブーケ級を置いてほしい。揃えられないのならなおさらさ

 そもそも台船2台並べているのだから、左右で花火の種類を揃えてしかるべきだろうと思うのはこちらのわがままであって…。せめて色違いとかで高さをそろえるとかさぁ…。引き立て役にもならんぞ。



▲これも曲導て期待高まったが…。まぁ、見たことない玉なのかもしれないし…。

 この明るい曲導は、写真では白飛びしているが、パステル変化しながら登る曲導である。この先にはブーケ級の玉が来るのが相場であるが、ここではそんな贅沢はまずないとわかっていて騙されるのであるw まぁ、騙されてもうれしいこともあるのだけれどね



▲これな、左の銀の先がパステル変化していってるのだが、こう見るとわからんもんだな

 「先」というのは光の一番外側を指す。あーただの銀ねぇと思っていたら、消え際になんか変化しおった!! と慌てる一瞬である。



▲これが台船が前年より離れていた理由。斜め打ちで二つの台船からの玉が重ならないように…という思惑だと思われる。

 なお、これはさすがにカメラの画角を横にしないと収まらんなぁと横にしたら、こういう打ち上げが終わったでござるorz



▲下の玉は小さいので、相対的に暗い。だから開放気味にしていたら、扇に明るい玉が来て飛び気味に

 こちらの煙火店は、1発でスターマイン級の明るさを有する星を持つため、基本絞り気味で撮るのだが、さすがに小さい玉は火薬総量が少ないため、発光量そのものが少ない。そのあたりを慢心と撮っていると、こういう憂き目にあう。



▲ちと寂しかったので、コンポジしちゃいました。そして少し明るく仕上げすぎた


▲フィナーレは銀一斉で…。

 飛びます飛びます!!


 ということで終了~。

 駅に向かってぽてぽて歩く。駅に着いたら、次の電車まで20分もあるという事態。東海道線はこの時間帯にやる気を失っているらしい。駅前のコンビニにてビールを買ってホームに上がる。アルコールが入ると途端に気が大きくなるもので、節約小田急経由で帰ろうと思ったけれど(往路もそうだった)、気が付けばグリーン車に乗っていたよww

 怖い、お酒って怖い!!(なにを今更…)


 なお、今回の収穫。
 「PASMO」でもグリーン券情報書き込めるで!!

 えぇっ!! 花火の収穫じゃないのぉ! はいそうです。



たまむら花火大会で翻弄される

2016-07-17 22:52:00 | 花火

▲スリーディなんですよ、これが

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 先週のお馬さん花火が夏花火の開幕戦ではあるが、あれはいわば前哨戦であり前夜祭である。やっぱり新潟生まれとしては尺デフォルトだから、大玉が入らなければこうイマイチ乗り切れないわけだ。

 ということで、たまむら花火大会である。小幡さんの尺堪能~♪って思っていたら、プログラム上に2発しか尺がないだとぉぉ!? なんなの!? なんの冗談なの!? そしてこの3D演出ってなんなの???

 ということで、朝早くから現場に向かう。なお、15分寝坊したがゆえに新幹線を使う羽目になる。
 たまむらは元々非車民にはなかなか行くのが難しいところで、行動は現地のバスに間に合うように逆算して起こさねばならない。でもってそのバスが結構少ない。新町よりも前橋からのバスの方が少しだけ現地に早く着くので、今年はそちらから攻める。
 広い会場の反対側のバス停に着くのが8時30分ちょっと前。ちょっと脇道に入ると、そこからだたっぴろい田んぼがどーんと広がり、対岸に小さく観覧場所が見える。
 まぁ、8時が早期開放開始だから完全に出遅れているんだけれどねw

 今回は、ネットにつながっているだけのまだ会ったことのない方が先着しているというので、なんと図々しくも場所取り便乗。その説は本当にありがとうございました m(_ _)m

 ちなみに、9時ちょっと前到着でも早期開放エリアに場所は取れます。ただ、このエリアがベストの観覧場所ではないのが、ここのトラップであるんだよね。一般の方はここで十分だと思うのだが、花火好きにはちょっと問題ありでして…。
 なお、早期開放エリア以外は一般道(結構車が通る生活道路)であったり、個人の土地(普通の道に見えても私道だったりする)であったりするので、不見識に場所取りをするのは止めましょうね。スタッフや地主さんが剥がしますし…。

 その後は、コンビニでご飯やらアイスやらを買って日陰でひたすら休む。何しろ2時間睡眠なので眠い…。ただひたすらに時間の経過を待つ。
 午後、かなり限定的ではあるが場所取りのようなものが拡大し、そちらで立待岬。改めて筒の配置を確認する。そうして日が暮れてようやく打ち上げ開始時間となる。あ、そういえば今年はたまむらより少し前に上がる某所の花火大会なかったな…。
 


▲開幕スターマイン。筒が広範囲に設置されているので、どこから打ち上がるのか初弾は結構迷う未熟者である

▲開幕スターマイン。大玉はたまに…なので、それ以外はトリミング


▲5号お祝い花火。
 スピーカーからかなり離れていたので何を言っているのか全く聞こえない…。まぁ、今年は小学校の方にもスピーカー増強いただいていたので、早期開放エリアではよく聞こえたものと思うよ。

 メッセージ花火終了後、本編に突入。
 本編は全体を3部に分けた構成で、第1部は「菊花の極め」。何しろ打ち上げは「菊屋小幡花火店」である
  ↑


▲大スターマイン


▲4号でもきれいなものがある


▲貴重な尺の1発目は「モノクロームの華」でした

 日中、誰かが話していた通りの展開になりました。
 ってか、モノクローム上げるときはアナウンスしてくれよ~。設定、ほかの花火と全然違うんだよ~。



▲だしか7号だったかな。私の中ではこれは小幡さんっぽい印象


▲尺2発目。えぇぇぇ! これでもう尺終わりぃ!? しかも曲導もげてわけのわからんタイミングで咲くし…。


▲特大スターマイン


 第2部は「田園に咲く夢の花」ここは型物だろうって思っていたら、その前が結構長い。まぁ対打ちメインなんだが、見ている場所が打上現場に近すぎるので、間が空きすぎる感が…
 そうして始まったよ、おなじみの型物シリーズが…。


▲今年はにゃんこがいい子にこちらを向いた。


▲これは何だろうって、思っているのだが、ひょっとしてコアラ? 正解教えて!


▲あんぱーんまーん! 実は先日バタコさんが女の子でないと知ってショックを引きずっているw


▲ぐんまちゃん

 ん? アレたまたんは?
 型物終了~。



▲ダブルスターマイン


▲8号、羽衣だ。このシリーズ好きです。


▲8号。えっと緑が好きって聞いているけれど、たまにはピンクの大玉があってもいいんやで。
 私、小幡さんのピンクが好きなんですよね(少数派!?)


▲8号2発って書いてあったけれど、同時に打つなんて聞いてないよ!(告知する義務はありません)


▲ワイドスターマイン。カラフル扇がプシャー! 田んぼの水と遠くの水鏡に少し映る


▲ワイドだから、はみ出るよ!(開き直りっ)



 そして第3部:3D演出フィナーレ「玉村の夜空に踊る花火たち」が、始まるよ~!!
 事前情報では、お馬さん花火とは違うタイプの3Dと聞いてはいたが、それで大丈夫なのかなぁと期待と不安…。


▲なんか、パラッパラ上がるんですが…。あ、右端も上がった


▲なんか、花火のイメージ写真でコピペして貼り付けたモノみたいになった


▲あれ? たまたん?

 こんなところにおもむろに「たまたん」ぶっ込まないで~!!
 型物と割物、全然撮り方違うから~。何よりも、後ろの子どもが「ジバニャン、ジバニャン」というのだが、たまたんはもう人気無いの!? 知名度落ちたの!? テントで「たまたんスティック」(同やら食べ物らしい)売っていたけれど、もっと販売強化しようよ!!



▲足元のトラ系を見ると、なんとなく3Dっぽさが分かる?


▲赤い羽衣もあるよ


▲で、中にまぶした尺玉キタ――! 3連続で、最後のがはみ出したorz

 多分2発きりってことはないだろうと思っていた尺玉。おそらくスタマにどこかにまぶされてくるんだろうねぇとは思っていたけれど、まとめ打ちとは思わなかった。まぁ、きちんと見せたい大玉をあちこち置いてプログラムの流れを中断するよりは、まとめてあげるほうがいいだろうしね。


▲そしておなじみの一斉打ち


▲その2。わずかに斜になるが、やはりこれは正対位置で見ると気持ち良い


▲足元を見ると、従来にはない立体的な筒配置になっており…


▲いや、むしろ足元のみに注目して!


▲立体感との対比か、やけに一斉打ちが見られた


▲そしてラストの銀一斉は分かっていたけれど、飛ぶ。


 結局、3D感を目に映る形にするには、足元の小型煙火が観客席から見て前後に配置されているのが分かるかが重要で、そこが見えるとそれっぽく見える。ただ、これはこうやって記録に撮っているから分かる訳であって、会場にいたマニア以外の一般客があの瞬間、そこまで理解してみていたかは不明(正直言えば無理だろう)。
 要は、お馬さん花火のように狭い範囲に小型煙火を密集させて、分かりやすく3Dを演出したのではなく、広い田園を舞台に、前後左右上下を使って広大な空間を花火で埋め尽くそうという発想なのかと…。だからこそ玉が重ならないようなゆったり打ちであろう。そして、それは早期開放席が花火正位置に対して斜めに設置されているからこその、サービスなのかもしれない。


 ということで、無事終了~。
 昨年に引き続き、知人の車に相乗りさせていただき、ひとっ温泉浴びてビール飲んで(ドライバーさんすみません~)帰宅。


 会場でお会いした皆様(特に今年は初顔合わせが多く、ありがとうございました)、いろいろと楽しゅうございました。またどこかでお会いしたら声かけてね。おばちゃんもうボケ始まっているからさ~ww(記憶力のなさを前面に出して生きております)