オープニング花火「VICTORY ROAD~想いは一つ~」
若松屋
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今年、5月にラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)を舞台に「花火フェス」というイベントが行われた。非常に魅力的な内容だったが、その前日に黒船まつり(静岡県下田市)の花火大会に行く予定を立てて宿も有給申請も済ませていた自分にとっては、ちょっと予定外だった。
行けばよい内容だと予想され、実際いい内容だったわけだが、まぁ来年行こうかと思っていた。
そんなところに、秋「花火甲子園」やります、ラグーナで!! って方が流れてきたら、思わず乗っちゃうよねw
ということで、三河大塚の駅からとことこ坂を下る。細い路地を歩いていると、この辺りは元漁師町だったことがわかる。そしてその路地の向こうにそびえたつ大観覧車がちょっとした異次元感があって、なかなかザワザワする。
すでに入場待機列ができていた。その列よりもはるかに長い屋台の圧がすごいw しかももう販売開始できまっせモードで…。いや、うちら場所決まらんと屋台飯どころじゃないんで…。
入場後、場所取りをして、ラグーナの物販で蒲郡のミカンをゲット! ついでにニンジン50円とか、栗饅頭とか、ウナギおにぎりとかを仕入れ一休みしてから再度会場へ…。渥美半島と知多半島に囲まれる三河湾だから、対岸がうっすら明るい。
そうして、暗くなり、打ち上げ開始の時刻となる。
◆◆◆今回、三脚が脚・雲台とも壊れ、一部ビヨヨヨ~ン
となっている画像ありますorz◆◆◆
JCスターマイン。対岸が明るい
【5号玉優勝:三遠煙火(株)】
「いないいないばぁ~みんなで笑顔になーれ~」
左の状態から、右の状態になる変化玉。さすがに同一玉では撮れないので別玉ですw 左の玉の黄色いラインが消えると、右上から左下に楕円に入っている円が見えてきて、この円が正面を向くと、右のような「笑顔」に見えるから「いないいないばぁ」なんだよね。
【5号玉準優勝:㈱磯谷煙火店】「スノークリスタル」
まぁ、新作花火を競う大会ではないから、おなじみの玉が出たっていいんだよ。実際、そうしている会社さん多かったし、5号としては端正だったし。
【5号玉特等:響屋大曲煙火(㈱)】「さくらんぼが実るまで」
ピンクの花が咲き、実がなり、赤く熟すまでを一玉で表現した花火。5号って直径15センチぐらいの玉で、その中に花色の変化星と実色の分火星を配することで表現している。
【5号玉入選:(株)北日本花火興業】「インパクト・コア」
10号もそうだけれど、ぶっちゃけ本店チックだよね…
ε=ε=ε=ε=ε=ε=((((((((((ヽ(。>Д<)
【5号玉入選:(株)華松煙火】「Moving Art」
5号だと、変化ぶぶんが少ないから静止画だと味気なく映る
そのほか、5号玉で気になったものをいくつか…。
「瑠璃色華模様」生島煙火 艶のある青
「スピリチュアル」加藤煙火
自分のレンズ、フラッシュが割と星になりがちなんだよねw
「昇り曲導付複輪入和火」豊橋煙火 割と好みの問題
「雪華~春を呼ぶいろどり~」若松屋
この玉は複数打つ方が華がある
「令和を祝う!紅梅の唄」ホソヤエンタープライズ
これも複数取り込んでいるんだけれど、土浦のカスミ草から長い蕊に変わった分華やか
「モノクロームの華」菊屋小幡花火店
最後まで撮ると、次の玉が開きだすというね…。
「光と闇のレクイエム」菊屋小幡花火店
大曲で内閣総理大臣賞を取った業者から選ばれ、大曲での特別プログラムをアレンジ再現
10号玉の部
【10号玉 優勝】(株)小松煙火工業「昇曲付五重芯変化菊」
こんなところで(失礼!)こんな玉を上げるなんて、なんなの!? 威嚇なの!?(違います)
【10号玉 準優勝】(株)北日本花火興業「GENESIS」
本店っぽい………………━━━━━━━━ε=ヘ(*`゚ω´)ノ .:*゚
そしてフィル・コリンズさんはお元気でしょうか…w
【10号玉特等】㈱磯谷煙火店「ミラーボール」
うん、磯谷さんは、しばらくこの尺で押してくるんだよね…。
【10号玉入選】三遠煙火(株)「いないいないばぁ~世界中に笑顔を~」
これ、自分のところからは全く見えなかったので、曲導だけ笑顔!?で終わったんだけれど、ちゃんと見た人いるの!? 審査員含め←ここ大事!
【10号玉入選】(株)マルゴー「木漏れ日の下のブルーベル」
あ、ウチ、木漏れ日ないけれど、昨日ブルーベルの球根買いました\(^o^)/
「Mystery Stone」磯谷煙火店
音楽花火の創始者による演目として
そして気になった10号玉よりピックアップ
「夜光幻想花」新潟煙火工業 ブラッシュアップしてきたのかな
「昇り曲導付複輪入和火」豊橋煙火
これ、豊橋さんで一番いい四重芯だったと思う。土浦と風まつりぐらいしか見ていないけれどw
「結晶花」若松屋
この名称の花火があるってことを知ってこの名なのか、そうではなくてこの名なのかが気になります!
「不知火」ワキノアートファクトリー
本物の不知火を見たことがないため、リアルなのか、そうじゃないのかが分かりません
「緑青の花模様」糸井火工
「里山の忘れ柿」菊屋小幡花火店
しいて言えば、小割の飛びの均一性かな…。
そしてフィナーレ花火は加藤煙火さん
無事に終了\(^o^)/
行きの逆の道を通り、三河大塚の駅に着いたのが20時過ぎ。自分の取ったルートには同輩はおらず、みんな蒲郡に行ったのかなぁと思ったら、結構この駅の利用者がいた(JR側も臨時に職員手配していたし)
豊橋で最終こだまに乗り換え、がら空きの自由席で一人酒盛りしつつ、スマホから画像をSNSに即効上げる(アナウンスさん必死にアピールしていたし)。
2時間ちょっとで東京駅到着。家に着いたのが日付変更線3秒前だった。
秋の花火だから、開始が18時と早めで、当日帰宅が可能となる。
あまり現地にお金を落とせないなぁとは思いつつ、ミカンを20個以上買い込んだw
花火の運営そのものはまだ初回だからあまり厳しいことは言うまい。慣れてないというか、初めてだから勝手も分からなかっただろうし、導線もいまいちなのは致し方ない。次回に改善すればいいだけの話し。
ただ、継続するにはもっと動員しないと難しいだろうね…。フェスの入場料は適切だったのだろうか…。東京民からしたら全然知らない人たちばかりだった。地元アーティスト中心だとしたら、もう少しお安くしてもよかったんじゃないかなぁ…とは思いつつ、費用が掛かるからというのであれば。費用対効果でシビアに見る必要もあるだろう。
花火、中学生以下は無料というのは、いい試みだったが、ホームページを積極的に見ない層にそれが行き届いていたかが疑問ではある。
たぶんこの部分は消すかもしれないが、加筆するかもしれないw