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本来の日程ではないから見れる花火

2021-05-30 00:58:00 | 花火

▲しょっぱなから大玉でGO!

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 コロナ禍がなかなか治まらない2021年。今年も多くの祭りや花火が早々に中止の判断を下している。

 見たことはあるが、行ったことはない花火大会もその一つ。大抵お盆ごろの開催で、何かと調整しづらい。
 ある年、新潟に帰省する際に新幹線でその駅を通過するときに新幹線に響き渡るバコン!! という音。ちょうど花火が開催されていた時で、駅からそれほど離れていない荒川河川敷で上げられる花火の衝撃音が新幹線車内に響き渡ったのだ。最初は、事故でも発生したのかと思って不安になった瞬間、進行方向左側で花火が上がっていた。
 ここの花火はこの経験しかなかった。

 熊谷花火大会は、2年連続で開催中紙が報じられた。
 その代替案として、市内5カ所からの一斉花火打ち上げ。

 打ち上げ場所は公開されており、どこから見たら全部見えるか、地図とにらめっこ。たぶん久下橋辺りからなら全部見えそうと思われた(実際多くの人がそこから見た写真をアップしていた)。
 が、ここで問題。帰路の交通手段がない。行きはコミュニティバスで近くまで行けるが、帰りはそのバスがない。駅まで徒歩約1時間…。別のルートのバス停に行くのにも約40分…。これは厳しい。
 駅からまっすぐのところに行くことにする。

 一応橋の向こう側まで行って見たが、対岸は木が生い茂っており、かつ警備員がNGを出す。結局戻ってきた(荒川河川敷って幅あるな。橋が長い長い)。
 時間が近付くと、それなりに人出が…。それでも本来の花火大会に比べれば人は少なく、密集には程遠い状態。
 地元の人も、今日は空いていていいな、なんて言っていた。

 そして打ち上げ開始。
 今回は、埼玉の煙火店が全社協力しての打ち上げらしい(あちこちの花火も中止・延期の報が続いている)。


▲左は荒川下流の久下橋で上がっている花火

 事前に知人から仕入れた情報によると、7号、10号が上がるのはここだけで、他は4号など小型花火が中心らしかった。実際、橋の上から筒場を見たら、大玉の筒が見えていた。


▲対打ち


▲いろいろ変化


▲色がしっかり出ている


▲八重芯


▲スライド変化がいろいろ


▲正面のは常時打ちあがるが、左の花火は上がらないときもある


▲芯入八方と点滅花火


▲フィナーレ


 初めての熊谷花火であった。
 通常のスケジュールでは何かと調整しづらいが(しかもめっちゃ暑いし、ここ)、今回のように時期がずれたが故に見られた花火であった。
 ちゃんと開催されるときにもう一度訪れたいが、お盆のピーク時だから、見に行けるかな…。

梅雨のお寺巡り

2021-05-23 22:00:00 | お出かけ

▲某有名観光地兼ロケ地

 チマチマとしているお寺巡り。期間限定のものだが、コロナ禍でいつの間にか期間延長となっていた。

 今回は最寄り駅からちょっと遠い寺も少なくなく、バス便も不便極まりない場所であり、また雨も降っていたので、タクシーを何回か利用した。
 最初のお寺へは駅からタクシーでGO! 途中からの山道が寺自身が切り開いた私道のようで、通行料を別途納める。それでも道が狭く、途中下ってくる車との行き違いがなかなかスリル満点だった。
 駐車場から即寺ではなく、20以上ある道しるべをたどって上る。眼下に見える田園地帯は、雨か霧かで霞んでいる。そういえば、梅雨に入ったというニュースを出発前に見ていた。

▲1日目最初のお寺は霧の向こう

 早々に納経してご朱印をいただき、駐車場へ。待っていてくれたタクシーに乗り、同じ道を下って駅へ。



 電車移動して宿を取った駅で降りる。ここもタクシーで移動。本堂の一段下まで一気に上がる。早々にお参りを済ませ下山する。木々の間からいい眺めが広がっていた。晴れていればさぞや絶景であっただろう。
 今日はこの2寺の予定のみ。上ってきた道とは違う、古い道を歩いて下りていくことにした。

▲2つ目のお寺は雨上がりだが、石段が濡れている

 車寄せのところから長い石段を下りていく。最初の内はまだ普通の石段だったのだが、だんだんと石段が崩れてきていて、石段の石そのものも雨に濡れて滑りやすかったり傾いていたりと、かなり神経を使う。もうこの後は急がなくていいからとゆっくりゆっくり下りていくのだが、それでも2度ほど滑って転んだ。幸いけがとかはなかったが、転ぶことでの恐怖感は増す。よりぎこちない動きとなって800段以上の石段を下り切った。
 
 この時点で予定より少し早く着いたので、ホテルへ行く前にちょっと観光も。
 

▲ラストオーダー前に滑り込みセーフ。めっちゃうまかった!! 日曜日なのに空いていた。もちろん名物の洋菓子も和菓子も買った。

 ホテルにチェックイン。毎度おなじみビジネスホテルである。チェーン系ではない。風呂って、寝る。
 翌朝、朝食を食べて(自分以外全員工事関係者だった)、チェックアウト。本日の目的地へ移動。
 
 2日目の最初の寺は、月に1回のこの日にだけ無料送迎バスがあると知ったので、この日に合わせての旅行日程だったりする(基本公共交通手段がない)。
 当日、バス乗り場が分からなくてウロウロしたけれど、白衣を着た人が並んでおられていい目印になった。そのグループには輪袈裟をつけた先達さんがいたから団体なんだと察する。
 バスに乗ってお寺へGO!結構走って山の上へ。普通の大型路線バスで、細い山のくねくね道を上っていく。この日も雨で、標高を上げるにしたがって、車窓がまた白くなっていく。


▲2日目も雨の中参拝
 到着した駐車場には結構自家用車が。この日の特別法要が目当てなのだろう。自分もそちらが気になったが、下りの送迎バスの時間的に長居はできず、お参り後は走ってバスに戻る始末。

 送迎バス、行きは山の寺へ直通なのだが、帰りはもう一つの寺の前を通るルートになっており、そこで途中下車ができるというもの。下りバスに乗った自分を含む4名は、皆そこで降りた。赤の他人だけど、目的は同じだからな…。

▲ここに来るのは中学生以来。確かこれは国宝だったような記憶
 修学旅行以来のこの寺、部分的にしか覚えておらず、中坊では興味もほとんどなかったことだろう。この年齢になれば経験値も増え、興味もわくが、何しろ雨が降っている。そして雨に濡れた石の階段。昨日の転倒ですっかりビビっていて、一歩一歩慎重に歩く。
 本堂で納経して、休憩所で一息ついて駅に向かう。

 平日だからかもしれないが、駅前の門前町もほとんど店を開けておらず、ひっそりとし過ぎ。今もここに修学旅行生は来てるのだろうか…。

 着いた駅は始発駅だった。どこでもICカードが使えるのはありがたい。ここから電車で移動。2両編成のかわいらしい電車の車窓を眺めながら10駅ほどに揺られて、下車。そこはあの有名ポイント。


▲下流の人々に「○○の水止めたろか」というポイント

 この川沿いに奥の山へ向かう。川の両側には桜が植えられている。桜のころはさぞや賑やかだろう。


▲ここから○○の水は山の中の導水路を通って流れて行く。この扉でも止められるのか!?

 水路と別れて山中に入る。目的の観音堂は奥の入り口からとなっており、入山料を払って門をくぐると、またもや長い石段が…。地道に上るだけっす。
 お参りを済ませ、観音堂をぐるりと見物し(檜皮葺の構造模型は非常に興味深かった)、ベンチで一休み。境内の売店は閉まっている。
 この寺の敷地は広く、本堂はまた別なところにある。そちらに足を向ける。


▲朝ドラファンなら見覚えのある所


▲ここがラストシーン

 まぁ、この寺は数々のロケ地になっているから、その看板も要所要所に立っていて、あまりの多さにちょっと笑った。


▲エゴノキの花が落ちて地上の星となる

 それにしても出口が分かりにくい寺で(普通とは反対回りだからなんだけれど)、出口が見えた時はホッとした。昼を大幅に過ぎており、お土産屋兼食堂のそばがおいしかったこと…。それにしても本当に観光客はどこにもいないんだな。

 駅から再度路面電車に揺られて最後の目的地へ。駅から徒歩30分かかるところで、最後のお参り。帰り道の30分が疲労困憊であった。
 そして今回の寺巡りは終了。

 駅でビールでも買って電車に乗ろうとしたが、駅構内ではすでにアルコール撤廃済みであったorz 

某プライベート花火

2021-05-09 16:29:00 | 花火

▲玩具花火でも本気でやれば、ここまでできるのだ。

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 3月に声をかけられたプライベート花火、見覚えのある場所での開催だった。
 当初は電車に乗り継いでいくのかと思ったら、幹線駅からバスでの移動。バンタイプのバスに初めて乗った。
 到着して受付すると、袋に入った棒状のものが渡される。中を見ると手持ち花火だった。これをするのもこのプライベート花火の一環らしい。

 手持ち花火なんて何年ぶり!? 30年ぶりぐらい!?
 そういえば東京は花火するところあるんかいな? って調べてみたら、家の敷地内や、家の前の道路とかではやってもいいらしい。↓役所のサイトより
 
 ちなみに、自治体の管理する公園でも届け出をすれば花火出来るらしい。
 まぁ、一軒家ではないから、家の敷地もへったくれもないんだけれどね…。いつか公園で線香花火でもしようかなw


 ということで、玩具花火やるよ!
 昨今の玩具花火は、中国産が主流なのだが、ここでは日本産の花火を楽しむ。すごーく長持ちする花火だったり、勢いの良い花火だったりと久々の花火だ。
 マニア内では噂の「聖礼花」花火。さすがにひとり1本とはいかないお値段なので、代表の人がするのを見る。手持ち花火用の火薬ではなく、「打ち上げ花火のあの聖礼花と同じ火薬」が使われているそうだ。その色変化がまさに聖礼花だったわけで、眼福であったsymbol1

 ※日本産の玩具花火はスーパーやホームセンターではなかなか売ってません。花火専門店の通信販売等で購入可能


 続いては、市販の玩具花火を使っての花火。
 売っている花火でも大人が本気やれば、こんな花火が見れるんだよってデモンストレーションである。


▲玩具花火のナイアガラ着火!!
 (スタッフが分担して一つずつ着火していった)


▲ミニナイアガラ誕生。ナイアガラ用の玩具花火が売られていることを初めて知った。

 至近距離で上げられる玩具花火は、工夫次第で結構大掛かりにできるものらしい。


 フィナーレはミュージックスターマインなのだが、保安距離の関係でちょっと場所移動。移動先からだと花火の根元が見えないからって、さらに遠方へ行く三脚組もいる。自分それほどガチな人ではないので(w)、お気楽モードで最後尾へ。
 「主催関係者が好きな音楽」に合わせて、花火が下から打ち上がってくる。


▲近くを走る鉄道とのコラボできたのは序盤のこの1枚きり💦 窓明かり(左の白っぽい線)って意外と暗いのね。 


▲移動先は高低差があるので、筒場は見えない。


▲ここでも最前列まで行けば、筒場まで見えたんだろうな(行かんけど)


▲ひょっとして通常とは火薬量変えているのかな


▲ちょうどよい高さ


▲フィナーレ

 なかなか面白い構成の花火イベントだった。GWどこにも行ってなかったので、いい息抜きになった(ちなみに、少しだけ協賛しています)。
 開催及び運営に携わったみなさまありがとうございました🎆