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秩父桜めぐり

2013-03-31 23:36:00 | お出かけ

▲市中の枝垂れ桜はまさに見ごろ

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 土曜日曜と雲やら傘マーク。それでも土曜の方がまだましかと思って秩父へお出かけ。
 沿線の桜はどこも見ごろ。奥に行くにしたがって、勢いが増す感じ。線路沿いの並木道では撮り鉄さんがパレオエキスプレスを取るために朝からスタンバイ完了モードであった。




▲皆野町の山あいの寺はまだ梅のシーズン


 駅を降り立った時はかろうじて雨は降っていなかったけれど、バスに乗って下りたところは霧雨だった。
 うーん、ケータイのピンポイント天気予報でも雨マークはなかったのだが…。
 山間はまだ桜には早い感じ。あちこちでこぶしがきれいだ。

 駅に戻ってみれば、やはり雨は降っていない。山あいの雨は霧の結晶化だったのか…。

 秩父鉄道で4駅移動。そこの駅前は霧雨だった。
 私を追いかけてきているのか、霧雨。



▲秩父市内でも一番最初に咲くという枝垂れ桜は終わり気味


 駅からしばし歩いて枝垂れ桜を見に行く。さすがに市中でも一二を争う早い桜と聞くだけに、すでに足元が花びらのじゅうたんになりかかっている。それでも昨年はすっかり坊主状態だったので、花が付いているだけでももうけものである。
 しかし、雨が止まない。霧雨状の雨は、傘では避けきれず、薄手のコートが徐々に濡れていく。駅との往復だけでぐっしょりとなる。防水スプレーはしているものの、そもそもが布地であるからしてそれほど効果があるわけではない。



▲羊山公園の横にある小さなお寺。桜が無ければ気付かないぐらい


 さて、この後どうする…。
 予定ではここからバスに乗ってちょっと奥まで行き、そこから歩いて戻ってくるつもりだったが、この雨ではちょっときつい。傘マークが無かったので、カッパなどは持ってきていないのだよね。そもそも写真を撮ろうと思って出てきたわけで、雨が降らないという方に賭けてきている。しかし、桜はおそらく来週出直しでは遅い…。でも空白い…。体調も万全ではない…。
 バスの時間までのわずかな時間に懊悩。
 結局奥までは行かず、すぐに市中に戻って来れそうなところまでで手を打つ。

 まぁ、その後霧雨に降られることはなかったのでそれが正しい判断だったかどうかは不明だ。結局空は白いままだったし…。

 それでも結局15キロぐらいは歩いていた。



▲横瀬の山裾にたたずむかわいらしい寺


 遅めの昼ご飯を食べて、通りすがりのパレオエクスプレスを見て帰宅することとする。
 西武秩父から飯能までは各駅停車。
 これが廃止になるのならいのって話題だが、あればファンドが数字だけを見て言っているだけであって、西武自体には廃止にするつもりはないらしい。それを聞いて少しホッとした。
 飯能で乗り変えたのが、元町・中華街行き。東急東横線直通の恩恵がこんなところに現れている。
 しかし、西武線内は快速急行で、副都心線内は急行と来ると、おそらく東横線内も急行レベルと思われるのだが、その辺りの情報はなかった。どうなっているのか、ちょっと気になるが、そこまで乗る予定はこの日はなかった。

 でも気になるなぁ。東横線内で各駅停車って、ありえないしね。


くだらない温泉の話です(写真だけは新コレ2)

2013-03-28 23:17:00 | 雑事つれづれ

▲「いちご!?だいふく!?苺大福!」東京都:丸玉屋小勝煙火店 小勝康平
 審査員特別賞&花火鑑賞士特別賞

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 大曲で花火を見るときは、たいてい夜が遅くなるので自動的に泊まりになる。まぁ、秋田は温泉なども豊富で花火以外の楽しみもいろいろあるからね。
 
 ところが今年は駅○っとで取った復路の切符の時間が少し早すぎた。あんまり遠くまで行けないのと、別方向に動けないという制約。ということで、秋田市の温泉に行くことにした。乳頭温泉郷などは冬季閉館のところもあるし、雪も多そうだしね。

 考えてみれば、昨年はほっとゆだ(岩手県)に行き、一昨年は時期が違ったために夜行で帰京。その前の年は「3連休パス」というので羽越線廻りで新潟の「町屋の人形さまめぐり」(@村上市)に行こうと思ったのだけれど、やたらめったらと風に弱い羽越線が全面運休であっさり東京に引き返してしまったのだよね(その翌日に東京から村上日帰りしたけれどさ、「3連休パス」で)。



▲「こだわりハート」新潟県:片貝煙火工業 本田和憲
 銅賞
 内側を満星でハートを描き外側にも型物ハートを描いたダブルハート。ご本人はどうしてだか来られていなかったが、レセプションではお父さんを発見!(画像は3点並列)

※※
 ということで行ってきました、ホテル併設の
▲Final Hanabi 赤い新幹線「スーパーこまち」デビュー

桜咲く東京を後に雪の世界へ(新コレ2013)

2013-03-25 22:57:00 | 花火

▲開始前のゲレンデを打ち上げ担当のスタッフがザクザク登って行く。

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 週末、桜満開の東京をモフモフのコートと雪靴を履いて後にする。都内での人々の視線が痛かったのは気のせいか(笑)。
 家を出なければならない10分前に起きて、あわてて荷物を持って飛び出した。
 東京駅では乗り込む前に、知人との挨拶もそこそこに(失礼っ)スーパーこまち撮影。秋田行きの新幹線の1番列車は1週間前に運行を始めたばかりの新車両である。
 従来の座席よりも広く、ものをひっかけるフックも増えてちょっと便利。新幹線軌道内では全くと言っていいほど揺れは感じなかった(まぁほとんど熟睡していたのだが)

 6:56東京発、10:18大曲着。
 当初は10:30発のバスに乗ろうと思っていたのだけれど、意外と仲間がいたので、タクシーに分乗して会場の大曲ファミリースキー場へ。ホテルに荷物も置けたのでその方がよかった。

 来る途中の岩手辺りの車窓でも思ったが、大曲も今年は雪が多い(まぁ、小千谷よりは少ないけれど)。駅前通りに雪が残ってしまっているのを見ると除雪をモーレツにしたくなる純粋雪国育ちである(言外に除雪がへったくそだな、大曲というのもある)。
 マジで来年から鉄製の角スコップ持参しようかしらん。ママダンプ可。



▲マイベストはコレ。「五月雨の晴れ間にのぞく淡き華」愛知県・加藤煙火 加藤克典
 パステル好きな私としてはただでさえバイアスが入っているが、ほかの人でもこれを褒めている人はいたよ。強いて言えば、タイトルのイメージとは少し合わないかも…。

※※

 会場はまだ会場となっていない状態。雪上にベニア敷きからお手伝い。想定外の力仕事であった。苦じゃないからいいんだけれどさ。
 午後、さらに設営のお手伝いをして、ようやく会場の体を成す。

 ちなみに、会場設営中にもすでに早い観客が来ていて、場所取りが始まっていた。まぁ、カメラマンなら分かるんだけれどね(主に後方雪山)。でも単純に観覧だけのお客さんも続々と雪上にイスを置いていく。
 私も慌てて最前列に席確保。

 そうこうしているうちに徐々に観客も増えてきてパンフレット販売開始である。
 途中、雪山に階段を切るオプションも発生。
 人出が増えてくるとともに段々気温が下がってくる。何しろ当地の本日の最高気温は2℃、最低気温は1℃である。しかもここは少し標高が高く、さらに風が当たる。体感気温は氷温モード。ストーブがありがたい。
 一旦離脱して保温下着等を増着して見れば何とか行けそう。でも後でカイロを張っておけばよかったとちょっと後悔したけどね。



▲これもキレイだったね。「あなたに贈る、スプレーフラワーブーケ」山梨県・マルゴー 齊木啓介 
※※

 そうこうしているうちに暗くなってきて打上モード。
 時折雪が舞う状態ではあるが、本降りにはならなさそう。挨拶を聞きながらスタンバイをする。
 そして打ち上げ開始。

 北は岩手県から、南は鹿児島県まで19名の花火師が、自分の花火のプレゼンをしてから作品が打ち上がる(打ち上げは大曲の煙火店担当)。
 日ごろ、花火師の肉声を聞くことなんてあまりないから、時としてそこに人となりが見えたりして楽しいものである。毎年楽しみにしているのが北陸火工さんである。とにかく一生懸命なのだよね。そういうところって好感度アップである。人とは単純だ。

 競技花火の合間に、スターマインやプライベート花火、さらに大玉競演などもあり、ゆったりと進行するが約2時間の花火タイムである。
 若干風が強くて時々寒いなぁと思いつつ、カメラのファインダーから顔を外して玉の行方を見守る楽しいひと時であった。

 最近は首都圏からのバスツアーも来ているんだよね。
 でも夏の大会に比べればまだまだコンパクトな手作り感のある花火大会。○万人なんて集客数が出ていたけれど、地元の人たちって、スキー場まで来ないで下の田んぼなどで見ている人も多いんだそうだ(タクシーの運ちゃん談)。

 急いで撤収しつつ、久々に花火鑑賞士特別賞の投票をする。例年決めきれなかったのが、今年は迷わなかった。結果から言うと、違う花火が選出されたのだけれどね。



▲これもいいなぁと思ったけれど、火が地上に落ちているから大曲では減点。「上を向いて~希望の花~」福島県・菅野煙火店 酒井崇嗣

※※

 さて、この後は表彰式とレセプション。
 本部ではさっそく審査をしている模様。一応競技花火であるから私たちは近寄ること能わず。荷物だけを取ってそそくさと退散。
 スキー場近くにあるホテルに会場を移す。
 
 このレセプションは花火師さんとスポンサーの方々へのもの。だけど、私たちも参加させてもらっている。ひっそりと、でも確実に食料をゲットし、稲庭うどんをすすり、酒を飲む(笑)

 やがて結果発表と表彰式。
 結果はこちら→大曲花火倶楽部
 全作品の画像と動画が見られるよ。しかもリンクを張れるようにタグまで生成されていた。私は自分の画像があるから使わないけれどね。

 で、今回は敢えて言受賞から外れたのをアップしています。
 単純に好みの差ですから…。



▲型物ではこれもよかったと思う。「ホタル見~っけ!!」宮城県・若松煙火製造所 鈴木朋文
 姿勢制御がうまく行かなくて、正面を向いたホタルは3匹だけだったかな。でも一つ間違えればゴキになりそうなのをちゃんとホタルに見えるようになっているのはエライ(画像は2枚並列)

※※

 お開きになって、2次会へ。私はここでいったんホテルチェックイン。荷物を置いてから再度出向く。
 しかし、私が店に到着した時にはもうすでにみなさん出来上がっていて、イマイチ輪の中に入れなかった。もっと若い花火師さんとお話ししたかったのになぁ。
 あ、でも加藤煙火さんとはお話もできて、この後そば屋さんまでご一緒できたからいいかぁ。ちなみに加藤煙火さんとは大学が一緒だった。当然私の方がはるかに先輩であり、全く接点はない。
 マルゴーさんとも名刺を交換させていただいた。長岡の花火でスタマを打ち上げてくださる煙火店である。花火鑑賞士特別賞を取られた小勝さんとも少しお話したが、やはりまだまだ若いだけあって、仕事上は怒られてばかりらしく、ここでこういうふうに褒められるのが本当にうれしいという。
 まぁ、私たちの駄話で喜んでいただけるのであれば幸いです。


 結局ホテルに戻ったのは午前2時であった。
 前日も2時間睡眠だったんだけれどなぁ、私。

週末はアルコール漬け

2013-03-19 00:15:00 | 新潟ネタ

▲トンネルを抜けるとドバーンと八海山と雪国の現実~。まぁ、ちょっと雪が多い年ならフツーです(多分南魚沼市辺り)。

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 週末は酒飲み新潟帰省。
 土曜日は、花火の駅に写真を寄稿した花火写真家の交流会。
 実は案内状が家の中で行方不明でイマイチ開始時間が分からず。とりあえず早く行けばいいやとばかりに張り切って行ったら、1時間30分も早かった(笑)。とりあえず、江口だんごを買って、駅前を冷やかして時間をこなす。


▲八海山ドーン(浦佐近辺)

 時間になって、改めて会場の居酒屋へ。約20名の集まりとなった。
 ただでさえ東京から来ましたってだけで目立ってしまうのだが、小千谷に実家のある身だし、この週末は「新潟酒の陣」絡みで新潟に来る価値は十分あるので…と言い訳。早い話が飲み会帰省である(笑)。

 ここで、新たな出会いもあり、秋に行う3人展のほかの2人との顔合わせもできたしとまずは上々。
 明日が酒飲み本番であるからして、ビールだけでやり過ごす。


▲小千谷からの眺めだと越後三山はこの配置がしっくりくる(小出近辺)

 翌朝は、早起きして新潟行き。
 朝だけ新潟まで行く各駅停車があるのだよ。だけど、よくよく時刻表を見れば、途中で快速に乗り換えるべきだったと後悔。新津辺りで快速に追い抜かれて気付く迂闊さ。
 そんなこんなで新潟市に到着。
 予想通り、雪、全くありませんがな。

 さっそく足元軽く、会場の「ときメッセ」を目指す。もう何度も通い慣れた道なので、ついうっかり裏道探検をしてしまったりして、時間をロス。結局試験開始6分前に会場入りをするというすれすれモード。最終入場者であった。
 ということで、「新潟清酒達人検定 銀の達人」試験開始。もうね、3回も落ちているのさ、この試験。マークシートなのに…。合格率10~15%というなかなかの難敵。50問中5問しかミスが許されないのよね。
 今年は果たして合格できるか…(昨年よりは手ごたえあり)。4月上旬に乞うご期待!!

 試験が終了すれば、呑兵衛仲間に突入~!「新潟酒の陣」である。

▲新潟酒の陣会場。これだけみんなまとめて酔っ払いカッコ括り

 昨年は、2年ぶりの開催ということもあったのか(2年前は地震の翌日の予定だった)、もう身動きできないほどの大混雑。さすがにこれは危険と判断したらしく、今年から飲食ブースを会場からはみ出させて、酒ブースは十分に通路幅を取った。
 何しろ新潟の酒蔵は90以上あって、そのほとんどが参加するイベントだからね。
 

▲上越から武将が大量来訪。ちなみに白い頭は謙信です。「愛」兜の兼続もいたよ

 最近はツアーで県外から来る人も少なくないのだけど、来場者の多くは新潟県民。若い女の子がすれ違いざまに「午前中から飲めるって幸せ~」ってニコニコおちょこを口に持っていくのがほのぼの。
 まぁ、最初はいいんだけれどね…。
 ということで、私も試飲おちょこを手に片っ端から試飲していく。当然、全部は回れないので(全蔵が大抵6~10種類の酒[例:純米酒、純米吟醸、大吟醸、本醸造、特別本醸造、原酒、無濾過原酒、生貯、生詰め、セカンドブランド、サードブランド、若い子向け軽い日本酒、日本酒仕込みの梅酒やリキュールなどなど]を持ってきていて、一蔵だけで十分酔っ払えるのだよ)、気になるところをフラフラと…。


▲各ブースはこんな状態。試飲瓶を持っている蔵の人のところまでが遠い…。「鮎正宗」は結構好きですよ。


 このイベントのいいところは、試飲だけしていてもなんの後ろめたさがないこと。もちろん、試飲した酒を購入することもできるのだけど、どちらかというと各蔵の紹介という意味合いが多いかな。
 たまたま会場で小千谷の同級生とバッタリ会ったが、「小千谷だと新潟銘醸か高の井(このふたつが小千谷蔵)とせいぜい朝日山、そして良くて吉乃川(このふたつは長岡蔵)ぐらいしかないからさ~」という。確かに新潟の地酒って地産地消が徹底しているのよね。
意外と県内のほかのエリアの酒とのふれあいは少ない。だからこそこういうところで知ってもらうことは酒蔵にとっても消費者にとってもメリットが大きい。


▲各ブース工夫を凝らした装飾も。これは新潟伝統の正月飾り「まゆだま」。何気に「ビスコ」もぶら下がっている。


 昨年の記憶喪失事件を鑑み、途中で大休止を取る。
 その頃になると、会場のあちこちで酔いつぶれている人あり、屋外のデッキで大の字で寝ている人ありと、まぁ場末感が漂う。これが真っ昼間ってところがすてきっちゃーステキ。
 中には、会場でゲットしてきた酒瓶で即興宴会をしているグループも1組や2組ではなく、しかもおつまみ持参だったりする(用意周到だな)。
 会場の近くに佐渡汽船の発着場があるのだが、佐渡と結ぶ大型フェリーおおさど丸が止まっていた。あと一月半もすれば、花の時期だね~。


▲飲食ブースでは「越後もちぶた」がファイヤー!状態。うまいです。
ほかにもさかな系、牛肉系、練り物系、麺系などいろんな飲食ブースが出ていて、つまみには困らない。


 第2ラウンドに突入~。ところがこの頃になると、すでに試飲予定数終了していたり、酒そのものが売り切れになっていたりしてショボーンである。まぁ、それでもしっかり飲んでいるんだけれどさ~。
 で、腹もくっちゃくなってきたので、そろーっとフェードアウト。ベフコばかうけ展望室に上がって一通り眺めを見る。なんでも今日は婚活パーティーが行われていたらしく、会場の一角がクローズされていた。
 新潟駅まで腹ごなしも兼ねて歩く。

 新幹線は駅ねっとで指定席を取っていたので、待合席で荷物整理しつつ(日本酒にしょうゆに安田ヨーグルトと重い)、時間を過ごす。新幹線に乗ってしまえば、終点まで爆眠である。


▲武将隊の中に、明らかに異質のキャラクターが…。どうもこれらしい。やけに武将の衣装におさわりしていた。

アクティブな金曜日

2013-03-08 22:15:00 | アート

▲献血10回記念でもらった記念品。杯だよね、コレ。

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 金曜日の今日は半休を取って、午後は街へ。

 まずは某雑貨店のファミリーセールへ突入。
 いつもは会社が終わってからダッシュ来ていたのだが、本日は15時の開場とともに突入。中は大混雑で圧死者出そうなほど。
 そんなところにお子さん連れで来ている人がいてね、しかも1歳児ぐらいの子が放し飼いで、物欲で殺気走っている大人の間をハイハイし始めた。
 キャー、危ない~って速効パパ救出。え、親子3人で来ているの!?(ママは「狩り」真っ只中と思われ…)
 カバン類を手に入れて脱出。
 そのまま同じビルの下の階にある献血ルームへ。
 ここんところわずかな比重差で門前払いだった(貧血という訳ではないんだけれど、献血できないというビミョーなライン)のが、本日はぎりぎりセーフ! 比重が問題なければなぜか血抜きは早く済む私。私より先に始めた男性を抜いて終了。もうちょっと頑張れば2名抜けたなぁ(笑)。
 無事400ml抜いてもらう。
 ということで、献血手帳的に献血10回目を達成。もらった記念品が上記のガラスの杯である。

 まぁ、1度献血手帳をなくしているから(確か8回ぐらいしていたと思う)、実質どーでもいいことだけど。

 それにしてもここの献血ルームはキレイだ。
 窓の外には新幹線が行き交うので、鉄系の人にもお勧め(さすが交通会館)。そして献血終了後にハーゲンダッツのアイスクリームが食べられる。今回はバニラ味以外のがあったので、ちょっと別なものを食べたけれど…。
 ドリンク&お菓子系も食べ放題っちゃー食べ放題だ。おなかが減ったといえば、ドーナツもくれる。

 どーしてこんなに親切なのかというと、ひとつ思い当たる節が…。
 献血者が、ではなく、献血可能な人の母数が減っているからだと思う。狂牛病問題や、謎のウイルスが出るたびに、そこに旅行に行った人は「献血できない人」となる。今どき海外旅行に行く人は結構いるし、その旅先も別にイギリスに限らず多岐に渡る。今回は、南米に行った人が新たに引っかかるようになっていた(詳細の聞き取りで可能か可能でないかを判断するようだ)。
 献血をご遠慮いただく場合

 

 さて、金曜の夜は長い。
 上野へGO! ちょっと見ないうちに上野公園のど真ん中にスタバができていて驚いた。お向かいのカフェもオシャレモード。ともに昨年の花見シーズン後にオープンしたらしい。

 で、上野公園の目的はコレ↓


 エル・グレコ展 4月7日まで
 いろんな展覧会で1点ぐらい見ることはあるが、まとめて見たことはない。1点でも存在感が凄い画家なのに、その集団だといったいどうなるのさ~って見に行ったわけだ。
 デッサンが狂っているとか、細長くて気持ち悪いとかあるかもしれないけれど、それもこれもみなこの作家の個性だから。というか、マーケティングだよなぁって思った。
 聖堂の上の方に位置する絵だから、縦に長いのだよね。それがどんどん伸びて行ってしまったというか…。
 でもね、意外とこの人、目の描き方がドラマチックだったのね。遠くから見たらわからないレベルの目のハイライトがいいのだよ。その白点ひとつで目が生きる。人が魅力的に見える。目が生きると口元もなぜか優しく見えるようなのよね。ある程度の近くで見ると、急にその顔が魅力的になる。
 この展示ではそれを「魂まで描く」と表現していた。

 そして、展示の並べ方もいい。一番最後に「無原罪の御宿り」の巨大祭壇画をどーんと持ってきて、そこまでのフラグを全部回収する感じ。ちょっと感動する。危うく落涙しそうになるほど。
 それに音声ガイド(森口瑤子さん)も間隔と解説量がなかなか適切。たまに解説が長すぎたり、隣り合っていたりすると、その絵の前だけ人溜まりが凄いことになっていて、いわゆる渋滞ポイントとなる。それが今回は気にならなかった。

 17:00過ぎに入って18:30過ぎに退出。急ぎ足でこちらへ。


 国立西洋美術館!!

 こちらではラファエロ展が開催中。
 今週末くらいかなって思っていたら、もう始まっていたよ(本当は前売り券買うつもりで行ったら既に開催されていて驚いたクチ)。
 多分、日本ではエル・グレコよりラファエロの方が絶対的人気があると思うのだよね。だからまた休日に混雑の中を見に行くよりは、金曜日の夜間開館で見た方が絶対いいと思ってハシゴした次第である。
 (ちなみに、エル・グレコ展も夜間開館時間を利用)
 うん、確かにエル・グレコ展より人口密度が高い。

 ラファエロって何というか、スーパー優等生お坊ちゃんだったのね。
 早くに両親を亡くしていたけれど、お父さんの工房の人と仕事をして16歳の時にはすでに「親方」だったらしい。そして、攻める攻める。新しい活躍の場所を求めて打つ手打つ手が全部当たって、まさにこの世の春だった人みたい。まぁ、そんなんだから37歳で死んじゃうんだけれどね。
 うわぁ、鼻持ちならないヤツ~って思ったんだけれど、あんまり表立って対立する人もいなかったらしく、まさに出木杉君にスネ夫のバックボーンが加わった状態。

 で、展示の方は、うーんちょっと物足りないかなぁって感じだ。いや多分普通の人は満足できると思うのだけどね。
 国立西洋美術館の企画の「癖」なんだと思うのだけど、最後に必ず「継承者」とか「その人に影響を受けた人」の作品を並べるのだよね。つまり、〆がラファエロではなくなるのだよ(ちなみににスタートは「その人が影響を受けた人」の作品が並ぶのも常)。
 直前のエル・グレコ展で感動的な結末だっただけに、その辺りが定型にはまりすぎてつまらない感じがしたのだよ。

 ちなみに、こちらの音声ガイドは池田昌子さんで、鼻濁音が美しゅうございました。

 閉館まで30分を切っていたけれど、駆け足で常設展を見て回る。もう何回も何年も見ている作品もあるのだけれど、ときどき展示替えがあるので、あまり見たことのない作品もある。今回の収穫はコレ。
 

▲アルベール・グレーズ「収穫物の脱穀」 2004年度新規購入

 キュビズムの作品だけれど、何かね、独特の奥行き感が良かったのだよ。
 常設展は、「カメラ×」マークがないものは撮影OKなのだよ。



 さて、この春はあとはルーベンス展かな。昨日慌てて前売り券をオンラインで買ったよ。
 Bunkamuraは開催期間が短いから急いでいかないと…。




▲ランチはチャオタイ銀座でシーフードドライカレー。なぜかこれでドライ扱い。