2023年の1月はめっちゃ忙しかった。
年末年始にお仕事をし、その合間に引越しという一大イベント。そして引越しの始末が終わる前に奈良の山焼きへ。若草山は雪が降る中の花火は無事に打ち上げられたが、肝心の山焼きは日中に降った雪が火炎を押さえ込み、ほとんど燃えること無く終わってしまった。
←これ以上燃えなかった若草山
なんか、ちょっともやっとした気持ちになった。この段階で結構なハードモードだったので、これは温泉にでも行かねばと、温泉旅館に予約を入れてみた。
そして、温泉出発当日。
38度超えの発熱(´д`)
蜂窩織炎の再々々発である。蜂窩織炎自体は他人に移るものでは無く、体内の反応で高熱が出るもの(しかも高熱)。大抵は患部がものすごーーーく痛い。最初に罹患したときは、本当に痛くて泣きながら病院に行ったレベル。以後、何回かぶり返しているが、割と痛みに強い体質なので、患部の熱こそは高温だが、痛みはたいして気にならないモノとなってきた。体調不良になると何度かぶり返してしまうので、朝から入院グッズを詰め込んで、とりあえず軽装で病院に向かう。
コロナでも重篤な風邪でもないが、高熱がまだまだ警戒される時期であるので、裏口からひっそりと病院に入る。唾液採取とか、血液採取とかいろいろ検査してもらって、めでたく入院一直線。こちらの予想通りの展開となった。
が、あまりにも病院側が急いでしまったので(一般的な人は、痛くて歩けない状態になることが結構あるが、自分はスタスタ歩けるし痛みもさほどきつく感じない体質)、ほぼ手ぶらでの強制入院化。本人は土曜日だから皮膚科のかかりつけ先生がいるだろうと病院に行ったのだが、よくよくカレンダーを見れば祝日だった( ̄。 ̄;)。それでも皮膚科の別の先生(とてつもないイケメン先生だった)がいらして一応具合を見てもらい、即入院送り。一気に病棟に連れて行かれる(入院すると退院まで病院を出ることができない)。いや、替えのパンツとか入院着(パジャマだけどね)を家のスーツケースに入院グッズそろえているのに、それを取りに帰れない事態。なんとかならないかと思っているうちに、日常使っている医療器具も無いことに気付き、さすがにそれは取りに行かねばならないこととなり、タクシーを使って荷物を持って病院へ戻る。朝のうちに入院に持つまとめておいてよかった。
そして、点滴治療が始まる。通常蜂窩織炎というのはかなりの痛みを発症をするのだが、何しろ痛みに強い体質なので、痛みが無いわけでは無いが、普通に歩けるし、トイレだって自分で始末できる。そしてこれで入院するのももう4回目か5回目かって状態なので、勝手知ったる病院ライフが始まった。大部屋は2年前に担ぎ込まれた部屋らしいが、もう何度も入院しているので、いつのことだったか記憶が曖昧(^◇^;)
点滴には、鎮痛剤も入っているので、1時間点滴されるとその後2時間ぐらい眠ることになる。そんな状態なので、夜が全く眠れない。
もう、楽しみはテレビだけですよ…。
まぁ、以前のように過重負荷で車椅子移動という制限もないので、可能な限りおとなしくしている。楽しみはただただテレビを見るだけである。あとは食っちゃ寝食っちゃ寝。なお、非常に食事療法が上手な病院なので、そんな状況でも体重が落ちていく(普通の人よりご飯量少なくされている。
今回も1週間ぐらいで退院かなぁと思っていたら、予想通り1週間で退院となった。入院当日は、温泉旅行予定だった。退院して帰宅してみれば、当日キャンセルだったため、旅館から請求書が…ORZ
退院後、片付けきっていなかった引越し荷物を整理して、ようやく人が暮らせるレベルにはなった。