2020年のコロナ禍以降、いろんな業種が停滞した。花火業界もその一つ。大勢が密に集まることが問題となり、花火大会もほぼほぼ中止(または翌々年以降に延期)となった。
あるものがなくなるのは寂しいモノだが、それが生業となっている業界にとっては死活問題となった。だが、そのままでは何も解決できないということで、2020年、6月より開催されたのが2021年の悪疫退散祈願奉納煙火「みんなの想いが花咲くまち片貝プロジェクト」。2021年にはそのフィナーレとして「片貝ふゆ物語~最終章~悪疫退散祈願奉納煙火」が行われた。
これらは従来の片貝花火とちょっと異なり、クラファンスタイルでみんなでお金を出し合って打上げにこぎ着けた花火。
そして、2022年にはm本来の「片貝まつり 浅原神社 秋季例大祭奉納大煙火」が開催された。
2023年になった今年、ようやくマスク解禁までこぎ着けた日本(環境による)
始まったのが2021年3月の「新作尺玉祭」。片貝まつりで知られる煙火店の協力で、新作花火が上げられた。
そして2023年の今年は「第2回奉納新作尺玉祭」と名称が少し変化して開催されることになった。今回は、お金を出せば尺玉を打ち上げられるという話。引越しとかいろいろあって、ちょっと手元があったので、今回はじめて一人で尺玉をあげることにしてみた
◀菫(すみれ)
さすがに丸い花弁は無理だろうと思ったが、花弁がほぼ10と、実物と合っている辺りのこだわりがすごい。
◀稲穂に蛍
周囲が稲穂で、センターの緑蛍光色が蛍の明かりなのだろう
◀漣芯六光輪
6つの光の輪が交差し、色が交じわう。
◀漣芯彩華
芯の色が徐々に変わり、白く波立つ
◀枝垂れ柳の花
これが、私がスポンサードした尺玉花火。黄金色の花火で、ちょっと見づらいが、背景に大柳火(この花火自体暗めでを分かりにくいと思う)が入っている。
◀アレキサンドライト
色変化する宝石アレキサンドライトが見事に再現されている
後半になって、ガスが出てきて一部カメラに収められなかったけれど(だいたい収まっているが、ちょっと調整しづらい)、しっかり目には焼き付けた。
今回は、引越し伴ういろんな案件があったので、ひとりで尺玉の打上げをお願いできた。次に打ち上げるのはいつのことになるかなぁ f^_^;