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冬を彩る二宮花火

2017-01-29 00:32:00 | 花火

▲これぐらいのトワイライトで…

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 先週、箱根のトワイライト花火を撮ろうと行ったのだが、湖なのに白波がザッパンザッパンたつほどの強風でまさかの中止orz(日曜日のみ中止で月曜日には上がったけれど、カタギ人にはどうにもできない) 

 さらに、どこかでインフルエンザウイルスを拾ってしまったらしく(どう考えても箱根だ)、突然のインフル休暇。インフルエンザといっても少々熱が出ただけで(それも翌日には下がった)当人はピンピンしているから、暇で暇でしょうがない。とはいえ、あまり出歩くのも世間様的にはよくないので、自宅周辺の買い出し以外は逼塞状態であった。そしてようやく外出OK期に…。
 これは煙分補給に出かけなばならぬということで、10年ぶり開催という二宮の花火に出かけることにした。

 そもそも何で10年間も開催できなかったのかということでググってみると…
 台風9号直撃、神奈川・西湘バイパス崩落… 「二宮花火大会」が10年ぶりに“今夜限り”復活 「思い出に残る花火大会に」 - 産経ニュース
 ↑ニュースなので、後日辿れなくなるため、建設会社の復旧プロセスも↓
 台風で被災した西湘バイパス8ヵ月の闘い‐東亜建設工業_現場レポート

 そういえば、西湘バイパスが台風被害で通れなくなったことあったなぁ…と、古い記憶がよみがえってきた。車なし人間としては、ここが通れなくても何の支障もないから完全に忘却の彼方。だけど、来年からはさらなる工事が始まるそうで(それによって砂浜が復活するらしい)、海岸でのイベントはできなくなるらしく、商工会青年部の創立50周年と重なったこともあり、花火イベントが企画されたそうだ。
 ということで、現地到着。
 西湘バイパス下をくぐって狭い砂浜に出ると砂浜から海に突き出た建築物の上に、筒が鎮座完了している。ひょっとして、この建築物の辺りまで、かつての砂浜があったのだろうか?
 左右を見れば、すでに相当の三脚数。バイパスの向こうにまつり屋台がいくつか出ており、すでにパフォーマンスも始まっている。ウーンと思って、先ほど見かけた高台に向かう。まだ三脚1本と地元の方数人しか座っていないところに一人分のシートを敷き、三脚抱えてスタンバイ。眼下に西湘バイパスのライトがラインを引く

 夕焼けのグラデーションと飛行機雲を眺めながら時間が来るのを待つ。開始時間直前に、地元の方々がぞろぞろと湧いてきて、ここもにぎやかになる。ちゃんと地元のイベントとして告知が行き届いている感じが良い。じいちゃんが小学1年生の孫に向かって花火があがるんだよ~とうんちく垂れるのも良き哉。

 打ち上げ開始の時刻となる。


▲赤色スタート。横で撮る気満々だったのだけど、途中ではみ出る!!って縦にしました


▲スタマパートの後は単発打ちといった感じ


▲和火先パステル3度変化と錦先パステル3度変化。多分和火変化だけの方がパステルが際立つ分きれいな気がする。


▲スタマ行きます


▲蝶


▲トンボ


▲ポンポンと上がるので程よく重ねる


▲葉落があったり、飛遊星があったり


▲3色クロセット


▲やけに赤い花火が多かったような気が…。


▲打上箇所から左手の海面に花火打ち込み。私の位置からは結構角度が異なり、しかも横でないと収まらないため、間に合わん~。なので唯一これ1枚


▲その後もポンポンと単発打ちを重ねて


▲突如トラ扇


▲このパステルリングはどこかで見たぞ


▲クライマックスに向け、再び海に向かっての打ち込み。あれ、反対側にも伸びた


▲フィナーレ。左右に海上花火が打ち込まれて、当然はみ出る。

 当方、レンズ選定誤りましたorz 
 大体、行く直前に「あ、レンズ軽いのに替えちゃおう」って時って、もうその時点で負け戦って過去9割以上の実績があるというのに、なぜ学習しないかなぁ…。まぁ、凸っぱちくん持ってきていても入るわけではなかったような気はするが…。

 私の周りは9割9分地元民だったわけだが、途中「二宮やるじゃないか!」「これよこれ、これがなくっちゃ!!!」なんて盛り上がる声に囲まれ、実に温かい気持ちになった。


 まっすぐ帰宅。電車、全然混んでいなかったから、本当に地元の方が集まったんだな。
 砂浜が復活したころ、また来れたらいいな~。

2017年初花火は寒かった

2017-01-16 23:37:00 | 花火

▲1発でもこれが見られれば満足なんですよ!

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 今年も初花火は河口湖冬花火で本店さん。

 ところが開催初日に合わせるかのように、全国的に寒波到来。そうでなくても1週間前に山梨や秩父にはどっかり雪が降ったのだよね。この河口湖周辺でも40センチ超の積雪があった。
 豪雪地新潟感覚だと、新雪が締まって、また地熱でとけてって、1週間もたてばせいぜい10センチぐらいだろうって思ってしまうが、そこは標高830mの河口湖。避暑地であるってことは、冬は冷え込む。降雪後の1週間は、たいして気温も上がらず、夜には必ずマイナスになるという状況で、1週間後の冬花火初日でも20センチほど残っていた。
 ただ数年前とは異なり、一般道がかなり除雪されていて、歩きやすかったのはありがたい。その時の転倒回数を上回る2ケタを覚悟していっただけに助かった。あれですかね、外国人観光客の激増をもって、町が本格的に除雪するようになったんですかね…。

 なお、この初日14日は、ほぼ満月であり富士山とのコラボが楽しめる!! はずだったのだが…。

 河口湖到着時、氷点下2.8度。
 こう冷えると青空が欲しくなる。が、富士山の冠雪部分は完全に雲のセーターを着こんでしまっており、撃沈。まぁ、晴れ予報の東京ですらグレーの雲が流れてきて、風花が舞う事態だったからね~。
 一応観光協会に立ち寄って、この後の天気はどうですかって聞いたら、やほーを見ながら、晴れなんですけどねぇとおっしゃっていた。


 とはいえ、14日は入館無料になるという河口湖美術館へバスでブーンと。「富士山写真大賞」の受賞作が展示されているのを眺める。
 やはり全版の写真というモノは、それだけで迫力がある。銅賞とか銀賞とか金賞とか辺りになると、物言わぬ写真からものすごい圧力を感じるほどのピリピリ感。いやぁ、私には到底たどり着けない境地ですな…。
 なおこの写真コンテスト、「富士」ならなんでも大丈夫らしい。なので北は利尻富士から南は薩摩富士までのご当地富士や、富士型ならOK!! ということで常総の富士山型ナイアガラの写真まである。
 銅賞には雌阿寒岳(阿寒富士)の空撮が入っていて、珍しい火口の中がくっきり見える作品は、仕事的にも興味を覚えた(百名山なのだよ)。また、入賞作には芦ノ湖からチマっと見える富士山入りの箱根の花火写真もあったよ。
 写真だけの人とは直接つながっていないけれど、きっと知人を通じてつながる人もいるんだろうなぁ…と見ながら思った。


 そこから撮影定番ポイントに移動し、富士山の雲をじーっと睨め付けること約90分。真っ暗になっても月の出の時刻になってもどうしても山頂の雲が動かないことを確認して、この場所を後にする。
 いったん駅に戻って、不動でほうとうを食べて出直し。

 途中で、船津小学校で小正月の行事が行われていて、ちらっと見る。が、花火の時間も近づいているので、ほんとちょこっと足を入れて速攻撤収。湖に下りる。

 おなじみの船津エリアからカチカチ山に上がろうかとも思ったのだが、地表部ですでに寒くてかじかむ指で断念。カイロ8個もつけていたんですけどねぇ…。指先専用カイロ、ありませんかね~。
 船津は、駐車場入り口付近が例年厚い氷におおわれるので、そこ辺りから少し離れたところで三脚を展開。ここなら横に3ヶ所はいるかなぁと思ってセッティングして待つ。
 ただでさえ人出少ない船津エリアなのに、その外れともなると車で見るカップルしかおりませんがな。うん、精神修養だ。


 ということで、打ち上げ開始でございます!




▲最初、右手(ここが中央)の大池公園から上がって、続いて左手の畳岩(船津)から花火が上がる


▲畳岩の花火がいったん収まり、だーいぶ経ってから八木崎公園の花火(右)が上がる(この時の左側は大池公園の花火)


▲大池公園で七色スマイルが上がった! なお、畳岩の方が物理的に近いからどうしても大きく見える


▲畳岩と、八木崎の花火。離れすぎていて画にならん…


▲先ほどの落とす花火の後の畳岩は好みの色合いであった


▲富士山花火。型物だけど、これは普通に撮った方がいいような気がする。


▲モモもモモもモモ花火


▲お、大池公園でパステルパートが始まったようだ


▲真正面に聖礼花系が上がります。なお遠い…


▲トリミングでグイッと寄る


▲色がぐるぐる~


▲切れずにパステルに銀重ねちまったよ…


▲お、八木崎からもこの系統が上がった


▲しかも2発も!!


▲なんだかよくわからないけれど、明るい星がきれいに入ったのはこれ1枚きりだった


▲終盤になってようやく3か所同時打ち!


▲おぉ、色が変化するぅ!


▲だが、八木崎が遠いよ~!小さいよ~!!


▲しかし、畳岩のこのパチパチくんは長いな…。


▲フィナーレは、錦ドーンと扇付き


 きっちり20分で終了~。
 もたもたと仕舞いながらも、20:51発の富士急線に乗って離脱。途中でクリアな月を拝みながら、各駅停車でまったり帰宅。


 知り合いが湖周辺に何人もいたようだけど、どなたとも顔を合わすことなくひっそりと撮影。お会いできなかった皆様、今年もこんな感じですがよろしくお願いいたしますm(_ _)m


2017年もよろしくお願いいたします

2017-01-01 08:00:00 | 花火

▲今年の年賀状はマルゴーさんの大玉1本! もちろん、いい花火というのもありますが、新春と玉名をかけたうえでのセレクトです


 そしたら、マルゴーさんのカレンダーもこれが表紙だったようで…(しかも花火仲間の写真でした~パチパチパチ)。ま、私はカレンダーを頂戴しているわけではないからいいんだけれどね。





 昨年、見に行った花火をずらずらと…。たぶん全部ブログにアップしてあるかと思う。
 あ、花火大会名は確認取っていない手抜きなので、正式なものではないのも混じっています

1 1月17日 河口湖冬花火
2 2月13日 雪しかまつり
3 2月23日 河口湖冬花火
4 3月5日 妻有雪花火★
5 3月19日 新作花火コレクション
6 3月20日 某発表会
7 4月9日 熱海温泉海上花火
8 4月29日 大曲春の章★
9 4月30日 余目さくら観賞会★
10 5月4日 多摩川源流まつり★
11 5月20日 下田開港祭★
12 6月3日 逗子海岸花火
13 6月11日 愛染まつり
14 7月10日 東京競馬場花火
15 7月16日 たまむらまつり
16 7月18日 湯河原温泉海上花火大会
17 7月20日 鎌倉花火
18 7月26日 柏崎海の大花火
19 7月30日 昭和記念公園花火大会
20 7月31日 蒲郡まつり★
21 8月2日 長岡まつり
22 8月3日 長岡まつり
23 8月7日 神明の花火
24 8月11日 常総きぬ川花火大会
25 8月20日 赤川花火大会
26 8月22日 お台場フラッグ★
27 8月27日 大曲の花火
28 9月9日 片貝まつり
29 9月10日 片貝まつり
30 10月1日 土浦花火競技大会
31 10月16日 江の島花火
32 10月21日 お台場20年記念★
33 11月3日 湯河原秋
34 11月5日 会津花火★
35 11月23日 長野えびす講
36 12月3日 秩父夜祭
37 12月10日 お台場レインボー
38 12月17日 お台場レインボー
39 12月23日 昭和記念公園イルミ花火
40 12月24日 isogai花火劇場

 たしか花火の数を控えると言っていたはずなのだが、昨年を上回る40の花火を見に行っていたorz ★は初観覧で9つ。まぁ、お台場の2つは、1回限りだと思うので、「初」のカウントに入れていいものか…はあるが、個人的には少ない情報を頼りによくぞ撮りに行ったなとwww 
 当然好きな花火とか煙火店さんとかはありますが、あえてベスト花火を決める必要はないかと…。


 今年の目標も花火回数を控えるということ。曲者は大曲の花火シンポジウム。1週間花火を上げ続けるんですよ! 一応通し券は手配してしまったけれどw、果たして何日見に行けるか…(さすがにまだGWの予定は立っていない)
 あとは、やつしろは応援に行きたいし、長野のこまごました神社の花火も一つは見に行ってみたいなぁ。

 ただ、経済的負担はすでに臨界点なので、物理的に減らさざるを得ないだろうなぁとも予想。


 そんなタラタラしておりますが、本年も拙ブログを生温かい目でご覧いただければ幸いに存じます。

 よろしくお願いいたします。



※この稿は予約投稿しております。
実家では元旦の8時前Σ(@Д@;)に年賀状が来るので、その時間に合わせてアップ。果たして今年は年賀状が早いか、こちらが早いか…