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河口湖で初花火

2015-01-18 22:10:00 | 花火

▲寒くて風が強いってことは、星空もきれいってことで…。ついついコンポジ。手前の白っぽいのは氷です


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 個人的にここ3年の初花火となっている、河口湖冬花火。今年も天気予報を気にしつつ、楽しみにしていた。
 が、先週中盤にまさかの降雪。

 雪自体は怖くもなんともないのだが、河口湖は標高800m。無駄に寒い。そして除雪力が低い(新潟デフォルトの私から見れば、どこも除雪力は低いんだけどさ)。というか、除雪力0なんだよね…。
 で、積もった雪が溶けて朝晩の冷え込みで凍ってとなるがこの河口湖。雪上は何ともなくても、氷の上はとっても苦手だ。3年前に駅前の通りで氷に足を取られ、生まれたての小鹿のような事態に…。
 体育の冬季授業だって、スキーばっかりでスケートなんてしたことないんだから~。

 ということで、15センチ積もったという話を聞いてすっかり戦意喪失したのだが、でもこの雪が溶ける保証はないし、昨年のような大雪が降ったら花火そのものも上がらなくなってしまうので、とりあえず被害が少ないうちに…というかなり後ろ向きなお出かけとなった。

 ゆえに、初日の現地到着は19時過ぎというやる気の無さ(花火は20時から)。
 まぁ、雪が降ったという時点でもう畳岩以外に行くつもりないもんね~(大池公園側まで転ばずに歩く自信ないっす)。

 ところが、当日も天気不穏。
 いや、晴天なんだが、風が強い。自宅近くを歩いていても強烈な風に髪の毛がメデューサ状態である。東京には強風注意報が出ていた。
 山梨にも強風注意報は出ていたんだけど、富士五湖周辺には出ていなかったのよね。だけど、天気図を見るからに、堂々たる西高東低。これは風が確実に吹く。ただ、夜になって低気圧の位置が変わると等圧線も緩むから、ちっとはマシになるかなぁと見当をつけてようやく出かける気になる。

 河口湖駅で、貼るカイロを増強して、いざ出陣。
 案の定、道の雪は凍ってる。うっかり足を乗せればツルンである。極力滑らない位置取りをして、河口湖まで下る。
 最大の難関は駐車場だったね。全面凍結…。足の置き場ない~。しかも車のわだちが不規則にできていて、非常に歩きづらい…。
 観光協会さん、もチット仕事しようよ(そりゃ、ブルとか標準装備していないだろうけどさぁ…)

 で、湖岸に立つと…河口湖が波立っている! 岸に近い部分は凍っていたのが、波で割れて、シャリンシャリンと薄氷がぶつかる音がうるさいぐらい。さらに、納まるかと思っていた風は絶好調で、こちらに向かって吹いてくる。私の軽い三脚が飛ばされそうになる~。
 某ホテルの篝火なんて、もう風にあおられまくって、ちょっとしたボヤかと思ったよ…。

 そんな状態でスタンバっているところに、いきなり花火が上がる。えぇーーー!! まだカメラ付けてない~って慌てるも、どうも30分前の予告花火だったようで…。いやぁ、あまりに風が強いので、前倒しにするのかと焦ったよ。
 そういえば、旅館客の遊覧船もまだ出ていない。まぁ、結局この日は遊覧船は出港しなかったんだけどね。湖が荒れていたからかね。
 
 結局、畳岩では三脚組はたった3人!? いつもなら寒そうに肩を寄せ合うカップルもおらず(車の中から観覧? 駐車場もスカスカしていたから、途中の凍結路で断念?)、もちろん、旅館からの客も来ず、実に寒々しい感じ。

 20時2分前に、開始のアナウンスが始まる。おぉ、少しフライングか!?と思ったら、その後英語&中国語とアナウンスが続き、ちゃんと20時に花火が上がる段取りとなっていた。
 思いっきし風下だからか、大池公園のアナウンスがよく聞こえた。


▲畳岩からの打ち上げは、風にあおられてこちらに向かって伸びてくるので、どうしてもいびつになる


▲左から、畳岩、大池公園、八木崎公園の打ち上げ


▲本店さんらしい玉もチラホラ


▲パステル×パステル


▲うーん、色劣化が


▲あ、虹っぽいミニ柳


▲フィナーレは錦冠で


 きっちり20分で終了。
 風下ではあったが、背後の山に向かって上昇するからかほとんどジャマにはならなかった。むしろ、畳岩の花火がこちらに向かってくるので迫力は今までで一番(笑)。新年早々、硝煙もたっぷり味わえた
 かじかむ手で機材撤収して、駅までとことこ戻る。駐車場の入口では凍結路面に足を取られて進めない車が…。久々に人力で押される車を見たような気がする。
 
 河口湖駅では、切符の販売機も寒さでおかしくなっていた(切符出ず)。大月駅では、強風で中央線特急遅延(通常は接続できないはずなのに、この日は乗車可能)も各駅停車派にはあまり影響なく、帰宅となった。


 雪が融ければ、大池公園側にも行きたいのだが、もう融けないよね…。富士山は無理でも、オリオンが入るようだしさ~。



冬の花と春の花と物欲と…

2015-01-10 22:58:00 | お出かけ

▲富士山!

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 正月は天候に恵まれず、雪掘り以外は実家に籠りっぱなし。そうなると、終始甥っ子姪っ子の世話で終わってしまった。まぁ、天気予報が脅すほどは雪が降らなかったのが幸いである。
 元々豪雪地帯だから、天気予報が大騒ぎするほどの雪が降っても生活できるインフラと技があるので、あんまり心配しなくてもいいのだけどね…。

 ということで、新年通常営業中。

 昨年末ごろから、フライパンの買い替え時。
 これは、昨年4月にオープンしたIKEAに行き時ではないか…! ということで、初IKEAへ!

 まずは前夜から砂糖入り紅茶を作ってテルモスに詰める。


▲シモバシラ


▲シモバシラ


▲シモバシラ

 ということで、まずは隣接する昭和記念公園へ。
 いや、この時期シモバシラの氷の花の見ごろだし、早春の花も咲き始めているだろうし…って。

 シモバシラはシソ科の植物で、秋に白い花を咲かせる。寒くなると、そのまま立ち枯れるのだが、冬にもう一花咲かせる。それが氷の花。立ち枯れているとはいえ根がまだ生きているので(多年草)、茎にはまだ水分があり、それが茎の割れ目からの冷気に触れて凍るのだ。
 水が氷になると体積が増える。その増えた分の氷が、茎をさらに押し割って外に染みだして独特の形を作るのがシモバシラの「氷の花」である。
 例年、1月中旬まで見ごろなのだが、今年は12月から寒い日が続いていたので、ずいぶん見ごろが早かったらしい。もう見ごろも後半といった感じ。
 それでも今朝家を出た時にやけに暖かくて、これはシモバシラ見られないかもなぁと思っていただけに、出会えたことは喜びである。とはいえ、もう例年の場所に案内板はなかった。

 ちなみに、昭和記念公園のシモバシラが一番多くみられるのは、「こもれびの丘」の裏手である。ここは立川口からだと小1時間近く歩かねばならないので、この時期だけはわざわざ砂川口から入るようにしている。



▲こもれびの丘の高台から西武ドームも良く見える


 猫舌仕様の紅茶を飲みながら一息。
 その後、この時期に咲き始める季節の花にも会いに行く



▲小さな小さなセツブンソウ


▲セツブンソウ


 セツブンソウの名のように、節分の頃に見ごろを迎えるのだが、例年1月中旬に気の早い個体が開花する。秩父などの自生地では、もっと茎がしっかり伸びて大きく見えるそうだが、ここの個体はいつも地面に這いつくばるように見なければならない。


 もう一つの早春の花も…


▲ソシンロウバイの明るい黄色には青空が合う


▲ソシンロウバイ


▲ソシンロウバイ


 ロウバイは蝋梅と書く。その名のように、蝋を引いたような透明感のある花びらが特徴。そして、とてもいい香りがする。
 無印の蝋梅は芯が赤いのだが、ソシンロウバイはその赤い部分がない。
 毎年、自分のベランダでも育ててみたいと思うのだが、何しろ木であるから、ウサギ小屋住まいには手が出せない。とか言いつつ、種苗店でいつもガン見しているけどさ~。



▲何かの木の冬芽がモフモフ


▲クリスマスローズが3株ほど咲いていた。


▲ニホンスイセンも咲き始め。やはり伊豆や房総には開花の早さはかなわない

 この時期の花はこんな感じ。あとはサザンカぐらいか。
 福寿草もスノードロップもこれからである。


 その代わりに、今回は鳥見が賑やか。


▲影っているけれど、ジョウビタキ


▲ツグミのバックショット


 そして、今回は大物ゲット!


▲カワセミだ~!


▲この日のズームレンズではこれが限界っす!

 なんだか鳥見エリアで、全員が静かにカメラを構えている。その視線の先に、なんと翡翠が!!
 鳥見さんのように白レンズではないので、アレだけど、私も初めてカメラに収めたよ。
 この日の翡翠さんは、一度池に飛び込むサービスぶり。もちろん撮れるわけない(笑)

 
 この時点で昼を回ったので、ようやくIKEAに向かう。



▲公園を斜めに突っ切ると、そこがIKEA



 新横浜勤務時に1号店ができたので、よく行っていた。
 異動になってからはなかなか行く機会がなかったのだが、ある時、田園調布から第3京浜経由の横浜IKEA行き送迎バス(無料)が爆走することが分かり、そちらを利用していたこともある。
 それが、今度は電車で30分で行けるところにできたので、かなりうれしい。

 とりあえず、店舗をグル~~~りと回り、フライパンをゲットし、ついつい余計なものも買い込んで帰宅となった(だって安いモン)。