▲善光寺の一角で歴代のご開帳の回向柱を見つけた。終了後、こうやって土に埋めて年月をかけて朽ちていくのだそうだ。文字がはっきりしているのが、本年のご開帳の際に建てられた回向柱
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今回の長野えびす講は、当初は長野拠点に3連休で温泉めぐりしようって思っていたのだけど、まず新潟での飲み会が入って、ならば新潟の母もえびす講に連れて行くかぁって辺りから劇的にいろんな点が変更となった。
結局、21日はたにがわに乗って新潟へ向かうこととなる。翌々日の天気予報が悪いため、晴れ晴れの東京から傘を持っての出発。しかし、大清水トンネルを抜けたら、安定の晩秋型天気で、新潟はどんより低い雲。おぉ、この傘活躍できるじゃないか!? ということで、駅から実家まで傘を差してとことこ。途中、イチョウの木が黄色く染まっているのが見えたので、母校の小千谷高校に寄り道したりしながら、ただいま~。
昨期で廃業となった美の川酒造が、苗場酒造の協力を得て在庫の販売を始めるという。さすがに雄町の大吟醸には手が届かないが、せっかくなら正月用の酒をそこで調達しようと、たまたま休みの弟を駆って買いに行く。そこで熟成濁りやら純米吟醸やら最後のワンカップをゲット。
花火の駅経由で長岡駅前着。
時間までプラプラ。
アオーレは、長岡の市役所である。とても市役所には見えない構造物であるが、役所なのである。ちょっとしたホールも内蔵しており、バスケットボールやらフィギュアスケートやらができたりするし、エントランスには角突きの牛も来たりする。そんなところ。
中空の通路にはところどころにイスとテーブルが置いてある。
そこで休んでおこうと…。ところが結構埋まっているのよね。よ~く見ると、地元高校生が勉強しているんですよ、そこで。ほぼ外気温のそんなところで勉強するって、すごいよなぁと感心しながら、米粉シュークリーム(秋のサンキューセール)をつまむ私。
以後自己規制に付き割愛
※割愛の意味:惜しいと思いながら、思いきって手放すこと
ま、覚えていないからなんですけれどね~w
景虎3本目までは覚えているんですが…。
翌朝、母にたたき起こされる。
ということで、飯山線直通列車(1両編成)に乗って7:44小千谷発。
車窓を楽しみつつ、グースカ寝つつ十日町駅へ。ここで乗り換えだなぁと思って荷物を背負うと、このままこの車両は戸狩野沢温泉行となりますというアナウンス。だったら、初めから十日町行じゃなくてそう書いておけばいいじゃないかぁと思う。まぁ、いろいろと大人事情があるんでしょうけれど…。
戸狩野沢温泉駅で2両編成に乗り換え。豊野から先はしなの鉄道になるけれど、特に何かアナウンスがあるわけではない。確実に地元民しか使わないからだろうね。そうして、長野駅に到着。
駅ビルの長寿食堂に入ってみる。野菜バイキングがうまい。ズッキーニ、生でも食べられるんだ~。
そして、長寿の秘訣は、歯ごたえのあるモノをよく噛んで食べることと知る。私の方の鶏の野菜あんかけはまぁ、問題なかったのだけど、薬膳カレーの方がやけに固いものが入っていて、入れ歯の母はなかなか壮絶な戦いを繰り広げていた。
▲信州福味鶏のなんとかってやつ。一切れ一切れが大きめで、噛みごたえがありました。
チェックインまで時間があるので、善光寺へ行ってみる。
最近は早朝しか来たこと無いから、門前のあまりの混雑ぶりに戸惑う。そうだよなぁ、店すら開いていない時間にしか善光寺に来てなかったものなぁ…。
おりしも七五三シーズン延長戦で、あちこちに晴着のお子さんがウロウロ。右を見ても左を見ても可愛らしい。なかにはもう疲れて不機嫌モードになっているお子さんもいたけれど(笑)。
昨年、地震の被害を受けた70基以上灯籠は、ほぼ元のようになっていた。ただし、人目に付くところのみで、あまり目につかないの一部まだ崩壊したままだったりする。また、崩壊した時にほかの灯籠などにぶつかって欠けた部分などは、そのままになっている。
たしか初詣までに何とか直したらしいんだよなぁ、善光寺。というか、善光寺に奉仕されている団体のパワーか…。
一通り見物してから宿へ。
長野市街の良質の温泉施設。えびす講の時にはいつもここの温泉を利用するが、宿泊するのは初めてである。連休なのに直前でも空いていたし、当日も空き部屋はあったようだ。
母はさっそく温泉へ。私は部屋でゴロゴロ。
案の定、風呂場が大混雑だったと母。洗い場がなかったとも。いやあそこ、反対側にも同じ数だけ洗い場あるんですけど…。日帰り入浴利用者も、宿泊者と全く同じ時間だけ利用できるからなぁ、ここ。だから夕方は大運動会状態。宿泊者のメリットは、貸切風呂が早いもん勝ちで1時間無料で使えることぐらいか…。
旅館での夕食は部屋食で全10品。おなか一杯。以下いくつか…。
▲先付(紅鱒黄身おろし和え、海鮮牛蒡挟み串ほか)
▲お造り(鰤、鮪、甘海老)
▲御椀(松茸と鱧の吸い物)
▲小なべ(長野県産牛肉のすき焼き風小鍋)
やけにシメジがたくさんなのは、しめじの瓶ごと持ってこられて自分で取って入れてくださいと言われたので
▲中華(海老の芙蓉ソース炒め)
▲煮物替(金目鯛と蓮根新丈の淡煮)
▲秋風プリン
ちなみに、栗の部分は葉っぱも含めてプラスチックの飾り物
はらくっちぇーので、再度ゴロゴロ。9時半を過ぎてから、夜中の温泉を浴びに行く。10時過ぎてからはようやく空いてのんびりのんびり感。ほかほかのまま就寝。早寝だ。
そして朝は6時からの温泉に合わせて起床。
ゆっくり入れるぞーって思ったら、普通に外来の人が「朝風呂券」を買って入ってきたよw
朝ごはんを食べて部屋に戻ったところで来た!!!!!
昼花火どぉぉぉぉぉんんんん!
ここ、昼花火を上げている個所から割と近いので、大雷の振動までズドンとくる。
チェックアウトギリギリまで温泉に入って出発。
本日のホテルに荷物を置いてって、思いっきり違うホテルに入っちゃったよw
ということで花火当日も昼前に現場へ。
さすがに見知った顔ばかり。場所の確認だけして帰ろうと思っていたのだが、気が付けば土手上で1時間以上、南風をもろに受けて立っていた。みんな、午前中から現場入りすぎだよw
駅の方に戻って昼食。行こうと思っていた店が月曜定休だったらしく昨日と同じ駅ビルへ。そして、ここでも知り合いと出会う、ニアミスする。GPSで俯瞰したら楽しいだろうな~。
今日はガッツリ、ソースかつドーン!!
▲ソースかつ丼 ふたが閉まらないのですがって、蓋ではなく取り皿として付けて来るらしい。
え、大盛りじゃないんですけど…って思ったらこれで並なんだとか…。
カツをどけて、キャベツをほじくってもなかなかご飯に到達できない~。でも意外とサクサク食べられた。母は残していたけれど…。
食後は駅ビルの広場でまったり。鳩を追いかけている子供をぼーっと見ていた。脇には、翌週行われるNHK杯のキス&クライのスペースが再現されていた。
時間になったので、駅前のホテルにチェックイン。無事、友達ともミートする。
夜用の装備にして再出発!いきなりシャトルバスで東北勢に会う。この時間にしてはやけに渋滞しているなぁと思ったら、途中で事故があったようで…。まぁ、少々時間はかかったけれど、現場到着。
そして昼にも増してのあいさつの応酬。母放置で私も右へ左へと飛び回る。それでも出会えていない人結構いたよなぁ…。当日で会えなかった方々、すみません。
当初は、南風だし、思ったより寒くないし、あったかいなぁ今年のえびす講も…って思ったけれど、やはり夜には腰のカイロは欠かせなかった。母も花火の途中で膝が痛いと言い出すし…。だから案内に寒いってあれほどしつこく書いたじゃないか~!
まぁ、雨が降らなくて本当によかったよ。
ということで、えびす講花火第2弾。
▲10号玉新作花火コンテストより「和火先LEDボタン」大曲花火工業
コレ、現場では全く気付かなかったのだけど、星の一つだけがなぜか緑なのよね。現像中に拡大していて気付いた代物
▲10号玉新作花火コンテストより「天の川と月」太陽堂田村煙火店
▲10号玉新作花火コンテストより「夜空の珊瑚礁」菊屋小幡花火店
▲フラッシュダンス 10号玉8号玉110連発
▲フラッシュダンス 10号玉8号玉110連発
▲大スターマイン(信州煙火)
▲10号玉3発より(信州煙火)
形はイマイチだったけれど、曲導がぁ!!!ってヤツ
▲特大スターマイン/10号玉10発一斉打ち
▲特大スターマイン(青木煙火)
地上開発とかされると、また火事るんじゃないかとドキドキした。風も強かったしね。
▲ミュージックスターマイン
▲ミュージックスターマイン
▲10号玉5発(信州煙火) 最初2発が千輪で、このまま千輪来るかって思っていたら、ここで打ち止め。後半は普通の割物だった
▲8号玉200連発特大ワイドスターマイン
結局、前夜祭も反省会も出歩かず。まぁ、よく寝れました。
翌朝は、まだ暗いうちから善光寺へ。
お朝事に参列して、お数珠頂戴。昨年ほどの混雑ではなかったからか、やけに寺の人が親切で、「ほら、今いけばお上人様のお数珠頂戴も受けれられますよ」とか、「お管主の帰りのお数珠頂戴も受けられますよ」と要所要所で案内され、そのたびに外に並んだり戻ったりと忙しかったよw
3回もお数珠頂戴できたので、きっとこれからはいいことがあるに違いない。