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雪しかは常に天気との戦いである

2017-02-19 21:51:00 | 花火

▲開始1時間ぐらい前から明かりがともされ、徐々に暗くなっていい雰囲気に

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 真冬に貴重な2尺が上がる長岡の雪しかまつり。昨年、芯が美しい二尺が上がって、おぉぉぉ!!!となったわけだが、例年天気が悪い。
 常に土手上で吹雪の最前線で戦っていた(何と?)私であるが、今回ちょっとくじけて後ろに下がることにした。

 午前中に「花火の駅」に顔を出す。花火関係者が集まるので、おのずと話が弾む。窓の外には日差しが差し込み、こちらを辞した後には青空が広がった。


▲長岡駅前。晴れーーー!!


 だけど私は知っている。冬の新潟の晴れが長続きするわけないことを…。天気予報通りになることは承知のうえで、「長岡、晴れたよ~!!」って煽る悪い女は私ですw


 会場に向かい場所を確認後、雪しかまつりのメイン会場となるハイブの出店でたれカツ丼やら女川のつみれ汁やらを食し、2階でちょこっと休憩。餅まきに参戦するも、デコに当たったのみで収獲無しであった…。
 そのころにはまた鉛色の空…。
 花火会場の方に戻ると、ちょうど雪明りがともされる頃であった。大勢の人が一つ一つ火を点けて行くのである。そうこうしているうちについに雪が降り出してきた。OH MY GOD


 カーキーのコートの上に目に刺さるような色合いのスキーポンチョを着て、天気予報通りの雪の中、打ち上げ開始でございます!!



▲長岡らしく白菊から上がります


▲新潟日報さんがこれを撮ってこいと雪しか初心者カメラマンを送り出したのですが、無事撮れたようで何より(翌朝の新聞に出ていた→http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20170219308373.html


▲低いと横でも入るけど、徐々に高くなるので横位置では無理


▲スタマもフツーにあります


▲おなじみの型物もちょこっと


▲雪だるま


▲スマイル


▲細かく湿っぽい雪が降っているので、レンズ水滴も致し方なしです(今回、かなり小まめにフキフキしていたのになぁ…)


▲スタマにちょっといい玉!? と思ったけれど、星が遊びすぎるのはよくない


▲錦花火の合間に上がるYONEXカラーの千輪がきれいだったのにほとんど写っていない~


▲今年も夏と同じようなスタマが…。


▲二尺はパステル点滅八方芯(彩華芯というらしい?)の錦冠でしたが、あいにくの天気が憎い!(この写真、下の方には当然雪明かりが写っているのだが、なぜかグルッとぶれているのでトリムアウトしました。木の方にもそのブレブレの雰囲気が残っている)


 いやぁ、天気にやられた。と言い訳しとこ。
 湿っぽい雪がレンズに当たると即水滴になり、1枚撮るたびにタオルでレンズを小まめにフキフキしていたんだけど、それでも間に合わない。空はガスだか煙だか判別しかねるものがたなびき、花火を乱反射させ、その身を隠した。
 ほんと雪しかはいつも天気との戦いだよな…。

 天気の良くないときはやはり土手で裸一貫(ちがっ)の勝負と知る。ってか、この時季は例年パッキリとは晴れないものだから、基本土手なんだろうなぁ。まぁ、一度は撮りたかった雪明かりも取れたことだし…。


 この日、十日町で雪まつりとはちょっと別な花火が上がるから…と、そちらにハシゴする人も多かったようだが、おとなしく駅に向かう。なかなか来ないバスにイラッとしながら(バスが遅れたから美松閉店時間に間に合わなかった…)、駅前で角煮イタリアンを食して小千谷の実家に帰った。

富士山を撮りに行ったのにドローン

2017-02-12 19:54:00 | 花火

▲スタンバイして正面にいる金星を撮っていたら、30分前のお知らせ花火があがったよ

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 河口湖冬花火、今年2回目である。
 前回もそうだったのだが、今回も月のコンディション的に「富士山+花火」が撮れると目論んでの参戦。
 4時前に現地着。思ったより見知った顔が少ないものの、とりあえず三脚をひっかけておく。だが、富士山の肝心な部分が雲に隠れている。ウーン、朝はちゃんと見えていたんだけどなぁ…。とりあえず、状況監視。徐々に雲が下がってくるんですけどぉぉぉorz

 となると富士山主役はあきらめて、ちょっとまた新規開拓しようかと思ってトコトコ。ちょっと奥まった所で、富士の稜線を絡めつつ花火全部乗せができそうな場所を探してウロウロ。そうこうしているうちに、船津方面にかなり近づいてきたので、トイレでも借りるかとずんずん進む。

 と、そこに階段を見つける。登ってみると、まぁ見晴らしがよい。だが左手が松で視界が遮られて都合悪い。ふと見ると、もう少し上まで行ける道がついているではないか!? ということで、昨日の新雪残る階段をガシガシガシガシと上る。そこは、3ヶ所を画角に入れつつ、高さも少し稼げる場所だった。おぉ! ここならよいではないか!
 元の場所に戻って相変わらずな富士山を見て見切りをつける(これが後程判断の誤りと知るが)。

 途中で夕食を取って(以前定休日で入れなかった食事処)、先ほどの場所へ。
 途中から照明はないが、町の明かりが雪に反射して思いのほか明るい。照明も複数持っているしね。
 冷たいふきっさらしの風が吹く中、スタンバイ完了。と、30分前の告知花火が上がる。

 カメラに初めてカイロなどを張りながら、しばし待つ。


 開始まで10分を切ってから、一段下に誰かが来た。もう一段上に来るかなぁって思ったら、そこでスタンバイを始めた模様。ウーン、そこだと畳岩の花火がうまく見えないんだけれどなぁ…。知らんのかな…なんて心配した私がバカでした。
 直後、なんだか変なエンジン音。ブゥーーーーン。何の音だろうってくるくる周りを見回したら、それは眼下の先ほどの辺りから聞こえてくる。そして目に入った、緑と赤の明滅する物体。


 それ、ドローンじゃん!!


 マジかよ~! もう開始5分前切っているじゃないかぁ~。クレーム言おうにもあそこに下りて帰ってくる頃には花火始まっちゃうよ~。そもそもクレーム言う立場にないしなぁ…。
 と言っているうちに打ち上げ開始時刻となりました。

 と同時にドローンも離陸。

 


▲正面に大池公園の打ち上げがある。今回このスーッと水辺へ落ちていく柳が2本


▲あ、花火の左下の白い点が金星です



▲大池公園

 ドローン、当初は河口湖大橋辺りをウロウロしたりしていたのだけど、浅川温泉側の上空に固定しているようなので、いったん忘れそうになったのだが…。



▲お、八木崎もようやく上がり始めた!と思ったら、ドローーーーン!!!!(赤点滅)


 電源問題なのか、帰ってきたんだよ、ドローンが!!!!
 その後、湖の結構低い位置にフラフラしていたから、富士山花火を撮っている人の邪魔になったのではないかとひやひや。私的には思いっきり邪魔です!! ただ、照明もないところで三脚を広げているので、そこに私がいるなんて思いもしないだろうからなぁ…。
 ってか、開始数分前に来て周辺安全確認をしない辺り、明らかにプロではない、違法操縦の可能性が高いかと…。



▲物理的に畳岩の方が近いので、大きく見えるのは致し方ないこと



▲今回、やたら落としまくっていたような印象



▲型物パート。カエルがド正面を向いていた


▲困った顔? 怒っている顔?


▲パステルスマイルの円が変化する


▲この紅白雪だるまはここでは初めて見たような気がする


▲大池公園がこの色調になったということは…


▲キターーーーーー♡


▲このポカ物の色変化もかわいいのよね。簪飾りのようで…。


▲そしてもう1発!


▲八木崎にこの色が上がったということは


▲こっちにもキターー! ただし、眩しい虹の滝が先に上がっていたので、センター見えん…。


▲今回はこのチョウの舞が多いかった。そしてドローンがまた帰ってきた(右下)

 ずっとどこかで固定撮影していればいいのに、ホンにちょろちょろと。よっぱど雪玉の真ん中に石を詰めて投げてやろうかと思ったよ(そんな余裕はない)。


▲虹変化も来たよ。センターの虹の滝が相変わらずつぶれる。


 そうこうしているうちに、もう終盤ですよ!!



▲終盤、3ヶ所打ち始まる


▲色が変わる変わる変わる~。


▲八方咲がきれいだな


 あっという間に八木崎が終了…。予算問題なんだろうけれど、ホントバランス悪いよなぁ…。



▲早々に八木崎が終わったので…。


▲フィナーレは錦バージョン


▲あと露光していたら、またもやドローンガガガガ!


 終了後、下のドローン組は早々に撤退。文句の一つも言えなかったことだけが心残り。
 

 なお、駅に向かう途中で、富士山がクリアに見えていたことを知る。ウーン、踏んだり蹴ったりだなぁ…orz


【ドローンの夜間飛行についての参考資料】ドローンの夜間飛行は、許可承認あっても強い制限あり。解説します。