大曲の花火はただいま現像調整中。競技花火はぜーんぶ手をかけるので時間がかかります。しばらくお待ちください
▲日の丸花火
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赤川の翌日、画像現像をしているとき、誰かがRTしたつぶやきが目に留まった。
「明日8:30にお台場で花火が上がります、本当です」
なにこれ? これといった公式のページもなく、花火が上がるって言っているだけじゃない?とも思ったが、どうもオリンピックに関係あることのようで…。
とりあえず、リュックに小さめの三脚とカメラを入れて、月曜日に出勤。
この日は比較的仕事が忙しくないことが分かっていたからである。
ところが、月曜日は台風がやってくる!!!!という。まぁ、昼頃上陸して夜には晴れそうだからって思っていた。そしたら、新たなつぶやきが…。
「台風の影響で9時に変更です」
やる気だなってことで、お台場に出かける。
冬花火の時は何度も訪れるお台場だが、さすがに台風の来たこの日は人が少ない。情報はあのつぶやきだけなので、おそらくキャッチした人も少なく、その中でわざわざお台場まで来ちゃうのってよっぽどの好きモノである。
冬なら鈴生りの円形デッキには、先客1名のみ。風はまだ少し強いものの、雨は上がっている。イケるぞ!
まだ時間が早いし、夜景撮っておくかってやる気のない体を見せている最中に、いきなり上がったよ! ちょ、ちょっと時間より早くない?
ものの5分で終了~!
お疲れ様でした~。
どうやら、この日の朝閉会したオリンピックで、リオから東京に五輪旗が手渡されたことに対する返礼とのことらしい。ちょっと後ろにある某テレビ局には、幾人かのメダリストが集められて、この花火を見ていたらしい。
そのテレビ局はこんなイルミネーションが…。
そうだよ、4年後には東京でオリンピックだね~。開会式とか閉会式とか花火ぶち上げてくださいね。
ところで、今日はいつもここで花火を上げる業者さんだったのだが、4年後も安易にそういうことになったりしないよね…。
なお、この日の東京タワーは特別イルミだったらしいのだが、あまり気にしていない私はそのあたり全く意識していなかったのであった。
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店。三重芯二尺が二発ぅ!
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8月の折り返し地点となる赤川花火。厳選された煙火店による競技花火と、間に入る素晴らしいワイド花火が破壊力抜群! 花火大会としては後発ながら、国内指折りの花火大会に成長してきている。
ところが、ここに一つ弱点がある。
メイン観覧席が風下になりやすいということ。夏の夜は東風ベースらしく南から北へと流れる赤川の左岸に位置する観覧席は、風下になることが多い。昨年は奇跡の西風であったが、一昨年はばっちり東風で良玉が煙のスクリーンにぶち込まれ、その煙で涙した。
今年の風予報は、基本的に東風で固定。熱帯低気圧の動きで一時北風などにぶれたこともあったが、当日はもうどっしりと東風であった。
一昨年の東風の時に、対岸(すなわち風上)から見ればきれいに見えるんじゃない?ということで民族移動した人々が結構おり、実際彼らの大勝利だったのだが、今年もその動きがあった。まぁ、私はメインのこちら側で固定だけどね。まだ捻挫治りきっていなかったしさ…。
当日、トラブルもなく(昨年の記録参照)、昼前に鶴岡駅に到着。ホテル荷物を置いて会場に向かえば、予報通りの東風。だが風は強い。
これなら、風下でも煙が早めに吹き飛ばされて視界良好なのでは!?!?!?!?!? と期待させられる。
私は対岸には行ったことがないが、某写真マップなどを見ると結構な田圃地帯。一面の田 んぼが広がっている。もちろん観覧席はない。だが、地元の人を中心に、そちら側で見ている人も結構いるのだろう。
なお、オフィシャルな観覧席でないのだから、当然仮設トイレもないし、何よりスピーカーがない!!
ここの花火は、割物花火以外すなわちデザイン花火とワイド花火はすべてミュージックスターマインなのである。
私はミュージックいらない派(少数派)なので大して気にならないが、それでも気になるのは磯谷煙火店。音に合わせてぴたりと最上空で開かせる技術はピカイチだ。ミュージック不要派の私でも、あれを音なしで見る味気なさは理解する。
そういった人々の懊悩が前日辺りから私の周囲で繰り広げられていた。
まぁ、それは他人のことなので置いておいて、打ち上げ開始でございます!
▲オープニング花火「ナイトファンタジア」マルゴー
▲オープニング花火「ナイトファンタジア」マルゴー
終わった瞬間、桟敷席がざわざわざわざわ…。
初っ端からヤバい! こんなにすっ飛ばしていいのかって感じで、一気に持っていかれる。どれだけの人が「マーベラス!!!」と叫んだでしょう!(ただ言いたいだけ疑惑もあるが)
それほど素晴らしいオープニングであった。
マルゴーさんって、このオープニングだけなのよね。競技の方には出品していないのはもったいない。
▲10号割物 昇曲導付八重芯変化菊 山内煙火店
こんな色初めて見たような気がする
▲10号割物 雨音 山内煙火店。えびす講では冠だったように記憶していましたが、変わりました?
▲10号割物 昇曲導四重芯変化菊 菊屋小畑煙火店
【割物花火の部、第3位】
▲10号割物 昇曲導八重芯錦花冠点滅 菊屋小畑煙火店
【割物花火の部、第3位】
▲デザイン花火「希望の花」太陽堂田村煙火店
ここ数年余り動きのなかった田村さんがこんな花火を出してきた! とざわついた作品。残念ながら入賞はできなかったけれど、みんなの心にしっかり刻まれた
▲ドラマチック花火「Dolphins~恋するイルカショー~」磯谷煙火店
音楽に合わせて、イルカたちが夜空に舞います!左からボールタッチ、2頭のイルカのリング(左右にハートなのは年上の雌と年下の雄なのだ。ちなみにライバルの雄もいるという、昼ドラ仕様ww)、そして輪くぐり ※コンポジット
▲もちろん、磯谷玉もふんだんに。スノークリスタル!
▲コスモ。もう大玉しか見ていないから、下がおそろか過ぎてスマソ
▲なんとイルカ千輪。丸くないなぁと思ったけれどまさかイルカだったとは…。当然現場では気付かず…。
▲そして光の宝石~!
▲10号割物「希望の花」太陽堂田村煙火店
そうです! デザイン花火のあの花火が尺仕様!! 大曲でも見られるよ!
▲10号割物「光の幻想花」イケブン
こちらも大曲に同じ玉名が並んでいる!
▲10号割物「赤川の牡丹桜」丸玉屋小勝煙火店
ピンクと赤の繊細な色変化としっかりとした芯。小勝さんは場所場所に合わせた玉名を付けてくるので、ひょっとしてこれも大曲で…?(大曲の自由玉の玉名は「秋田花美人」)
▲デザイン花火「ラベンダーの丘にて」若松煙火製造所
禁色花火の高貴さよ。大曲では自由玉で「ラベンダーの花園」とある。ワクワク(^_^)
▲デザイン花火「フラッシュ・パーティ」篠原煙火店 【デザイン花火第2位】 ごめんよ、ちゃんと撮れていないんだよ、このプログラムorz でもね、売店の人まで花火を見ているのが写っていてちょっと嬉しかったりする。
▲市民花火「流転(るてん)」紅屋青木煙火店 青木ワールドの開幕である!
▲市民花火「流転(るてん)」紅屋青木煙火店 月照らすスクリーンに和火の柳と吊物が打ち上げられ、風に流され輝跡を描く。
▲市民花火「流転(るてん)」紅屋青木煙火店 夕映えの椰子、そんなに在庫あったん? そんなに密集したら椰子の実が落ちたとき避けるところないやん(しーーーっ)
▲10号割物「トケイソウ」山崎煙火製造所 あれ、こんな花火なのって思ったら、唐突に小割が開いたよ。誰かが言った長針と短針なのでしょうかコレ? ちなみに小割がこんな色変化していたとは、現場では気付かず…orz
▲10号割物「昇曲導付四重芯変化菊」新田煙火店【割物花火の部準優勝】
▲10号割物「昇曲導付三重芯冠菊」新田煙火店【割物花火の部準優勝】
▲デザイン花火「Shangrila~命の楽園~」北日本花火興業【デザイン花火の部優勝】
御曹司だっけ? 王子だっけ? あ、プリンスだ!! やったね! おめでとうございます!
▲デザイン花火「Star light parade(スターライトパレード)アルプス煙火工業【デザイン花火の部第3位】 これもいい具合に売店のスタッフが花火を見上げていますね。
▲10号割物「昇曲導付四重芯菊花の誉」篠原煙火店【割物花火の部優勝】
美しい同心円の四重芯でした。大曲、今年は五重芯やらないのね。隙のない四重芯でも勝機はあるわけだし…。
▲10号割物「銀彩の華」篠原煙火店【割物花火の部優勝】
盆の大きな雄大な花火。芯の部分が今までとちょっと変えてきました。
▲10号割物 「光のステップ」野村花火工業
▲10号割物「昇曲導付三重芯引先虹色変化」齊木煙火本店 変態的変化を見せる玉。これで普通の割物にぶっこんで欲しい。まぁ、大曲は正統派の方を出すみたいだけどね…。
▲10号割物「虹色のグラデーション」齊木煙火本店 諏訪ほどの破壊力はなかったけれど、今年バージョンが見られたのはうれしいこと。
そしてフィナーレへ。
……が、始まらない。
実は、向かい風のこの日、かなりの玉皮やら燃えカスやらが観覧席に落ちてきていたようだ(暗くてはっきりとは見えないが、私の席の近くにも落ちてきていた)。それでトラブルが生じていたらしく、「安全確認をしております」というアナウンスがたびたび流れた。予定時間を押してなお、安全確認が続く。
そして、主催側からの説明。
燃えカスなどでけがをした人がいると。花火の方の調整もしているが、燃えカスが当たるのが怖い人は、時間を設けますのでお帰りいただけるでしょうか…と…。
ここまで言うということは、すでにそういうことなんだよなと思う。
実は、私も途中で小さな燃え殻が目に飛び込んできて、悶絶した。ペットボトルのお茶で目を洗うという荒業で解消したんだけどね。花火王国で生まれ育っている私としては、これぐらいで引くことはない。むしろ玉皮に当たることは、縁起物ぐらいに思ってしまう土地柄なので…。
このアナウンスに触発されてか、それとも混雑前に帰る方が得策と踏んだか、多少の人の流れが左右にうごめいていた。
そういう十分な間を取ってのエンディング花火の打ち上げである。
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店 はみ出る二尺シリーズ(私のカメラスペックでは入らないんだよ!)
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店 はみ出る二尺シリーズ(私のカメラスペックでは入らないんだよ!)
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店
▲エンディング花火:希望の光「しあわせ花火」伊那火工堀内煙火店
さて、本当の闘いはこの後であった。
翌日チェックアウトをして駅で特急いなほを待つ。やってきたいなほは、秋田始発であった。そして指定席はすでに売り切れ。
それでも例年、この時間のいなほって自由席ガラガラだからなぁ…、とのんきに並んでいたら、やってきたいなほはすでにデッキまで人であふれていた。
えぇっ!!Σ(◎Д◎ )
座席はひとつも空いていない。小さい子供は2人でひとつの椅子に詰め込まれているし、お母さんに抱っこされてもいる。これは本当に隙間ないぞ…。
ということで、新潟までずっと立ったままであった。
去年の代行バスの方が座れた分、マシだったよ…orz
ということで、「おうちに帰るまでが遠足です」とはよく言ったものである。
▲オープニング花火「ナイアガラ富士200m付き」
って、これはナイアガラが消えた後だけど…。
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昨年9月の大雨による鬼怒川の決壊で多大な被害を負った常総市。
その10日前に前年の常総きぬ川花火大会を見ていた身には、ただ驚くのみであった。鬼怒川の堤防が越水&決壊したポイントは、花火会場のはるかに上流であったが、堤防を越え町の中に入り込んだ水は徐々に常総市街に広がっていき、花火会場付近も一様に浸水したと聞く。
翌年の開催はさすがに難しいだろうって思っていたが、春先、どうやら開催されるらしいと聞き、これはぜひ行かなくては…と思っていた。
まぁ、思い起こしてみれば、中越地震の翌年には長岡まつりもおぢやまつりもやったんだよな(しかもおぢやまつりは当日朝の震度5余震付き)
そして、8月。まだ足が本調子ではないけれど、ひょこひょこ出かけた。
▲八間堀川が鬼怒川に合流する地点の水門に、復旧の関する情報が展示されていました
協賛者観覧エリア入場時に渡された「うまい棒」はこの日、会場のいろんなところで配られていた非売品であった。
さて、最上段の席のアスファルト部分が減って、斜面席に少し入り込んできたことによって、斜面最上段が例年よりややきつくなった感…。椅子に座っていても、主に右足で踏ん張る。そんな状態で、18:30のプロローグ花火がスタートする。
▲プロローグ花火
▲プロローグ花火。左下の青い星は空に溶けて見えない…。
▲プロローグ花火
あれあれ~、画面真っ白だぞ~~。
で、ハッと気づく。開催日が例年より2週間早まっている。それって、それだけ日没が遅いってことだよね。約1週間前の長岡が19:20スタートだから、それより約1時間も早ければ、明るいなんてあたりまえじゃないか!?
ということで、ボーゼン。
当然フィルターなんて持っていないし…。視認も怪しい状況下で、ただただ光量が落ちるのを待つ。最後の数分ぐらいになってようやく見えるかなってぐらいになった。ここの暮れ空の花火好きだったのになぁ…。
そして、開幕のあいさつ(市長3日前に就任だそうで…)をへて、本番の打ち上げ開始でございます!!
▲オープニング花火「ナイアガラ富士200m付き」
▲オープニング花火「ナイアガラ富士200m付き」
日没が遅かった分、この時分になっても藍色花火!! それはそれでおいしゅうございます。
続いて、メッセージ花火。
▲メッセージ花火より:5号×3の内の2発
この花火、結婚25周年の奥さんに贈る花火で、お父さん側はツイッターで画像上げてよろしくって言っていたので、ここでひっそり…ww
▲メッセージ花火より:8号×1
知り合いの花火愛好家が上げた1発。錦のしっとり具合が良い哉
▲メッセージ花火より:5号×2、8号×1
知り合いも何組か上げていたのだけど、これはきれいでした。ありがとうございます。
大玉上等の私ではあるが、5号だってきれいなものはきれいだと認める心の余裕ぐらいはあるよ!(ただ、花火大会によっては5号を大玉と称するところがあり、それだけが解せん…)。
▲野村陽一花火GALLERY「5号×100連発」野村花火工業
▲野村陽一花火GALLERY「5号×100連発」野村花火工業
▲野村陽一花火GALLERY「5号×100連発」野村花火工業
そして片貝煙火さんのお時間です。
毎度おなじみ千輪5種(8号2発同時打ち)。一体片貝さんは何種類の千輪をお持ちなのでしょう? そのうち私は何割見ることができているのだろう? 最近見ない種類の千輪もあるからなぁ…。
▲日本の花火BESTセレクション「8号緋色百宝×2」片貝煙火工業
▲日本の花火BESTセレクション「8号空色百水×2」片貝煙火工業
▲日本の花火BESTセレクション「8号黄金百光×2」片貝煙火工業
▲日本の花火BESTセレクション「8号若草百風×2」片貝煙火工業
▲日本の花火BESTセレクション「8号桃色百珠×2」片貝煙火工業
桃色百珠は色っぽいなぁ…。そして、常総のために毎年ネーミング考えていますよね、社長!
▲ミュージックスターマイン「錦の花絵巻」篠原煙火店
篠原さんの音源、どうしちゃったんですかね…。最初は最先端行き過ぎて自分が理解できていないのかと思ったけれど、どうしても不協和音にしか聞こえない。これは違うって思って、意識上で音をシャットダウンするように見ていた。
篠原さん、常総が初めてってわけでもないし…。音楽担当が変わって、ファイル変換ミスっちゃったのかな? とにかく音が気になって集中力が削がれてしまったのは事実。
▲至高の世界・美の巨人たち「8号昇小花付点滅芯青八方咲」野村陽一
あ、美の巨人は3名いたはずなのに…
▲ミュージックスターマイン「STAND UP!」山崎煙火製造所
▲ミュージックスターマイン「STAND UP!」山崎煙火製造所
▲日本の花火BESTセレクション「5号紫陽花×2」伊那火工堀内煙火店
▲山崎さん名義の型物パート。私史上アフロが一番うまく撮れたので上げとく(ただし横向き)
さて、青木さんのミュースタだが、なんかタイトルがどこかで聞いた風味…。そして音楽が流れると、どこかで聞いた風味…。
ま、毎度新作組み上げるのは大変ですしね…。
▲ミュージックスターマイン「闇夜のページェント 放たれる光のイリュウジョン」紅屋青木煙火店
▲ミュージックスターマイン「闇夜のページェント 放たれる光のイリュウジョン」紅屋青木煙火店
▲ミュージックスターマイン「闇夜のページェント 放たれる光のイリュウジョン」紅屋青木煙火店
まぁ、タイトル見た時から苦労する花火とわかっていたけどね…。
ということで、楽しみな美玉名玉~。個人的嗜好で…。
▲ファイヤーアートコンテスト「昇曲付夜空の花時計」山崎煙火製造所
あれ、こんな感じでしたっけ?
▲ファイヤーアートコンテスト「昇小花虹色のブーケ」齊木煙火本店
思い出す、数日前の興奮と感動!(あれから、まだそれだけしか経ってなかったのか!?)
▲ファイヤーアートコンテスト「昇曲導松島の夜景」新潟煙火工業
▲ファイヤーアートコンテスト「昇小花銀芯ステンド牡丹」田畑煙火
▲花火の巨匠スタマ共演「さくら~愛しき人へ」山崎煙火製造所
赤にピンクの小割もの、オーソドックスだけど、きれいならよい
▲花火の巨匠スタマ共演「常総に愛を込めて」篠原煙火店
ここも耳障りな音で…。ってか、ここは和火縛りなんですか。今回から相方さん変わったんだから、そこは変えてほしい気が…。
そして、気が付けば最後のプログラムが…。さぁ、来るぞ!
▲ミュージックスターマイン「希望の光」野村花火工業
あら、色違い
▲ミュージックスターマイン「希望の光」
トラの色が…
▲ミュージックスターマイン「希望の光」
シャッター切るタイミング間違えましたっけ?
▲ミュージックスターマイン「希望の光」
八方祭り
▲ミュージックスターマイン「希望の光」
八方ぐるぐる
いやぁ、野村ワールドでしたな。安定しているし…。
ということで、エンディング花火。ここは聞き覚えのある音楽。毎度だが何でなんだろう? 人々は帰路に付くが、まだ8号玉が1発残っているから、スタンバイモード継続。
▲エンディング花火 8号昇曲付八重芯錦冠菊
打ち止め~!!
荷物を片付けて人ごみの流れに紛れる。TEXに乗るとホッとするな。
それにしても、最上段が前方に突き出て、しかもその後ろには屋台がなくなったことで(カメラマンからの油煙対策要望か!?)、最上段席後方は、多くの地元民が立ち見するようになった。特に警備員が規制するわけではなかったが、中にはずっと甲高い声でおしゃべりに興じる人が…。
うるさいなぁ、と最上段ではなく、斜面席の私が振り向くレベル。最上段組の方は気にならなかったのでしょうかね…。
あんまり注文ばかりを付けてもよくないから、せめて警備員配置しましょうか。あ、でもそうすると警備員の声が入るって文句が来るのかなぁ…。
▲会場で配られていた常総オリジナル非売品の「うまい棒」。常総市にはうまい棒の工場があって、昨年の被災後、常総市のモノを買って応援しようって運動があり、その時にうまい棒がたくさん注文されたんだよね。
私が歩いた範囲では、パッと見、水害とわかるような痕跡は見つけられなかったのだが、会場がほこりっぽいというのがそのものであった。要は街にあふれた水が持ってきた川の泥がまだいたるところに残っていて、ちょっとした風でそれが舞うらしい。
黒い靴が白っぽくなったり鼻をかんだら真っ黒だったりと、その痕跡は微かだが見えた。
まだいろいろと後始末があるのだろうけれど、また来年も無事の開催を願ってならない。来年は山の日じゃないのかなぁ…?
【お知らせ】大曲のC桟敷余っています→http://photo.ap.teacup.com/jumi/788.html
▲10号2発5段打ち
オープニング直後に淡々と打ち上げられる本店とマルゴーの尺玉。打ち合わせしているのかどうかは不明だが、思わぬ共演に実は一番わくわくするクレッシェンドな気分
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神明の花火は8月7日(花火の日)の日付固定。同じく日付固定の長岡と4日しか離れていないのは例年のことだが、今年は疲労感が抜けないのは7月末から飛ばし気味だから!? しかも長岡の帰りに捻挫した足はまだ完治していない。
一応病院に行ったり、酸素カプセルに入ってみたりしたが、当日はまだ登山ストックに頼るような状態。荷物は最低限にし足をひょこひょこさせながらあずさで出発!
暑いぜ甲州盆地! 少しでも荷物を軽くしようと、着替えのみホテルに預けて身延線に乗り換え。15時台の臨時列車はまだまだ空いていて、快適な1時間の旅であった。
そして灼熱の市川三郷。日差しが痛い!
マジで日よけとしての日傘が必要で、土手上に立ち呆然とする。
すでに顔見知りは多くいるが、ここではしゃいでしまっては本末転倒であるからして、大人の風情で過ごす。
日差しが弱くなって、空が焼けて、そして打ち上げのお時間。
▲神明の二尺は近い。ほんと近くて困っちゃう(画角から漏れまくり)
▲虹のグラデーションは伊勢と曲導違い?
あぁ、上切れているし…
▲かわいいよ、かわいいよ、かわいいよ
▲パックリとしていないけれど、パックリとわかってしまう
▲これ、見えている印象と撮った時の印象が異なる玉
スタマもいいんだけれど、延々とこのプログラムでも悶絶しそうな、それが神明。
そんな私の気持ちを汲み取ってくれるかように、スタマを挟んで7号3発10段打ちが始まる。
▲右のは、多分マルゴーさんのだと思うのだけど、盆は小さかったけれど、将来性が楽しみ。ってか、本店がでかくねw
▲右のが姫菊並みに大きく成長しますようにww
▲特大スターマイン。小さくて見えないかもしれないけれど、足元にスポンサーの「ふじかわ」町の文字仕掛け
さて、神明ではわずか5社であるけれど、競技花火がありまして…。一応煙火店名を隠してあげるんだけど、どの煙火店さんも自己主張強すぎて、下手するとプログラム名で分かってしまうし、そうじゃなくても上がった玉を見れば察してしまえる。
▲夢幻の世界。この和火の世界は山内さんですね~
▲神明~恋桜~。プログラム名的にはマルゴーさんかと思いましたが、中段右肩の星の色を見て小勝さんと認識。お馬さん花火で私がきれいだと思ったあの星でした
▲乗りこなせ!!夏!! この輝度とキュルッキュルした色変わりはマルゴーさん
▲次のプログラムが本店さんとダダ漏れタイトルなので、消去法で小口さん。というか、実験プログラムですか!?
▲新たな門出に花束を。はい、プログラム名からして本店さん!
▲はくばくさんの特大スターマイン。特大だと最後にワイド打ちがあるかもしれないので、横位置で待機していたが、これは縦で押さえておきたかった…。
市川三郷町にもゆるキャラはおりまして→http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/02topics/ichikawa_misato_ranger.html
♪ぱらっぱらっぱ~ ぱらっぱらっぱ~♪ ♪にんどんぼん♪ イェイ!!
▲にんにん(ニンジンキャラ)
▲どんどん(花火キャラ)
▲ぽんぽん(印章キャラ)
▲金麦ビール。これ、ビールジョッキ花火持っている小勝さんのパッケージ花火ですよね。じゅわじゅわじゅわじゅわと音が鳴って、金麦が飲みたくなる仕様w
▲花火シンフォニー
毎度おなじみ和火の世界。この和火が暗くて、開放しまくりなんだけれど、そのおかげで!?なんと20キロぐらい離れた地の花火をもゲット! 足元に小さな丸があるのがそれで、おそらく北杜市のふるさとまつりの花火ではないかと…。ここだと良く見えないかもしれないけれど、芯入花火だよ
▲特大スタマの後の二尺玉が2発
フィナーレにしれっと上げるため、横一の画角を変えられず、思いっきりはみ出まくるのに、なぜここで一番いい八重芯持ってくる!?
▲特大スタマの後の二尺玉その2
まさか2発も連続して上がるなんてどこにも書いてないやんけ! まぁ、ええけどな
そしてメッセージ花火
神明の花火といえば、このメッセージ花火でのプロポーズは成功率100%とか。これって、観客以外の関係者はものすごい緊張感に見舞われるらしい。この日は5組だったっけ!?(人の幸せには無頓着)。
なお、プロポーズ一組目は、私の左前のカップルでした。名前を読みあげられた時、オレのだって彼女に言っていましたので…。
このカップル、女性の手作りっぽいアルミホイルに包まれたおにぎりをほおばりながら、缶のアルコール飲料を飲んでいるさまが後ろから見ていて好感もてましてね…。この花火はサプライズではなかったようですが、花火が上がった後はハグしてキスして肩寄せ合ってって、ほんといい雰囲気だったんですよ。末永くお幸せにね。
以下のメッセージ花火はプロポーズ以外のもありますよ。
▲メッセージ花火 こんなの上げてもらえたら幸せだよな
▲メッセージ花火 この玉は、ライブで見た時のインパクトが上
▲メッセージ花火
▲メッセージ花火
▲メッセージ花火 この辺りからプロポーズ花火だったかな
▲メッセージ花火 紫推しもよい
▲メッセージ花火 聖礼花でのプロポーズはズルい!!(花火クラスタ限定)
▲大玉連発スターマインだったかな
残すスターマインプログラムはあと3つ…。高揚感と終わりが近い寂寞感とがないまぜになる一瞬。
▲超特大スターマイン(みたまの湯提供)
▲超特大スターマイン(みたまの湯提供)
みたまの湯の花火は、超特大だけではなく、そろそろ別格の名称が必要だと思うの…。
今年はテーマファイヤーがマルゴーのラストステージ!!
この辺りから、私のカメラでは物理的にも太刀打ちできず、堂々とはみ出しまくることになる。それがわかっていても、撮らずにはいられない
あ、撮るからって、花火を見ていないわけではなく、カメラの位置を確認したら、あとはファインダーからは顔を離して、裸眼で目をしっかと開いて生で花火をとことん浴びまくって楽しんでいるんですよ。写真撮らない人はよく誤解するけれど、慣れた人にとってはこんなの朝飯前だからね。
▲テーマファイヤー「百花繚乱~市川三郷夏物語」
▲テーマファイヤー「百花繚乱~市川三郷夏物語」
▲テーマファイヤー「百花繚乱~市川三郷夏物語」
▲テーマファイヤー「百花繚乱~市川三郷夏物語」
これ、個人的にはオタマジャクシです
いやぁ、たまらず、歓声漏れましたわ(まだ小さいとダメだしされたが)
基本、それほど叫ばなくなった私(一部筋からクレーム入りましたので)。それでもこれは終わった後にオクターブ高い声がこみ上げてきたきたきた!!
そんな興奮を押さえつけようとするラストの二尺の曲導がするする伸びる。
▲最後の二尺!
そして、幸せな時はいつまでも続くものではなく、ラストプログラムへ。
泣いても笑ってもこれが最後だ! もちろんはみ出しまくりだ!!
そして質は無視して物量勝負だ!!!!(画像の話)
▲神明の花火グランドフィナーレ。今年は本店さんのターン!
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
▲神明の花火グランドフィナーレ
いやぁ、たまらず、歓声漏れましたわ(2回目)
ありがとう!本店さん、ありがとう!マルゴーさん。ありがとう市川三郷!!
日曜開催ということで、人が多く押し寄せ、さらにカメラマン御用達の席の販売の混乱は来年以降に改善を求めるとして、今年もいい花火をありがとう。また来年が楽しみです!!
【お知らせ】大曲のC桟敷余っています→http://photo.ap.teacup.com/jumi/788.html