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長野えびす講煙火大会2013

2013-11-24 19:35:00 | 花火

▲開幕個人協賛特大スターマイン

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 11月の勤労感謝の日は長野えびす講煙火大会。
 西宮神社のえびす講自体は11月18~20日に開催済みである(http://www.nagano-ebisu.jp/ebisukou.html)。まだ見たことないけれど(笑)
 せめて年によって花火と近接するとかだと前乗りすることも考えるのだけど、こうキッパリ分かれていてはかたぎとしてはそうそう見に行くことができないのが残念である



▲開幕個人協賛特大スターマイン


 とはいえ、今年は1日だけ前乗りしてみた。といっても、仕事が終わってからの夜の新幹線での長野入りではあるが…。
 だけど今年は特に場所取りの解禁日の明示がなく、またパトロールしてフライング場所取りを取り締まることもなかったようで、フライング場所取りは数日前から粛々と進んでいたらしい。
 前日の夜の参戦では、もうあらかた決戦済であった(花火撮りとしての決戦である。通常観覧であれば当日でも問題ないレベル)。それでも夜行バスで朝着だったらきっと立ち直れないレベルには違いなかったので、前夜入りして正解だと思おう。


▲大スターマイン。相変わらずの近さではみ出る~(信州)


 0時過ぎにホテルに戻って、GPシリーズのロシア大会を見て寝る。そして朝は5時前起き。前夜の雨は上がっていたが、東南東の空は雲がかかっていた。東京では無理でも長野なら見られるかもって思ったのだけどなぁ、アイソン彗星。12月に化けるのを期待するとしよう。
 二度寝をしてゆっくりとチェックアウト。
 長野駅でプログラムをゲットする。

 前夜は気付かなかったが、長野駅って大規模改装しているのね。北陸新幹線開業(延伸?)に向けての動きだろうけれど。
 コンコースでは福井県が観光キャンペーンを張っていた。そうかー、長野新幹線は福井まで行くんだっけ、って一瞬錯覚しちゃったよ(新幹線は金沢までだよ)。
 
 で、駅ビルもなくなっていて、縄文おやきを買おうと思っていた身には悲劇。駅に戻って行列を成していた西澤おやきを全種購入する。


▲10号千輪の新作だね(青木)


 ネットカフェに潜伏(地下の店だったので)。
 さっそくプログラムをテキスト化。プリンタが詰まっていたらしく少々手間取ったが(店の人が)、無事出力完了。
 まったりタイムに移行。
 漫画を読みつつ、おやきを咥えつつ、マッサージチェアに身をゆだねる。って優雅な感じではなく、実際は強力な押しに「うがぁぁぁぁぁ」って声を噛みしめながら耐えていたりした(ネットカフェではお静かに) 


▲大スターマイン。かわいい千輪(信州)


 3時過ぎに地上に出て会場へ。
 この時間はまだ道も空いているのでバスもスムースに会場入り。
 前夜に確保していた場所に荷物を置いて、第2&第3の場所取り回収に向かう。その往復に見知った顔に出会って出会って、立ち話。すぐ戻ってくるつもりがえらく時間がかかる。
 まぁ、この日の大きな花火大会はここだけだから、全国の花火愛好家が自然と集まってしまうのだよね。まして、日付固定のこの花火、翌日に休みがくっつくのは久々なので、遠方からも結構来られたようである(ちなみに来年は土日&振り替え休日で3連休!)。

 

▲10号玉新作花火コンテスト最優秀賞「昇曲導付銀彩芯錦先七度変化菊」秋田県・大曲花火化学工業

▲10号玉新作花火コンテスト優秀賞「昇り曲付 潮騒のメモリー」東京都・ホソヤエンタープライズ

▲10号玉新作花火コンテスト金賞「モノクロームの華」群馬県・菊屋小幡花火店


 晩秋の日の入りは早い。
 急いでセットアップして、防寒体制を整えて(重ね着&カイロペタペタ)、トイレも腹ごしらえも(当然西澤おやきである)済ませれば、あっという間に打ち上げ時間である。
 天気予報では最低気温0℃とか出ていてかなり覚悟していたが、それほどでもなかったらしい。
 長野えびす講花火はまだ数回しか見ていないが、本気で本当に寒いっていうのはまだ経験していないようである。この時期はまだ体が寒さになれていないから、結構きついのよね。慣れてしまえば雪国育ちモードを発動できるのだけど(笑)。





▲ミュージックスターマイン(信州)

 開幕の個人協賛スターマインから全力ではみ出す近さ(笑)。
 ただ、プログラムをテキスト化していて気付いたのだけれど、やはりここも大型プログラムの減少がみられる。メインどころはそのままなんだけれど、例えば8号一斉打ちとかは無くなっている。
 商工会議所の会頭は、前会頭から何年もかけて花火の数を15000発まで増やしてきたってことを声高に述べていたが、台所事情はやはり厳しいのだろう。一時的なものなのか、このままデクレッシェントしていくのかは見守っていく必要があるだろう。
 



▲大スターマイン(信州)

 犀川の河川敷に展開する打ち上げ場所は、本部席を中心に左右に広く展開している。主に上流側が青木さんで、下流側が信州さんである。ただ、下流側にえびすシートがあるために、そちら方面で上げるスターマインもある。今回の席の正面は信州煙火の単発物の打ち上げ場所であった。
 プログラムには打ち上げ担当煙火店が書かれているので、それに合わせて右を見たり左を見たりと結構大忙しである。
 ワイドスターマインは横で撮るが、それ以外は縦で。それでも尺物ははみ出し気味。
 大スターマインはどうやらツイン以上で上げるようだが、そのサイズがちょっと微妙なのよね。縦ではワイド感が乏しく、横では天が足りない感じ。この辺りって正解がないから難しいよね。




▲サタデーナイトフィーバー。10号玉8号玉7号玉100連発
 音楽もえらく懐かしいものでした(笑)

 基本えびす講の余興として始まった花火大会であるが、10号玉新作花火コンテストもプログラムに含まれている。
 うーん和火系が多いなぁ。ちゃんと和火って言ってくれないと写らないのよね、カメラ。と自分の腕を棚に上げて言ってみる(笑)
 齋木の大好きなパステルもキレイだったけれど、菊姫の次に上がってはサイズの小ささが目立ってしまって仕方ない。最大と最小の対比だもの。
 花火の途中で結果発表があり、花火終了後はその場で表彰式が行われるのもなんだかほのぼの。



▲大スターマイン。おなじみホクトの花火はキノコ花火。立派なキノコがたくさんですよ、奥さん(青木)




▲ミュージックスターマイン(青木)
トラの動きが凄いのは分かったから、もうちょっと時間のバランスとか(半分だよ)、上に上がる玉とか…何とかしてもらえませんかね


 目玉のミュージックスターマインは今年は信州煙火が先行
 今は信州もトラが凄いからなぁ。でもこのままだとミュースタ=トラ花火になっちゃうのではないかと危惧。
 それが顕著だったのは紅屋青木煙火店の方である。高速のトラの動きには確かに驚かされたが、それがまるでメインのようで、上の花火は少な目。しかも特筆するような玉がない? ちなみに信州に比べると時間もずいぶん少なかった。
 私のような花火好きから見ると、あーここに金掛かっているなぁとかここが新しいなぁとか多少は想像できるけれど、会場に詰め掛けた多くの一般客ってそこまで分かるのかなぁ。確かに一般客を魅了するトラの動きだったけれど…。
 ちょっと今年は考えさせられてしまった



▲大スターマイン(信州)
 あれ、今回信州煙火ばっかしピックアップしているな



▲Special Thanks 8号玉100連発特大ワイドスターマイン
 入りきらないのは分かっているが、もう少し何とかできないのか、自分。


 花火終了後、長野駅まで歩いて最終新幹線に乗り込み帰宅。
 多分1本前でも大丈夫だろうなぁと思いつつ、でも一応土日で混雑するだろうからって思っていたけれど、実際は1本前でも乗れる時間に駅着。
 駅で張りまくったカイロをはがして、防寒衣料を脱いで身軽になる。
 最終新幹線は思ったより混雑していなかった。というか、ガラガラ。今年は宿泊していく人の方が多かったのかな。



▲打止:10号玉15発一斉打ち(信州)

あこがれの作家さん

2013-11-16 21:19:00 | 雑事つれづれ

▲作者近影と『三国志』手書き生原稿(拡大コピー)

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 今日は、待ちに待った直木賞作家・宮城谷昌光さんの茶話会に参加してきた。12年かけて文藝春秋誌で連載されてきた『三国志』完結記念のイベントである。
 単行本の最終巻となる12巻に「茶話会」の案内はがきが挟み込まれており、それに応募したところ当たったという具合である。
 茶話会は宮城谷さんの講演会と、茶話会での質疑応答そしてサイン会の3部構成。
 書店でのサイン会ではないので、蔵書の中から持って行くこともできるという具合である。しかも2冊も!!


▲宮城谷さんの仕事場風景。こちらにも『三国志』の生原稿が…。


 宮城谷さんの詳細は→wik

 私が宮城谷さんの本と出合ったのは直木賞受賞作の『夏姫春秋』である。
 当時は愛知の海越出版社(1999年に自己破産だそうだ)から出ており、私が持っているのもそちらの版である。『夏姫春秋』は少なくとも8刷(私が持っている刷)まで出したのにねぇ…。
 その後『重耳』や『王家の風日』『天空の舟』等を読破していった。
 そして転職。
 徹夜で仕事をしたり、会社の床で寝たりという生活。睡眠時間が一番貴重な時間であった。前職に比べて給与も激減で、とにかく生活のために働いていた時。子どものころから本の虫だった私が、本作りの仕事に携わっているうちに、本を読む時間を失っていった時である。
 そんな時に宮城谷さんの新刊が出た。
 『晏子』
 350ページほどの極太新刊本を思わず買ってしまった。睡眠時間が削られるのを避けようと1章だけ読もうとページを開いたが、もう、寝なくてもいい!! と思うぐらいおもしろかった。仕事で疲れていたけれど、胸のワクワクを止められない。読書って、楽しいものだったということを一瞬で思い起こさせてくれた本である。
 宮城谷昌光氏に開眼したといった感じか…(恥ずかしいフレーズだなぁ)
 ということで、現在新刊本を買うのは宮城谷さんのみとし、自宅の書棚スペースのコントロールをしている。文庫・新書はかなりゆるーく買っていくけれどね。


▲漢字の本質的使い方に悩まれた宮城谷さんは、自作の「辞書(ノート)」を使っているようである(パネル撮影)


 講演会は「『三国志』の人間学」というタイトル。文藝春秋社の地下ホールで200名以上であっただろうかが、集まった。
 講演会に先だって、文藝春秋社社長 平尾隆弘さんのあいさつがあった。
 ●12年連続で休みなく連載されてきた長編小説は今までなかった(他社にもない)
 ●登場人物の多さも特筆する点。従来は『ドン・キホーテ』や『戦争と平和』が700~800名、司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』が1149人、『坂の上の雲』が1087名(この2作は作家の出久根達郎がカウントしたそうだ※誤差があるかもとのこと)。『三国志』はきちんとカウントしたわけではないが、校閲部の資料では2000名を超えているとのこと。しかもそのすべてに注釈がついていて、ただ名前だけ出たという人はいないとのことである。
 すなわちそれは、宮城谷さんの調査がそこまで及んでいたということである。
 ●三国志といえば、多くの人は吉川英二氏の『三国志』を思い出すだろうが、これは『三国志演義』を下地にしたもの。宮城谷版は三国志『正史』を下地にしたものであるが、吉川版に勝るとも劣らない、血わき肉躍る内容となっている。
 ●宮城谷版は、歴史の本質を改めて発見していくことができ、初読より再読、再読より三読の楽しみがある「汎時代的小説」である
 ●吉川版のある意味「呪縛」からの解放となる宮城谷版『三国志』である

 といった内容であった。
 社長も力入っているなぁ。

 続いて、挿絵を担当した村上豊氏のあいさつ。
 私は単行本派なので、文藝春秋誌に連載されていた時の挿絵を知らない。なんで単行本に収録していないの?

 
 そして、本丸宮城谷さんの講演。
 内容は宮城谷さんが三国志を執筆する前の話が主だった。
 憧れの作家さんを前に浮足立った私は、まるで仕事のように詳細な取材メモを残している(先の社長の話もその前段で書きとめていたもの)。
 
 初めて聞く「鶏肋(けいろく)」という言葉。これが宮城谷さんが三国志を執筆するきっかけになった言葉であったという。
 そうよね、ちょっと前までの財界人って、中国古典を読みこなしていたのよね。今はどうなんだろう。たまにビジネス誌とかで中国古典特集をしていたりするが、最近は社内吊り広告を見ないので、どうなのかな~。
 あまりかっちりした話ではなかったけれど、考え方の一端を知ることができてうれしかった。 



▲軽食が振る舞われた。ドラゴンフルーツ、初めて食べたよ

 場所を1階に替えて、茶話会へ。
 パネルで仕事場&仕事の様子、そして『三国志』の生原稿を拡大掲示。手書きだとは知っていたけれど、そのちょっと癖のある字体にしばらく解読モード。いや、慣れない字体は見慣れるまで大変なのよ。
 軽食提供と書かれていたが、冷たい食事、温かい食事、デザート&フルーツと十分な内容であった。そもそも無料招待である。

 やがて、宮城谷さんも会場にやってきて、会場後方で応募はがきに書かれた質問に答えていた。質問とはあったが、前段として、いかに自分は宮城谷さんが好きなのかといった文章が織り込まれている。え、そんなところから書いてよかったの!? 私、質問しか書かなかったのよね。それでは読まれるわけないわ。
 と、軽食バイキングに出遅れて会場の後方で人の背中越しの声を聴きながらモグモグ食べながら思う。


▲会場後方からはとっても見えなかったので、廊下のガラス越しに撮影した宮城谷さん


▲後方からデジカメだけ上に上げて写っていたらラッキー状態の撮影。ラッキーは1発のみであった。


 本日の参加者は、北は北海道から南は九州まで全国からきているという。最高齢は80歳代、最年少はなんと1歳児!!(赤ちゃん連れのご夫婦が来ていらしたのだ。パン投げていたよ・笑) リアルな読者では26歳が会場最年少か…。
 そして、予想の範疇であるが、圧倒的におっさんが多い。多分参加者は200人ぐらいと思われるが、そのうち女性は20名はいなかったのではないだろうか…。そのうち半数近くはご夫婦で来ているっぽい(申し込み段階から同伴1名OKであり、同伴者の名前を書くことができた)から、本当のファンなのかはちょいと不明である。
 他社の茶話会(ちなみに宮城谷さんの茶話会の第1回は、この『三国志』の3巻同時刊行時だったらしい←今見たら、ちゃんと1巻に挟まっていたわ、申し込みはがき)では盛装した方がいたらしく、とっても私は心配したのだが、みなさん楽な格好でいらしていてホッとした。


▲ひとり2冊までサインをしてもらえる。筆ペンでカッコよく書いてくれるのだ

 やがて質問タイムも終了し、サイン会が始まる。
 みんないろんな本を持って列を作る。やはり多いのは『三国志』第12巻。私も1冊はそれだ。それ以外に、『楽毅』や『孟嘗君』、『香乱記』、『奇貨居くべし』、『春秋名臣列伝』を持っている人もいた。
 いや、いろんなの持ってきたのねー。私一応気を使って、文藝春秋社発行の本からセレクトしてきたんだけれどね。もっともそれが一番好きな本『沈黙の王』だからよかったんだけれど…。
 結構古い本なんだけれど、好きなのよね、コレ。最初は図書館で文庫で読んだのだが、あるとき単行本が増刷されていたのを見つけて改めて買ってしまったもの。だから文藝春秋の人に懐かしいと言われつつ、状態はまだいいのである。
 質問タイムの最後の方に、突然「傅説(ふえつ)」の話が出てきて、心の中でガッツポーズを決めた私である。
 そしてちゃっかり写真も撮ってもらった。
 


▲お土産盛りだくさん。
 下に敷いてあるのは挿絵の村上さん原画の風呂敷。中国の四神が描かれている。左は文藝春秋社の来年のカレンダー。右手前は講演会会場に置かれていた連載開始直後と完結後のインタビュー記事をまとめたもの。サイン本が『沈黙の王』で、その背後の『三国志』12巻にもサインしていただいた。そして、一番後ろにあるのは、宮城谷さんの奥様が書いた初めての小説。冊数限定で無料ということでした。でももうこれ2刷なの~。ISBNも付いていないし、奥付に非売品と書いてあるし…。文藝春秋社ってスゲーな。
 本当に無料でここまでしていただいて申し訳ない。あ、外伝とか読本とか買います!!


近場で煙硝補給@寒川

2013-11-09 23:55:00 | 花火

▲ニコちゃん花火@寒川みんなの花火

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 週末、9月から手掛けていた大仕事がほぼ終わったので解放感。どっかで煙硝がないかなぁって思って探したら近場で唯一ありました、「寒川みんなの花火」。
 寒川在住の人にどうなの?って聞いたら、「そんなのあるんですか」って逆質問されて若干不信感が増すものの、とりあえず行ってみた。



▲こちらはハート花火

 海老名で間違えて相鉄線に乗りそうになりながらも、無事相模線の寒川駅到着(相鉄線と相模線って字面似ているよね)。
 すでに薄暗くなりつつある中、花火会場と思われる方向に邁進する。しかし、行けども行けどもそれらしい広い空間がない。ちょっと立ち止まってよく周囲を見てみれば、どうやら行き過ぎていたよう。あわてて戻って30分前に知り合いに会ってようやく安堵。
 いやぁ、危うく茅ヶ崎まで行くところでしたぜ。


▲ピンク牡丹霞草

 すでに暗くなってしまい、筒の位置はよく分からず。まぁ、600発ってことはあらかじめ知っていたから、それほど大きくないのは知っていたけれどね。
 とりあえず、今日は「お仕事終了記念でとにかく煙硝のあるところへ!」がテーマだから…(笑)


▲スターマインっぽいのも上がります

 最大5号とのことで、田んぼの縁に陣取る。
 最初は数えるほどの人だったのに、だんだんと人が集まってきて、後ろに二重三重と人が増える。でも身動きが取れないというほどではなく、町内の祭りに来ましたってレベル。
 前方にはKEEP OUTのラインもないため、田んぼに突入していく中学生もいて、あわてて注意に走る消防署の人か地元の実行委員とか。おいおい、ここもずいぶんゆるいんじゃない、警備。


▲左の色変化玉はもうちょっと大きなので見たかったな。
 右下のは瓔珞の残滓。ええ、上空は風強かったみたいです。

 
 18時打ち上げ開始。
 最初にあいさつか何かがあるのかって思っていたら、いきなりシュポンって上がったよ。
 打ち上げ場所に近いので、小さくてもなかなかの見応えはある。さすがに音は身に響かないけれど。
 最大5号とのことだから、あまり凝った玉は期待してはいけない。でもちょっとなぁという玉もチラホラチラチラ…。やたらとクロセットも上がって、最後には若干食傷気味。色変化玉だけかな、よいと思ったのは。まぁ。霞草がしっかりと入ってきたのは意外ときれいに見えるものだと思ったけれど。


▲カスミソウ付き牡丹のスタマ。暗いのが多いのだが、この玉はしっかりと存在感を表す明るさである

 予習で見た昨年の動画では音楽が入っていたようだが、今年は特にそういう演出もなく、時折スターマインらしきものを挟みながら淡々と打ち上がっていく。
 元々町の花火が財政問題で中止となって、それを復活しようと地元の青年会3団体が自ら寄付集めに走って、開催している手作りの花火大会である。今年で2回目。まだ試行錯誤なのだろう。贅沢は言うまい。伊勢原とちょっと似た構図である。



▲クロセットのスタマ

 約20分で花火終了。周りから自然と拍手が沸き起こる。
 そして三々五々散開。あっという間に人がいなくなる。まぁ、田んぼのど真ん中だから、自宅からとか、ちょっと離れたところとか店の中から見ている人もいるんだろうな。
 田んぼの中の花火といえば、たまむらとか、信州中野えびす講とかがある。特に後者は打ち上げ場所近くの会場には花火マニアしかおらず、地元の人を全くみないという不思議花火である(きっと家から見ているんだよね)。
 寒川はちゃんと子供も多く見に来ているから、きっと続いていくのだろうなぁって思った。がんばれ!


▲フィナーレは錦冠

 ところで本日は中のえびす講の花火も打ち上げられたそうだ。てっきり1週間後だとばかり思っていた。まぁ、今朝は病院に行かねばならなかったので、長野まで行く暇(ましてや九州をや)はなかったから仕方ないのだけれどね。

春待ち仕事

2013-11-04 22:16:00 | 

▲10月、台風が来る前のベランダ。まだアサガオが元気だった

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 昨日の楽天優勝はちょっと私も興奮した。マー君、投げるんだもの。
 だけどさ、昨日無理やりベンチ入りしたマー君の代わりに外れた選手って誰なんだろう。勝利の輪に入れなかったその選手が気になる。


 ベランダの春準備。
 ヒヤシンス(今年は鉢植えも)にチューリップにムスカリにアネモネにクロッカスを植える。スノードロップとハナニラはプランターに植えっぱなしだけど、日の当たる場所に移動。土曜日に買ってきた木立性クレマチスの苗もちゃんと植え替えた。
 ベランダが一気に茶色(土の色)になったが、春まで我慢我慢である。


 実はまだ終わってはいない。

 オステオスペルマムの植え替えと、ペチュニアの切り戻し、既存のクレマチスの剪定と鉢替え、トケイソウの剪定とツル巻き戻し等々もある。これらは12月でもいいかなぁ。とりあえず、今週末で大きな仕事が終わればやる気も増してくると思うのだが…。
 それに使い終わった土の整理もしないとね。鉢から出してふるいにかけて根などのごみを取り除き、殺菌して肥料を施してってしておかないと…。地面がないというのは意外と土問題に悩まされる。この辺りはベランダガーデニングの壁だね。


 土曜日は、ヒヤシンスの球根を買いに園芸店へ行っていた。はっきり言って今年も春の準備が出遅れた。バスで行くいつもの店では品さばきが早く、この時期になるとあまりいいものがない。なので、まだネットでも在庫有りになっている「サカタのタネ」直営店へ行ってみた。
 はっきり言って、いつもの店の方が品種、数ともに多いけれど、目的の水栽培用の球根もいいものが残っていたのでよかった。
 クレマチスの苗も存外安く扱っていたので、それもつい購入。いつも店って木立系の扱いがあまりないようなのよね。見つけていないだけなのかもしれないが…。

 私のように狭いベランダでガーデニングをしている者にとって、クレマチスのあまり成長旺盛なのはちょっと手に余る。伸びる種類は5メートルも伸びるのだもの。そんなのがグングン育っちゃったら、お隣さんどころか2階上まで成長しちゃうから~。
 その点木立性は、地面から普通の花のように数十センチ伸びてその先に花を付けるというタイプ。ベランダでも扱いやすいようだ。もちろん、今うちにいる「銀河」やいまだに花が付かない「アバンギャルド」も比較的扱いやすい方ではある。
 だけど、忙しいとき(主に花火で週末ごとに飛び回っている夏)の誘因とかってさすがに行き届かなくて、だらしなくなってしまうことや、ハダニなどにやられてしまうことは、我ながら反省してしまうのである。

 ということで、花火も花も一段落するこの頃って、いっつもこんな反省をしつつ、新しい植物が増えていっている(笑)


▲クレマチス「銀河」。四季咲きタイプだが、春が一番大きくてきれい