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曇りのち雨の愛染まつり

2016-06-14 00:44:00 | 花火

▲ちょっと待って!!!! 最初、見た瞬間〇ゴー!?と思ったけれど、よく見れば星の色が違うことに気づき、2度驚いた

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 関東甲信が梅雨入りした週末、唯一梅雨入りを免れていた越後へ。昨年も行った愛染まつりである。なんか今年は知り合いが何人来るの???って状態で、地元の小さなまつりだけに(おそらく市内の人もわざわざ行かない)、昨年自分で書いたブログを棚に上げたままにして「どーしたもんじゃろなー」と思案顔。
 今年も早々に市の観光協会がアップしていたから、まぁいいのか(市としては、地元キャラクター「よし太くん」を出すから、宣伝せんばならん!って感じなんだろうけどね)。

 新潟の田植はGWよりは1~2週遅れる。まだちいさな苗が並び、水鏡状態の田んぼを眺めながら、昼ごろに実家に入る。
 実家で幼児3人にまぶされる。暑い…。うち1名は風邪で熱が40℃とか39℃とか出ていて、激熱である。
 なお、我が家系には、熱に強い系統があり母・私・妹がこの系統。39℃でも40℃でもへーきな顔して動ける。黙って会社にも行っちゃう。で、この子もそんな状態で、ひたすら遊びたい。弟の子であるが、弟(微熱でも高熱でも死ぬ~という)に似なくてよかったねw



 夕方になり、飲み会に出かけるという嫁の後に弟に妙高寺へ連れて行ってもらう。花火仲間から大きな三脚を譲っていただき、そのまま弟に持って帰ってもらう簡単なお仕事付き。
 あ、その節はありがとうございましたm(_ _)m。ちゃんと石突補充して、部屋に飾っています(飾っていないで現場で使えよって声が聞こえるなぁ~)

 開始前に、花火目録があることを知り、瓦煎餅と引き換えにいただく(いや無料ですが、一応礼儀として)。昨年はいつ大玉が上がるか分からなかったけれど、これで大丈夫じゃー!
 ということで、昨年と同じ場所に蔵王堂前に陣取り、打ち上げを待つ。


 この祭り、あくまで境内での祭りが主体で、花火が始まるよってアナウンスもない。時間になるとおもむろに寺の南東方向から上がるというもの。
 花火が上がっても、ステージ上の歌が治まる訳でもなく、境内を走り回る子供も止まって見るわけでもない。一部の花火好きは、寺の東側の庇下に腰かけて、静かに花火を見ている。そんな花火。
 打ち上げも長いインターバルを入れつつ1発ずつ上がるので、まったり見ることになる。4号5号が主体で、7号、尺も上がる。


▲目録によると、初弾は「彩色大牡丹」なのだが…。


▲目録によると、2発目は「紅牡丹」なのだが…。あれかな? 強烈な色を見続けると、補色が網膜に浮かぶという効果? 

 ここで完全に確信した。この目録、当てにならんと…。厳密には花火の大きさは合っているが、見事に一致する玉名がなかったよ。ここまでひとつも被らないで玉名を並べ、打ち上げるとは、ある意味すがすがしい!!
 以後、玉名っぽいのは見た目のテキトー。


▲なんかかわいいぞ


▲ライム&レモンの牡丹



▲5号で時差ウェーブきた!



▲尺の初弾は三重芯の紅牡丹! もう一つある?



▲これ、多分トンボの立体型物だと思うんだ



▲もいっちょ5号で時差玉



▲錦かーと思わせておいて銀紅青とビシッと変化。確か玉名向日葵だったような…



▲五号で八重芯! と思ったけれど、中央にポカ物があったから三重芯なの?



▲尺の2発目はレモンとマゼンダの時差変化! ちなみにこのひとつ前は同級生が社長やっています(玉名と全然違うの上がったけど)


 花火が始まってしばらくしたあたりから、雨雲が近づいているというつぶやきを見ていた。確かに山沿いは夕立降るかもって予報が出ていたけれど、せいぜい湯沢の辺りだろうと思いつつ、用心こきなのでポンチョぐらいは持ってきていた。
 この辺りからポツポツとデコに当たるものがあり、あわててカメラにビニールをかぶせ、自分も水色い巨大テルテル坊主となる。



▲分砲千輪



▲八方芯銀八方千輪。ここ、目録では大輪美藤花とあったので、そっちも見たかったなぁ。あ、ちなみに中学校の隣にある会社の奉納です


 雨雲レーダーによると、この後も雨が続く模様。これはお堂の下に避難した方がいいかなぁと物色し、よし、次の尺を見たら移動しよう!!と思ったら、トップのグルッグルキラッキラが来たんだよ。

 えぇぇぇぇ!!!!


 と動揺を隠せないまま、カメラ付けたまま三脚を抱え、荷物を持って、お堂に移動。次のいい玉が上がる前に再セットしないととととととと…、とあわてまくり。
 幸い、打上はちょっとおやすみモードであわてるようなものは上がらなかったけれど、さっきの玉を奉納した、くまきっつぁんが気になる気になるww(いや当人が指定して上げているわけではないこと分かっているけれどね)

 とりあえず、雨は避けたけれど、前景がなにーもないので、とりあえず花火のみトリミング。



▲こちらは、以前からちょこちょこ見る従来の時差変化玉



▲尺の桃色千輪



▲尺の椰子芯三種交差リング。昨年、これがフレームアウトしたんだよね
 あ、よく見たら手前に白のケートラがあったので、起こしてみたw



▲ん? 今のひょっとしてニコちゃん千輪? 以前小千谷まつりで上がったのはおそらく〇〇ー製だったのだが、今年の祭りは自社玉で上げるつもり!? というか、動画で見るとにゃんこ芯にゃんこ千輪のような気もしなくもない…。そうなると、お隣の〇ャンターマインとの競合か!?



▲なんて考えていたら、2発目のグルグルキラキラが来たよ~。
 お堂の屋根で切れたよー(>_<)



▲フィナーレは、錦のスタマでした。昨年と同じ〆


 昨年とは打って変わって、今年は貴重な新しい玉やチャレンジ玉がいろいろ見られて、実にすばらしい夜でした。
 花火終了時は雨は気になるほどではなかった。避難しなくてもよかったかなぁ…。



 その後、ジドリストの制作プレイを見物し、花火仲間の車で実家まで送っていただきました(今年もありがとうございました)

 反省会する店ないよなぁと思っていたら、どうもあそこでやったらしい。呼んでよ! タクシーで行くから!!


逗子の花火は風と腹ペコとの戦いである

2016-06-04 15:41:00 | 花火

▲お仕事を1時間早く終わらせて駆けつけ、ギリギリ間に合いました!!

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 以前逗子の花火に行ったのは2012年のこと。その時の周りの雰囲気にのまれ(ブログにはそんなこと微塵も書いていないが)、多分もう行かないと思ったはずなのだが…。某氏にそそのかされました。


 だが、この日は平日。しかも目の前に仕事がある…。
 定時まで会社にいるとさすがに間に合わないので、1時間早く退社すべく仕事のピッチ調整(マキマキ!)。何とか目標の「定時1時間前」に退社。えぇ、ちゃんと会社に届を出しましたよ「半休」と…。1時間早退制度ありませんから。
 そこから電車で一路逗子へ。だが、八景で乗り換えの電車を間違えるという大失態。危うくもう一つの黒船祭を見ねばならぬところだったw
 そんなこんなで、新逗子に着いたのは開始1時間前を切った時間。あわてて目的地に向かう。とはいえ、この時間にメイン会場に行ってもものすごーーーく混んでいるし、今日は風下だろうし、何しろちょっと雰囲気苦手だし…ということで、最初から観覧場所はざっくりとこちら方面にしていた。


▲上の①が通常のメイン会場。今回は下の方の葉山側の赤い☆マークのところで観覧。海上の色帯は花火が乗っている台船の大体の位置。黄色がざっくり小型~中型でピンクが大型の花火が乗っている。

 最初は逗子マリーナのながーく伸びる突堤に行こうと思ったのだが、タイムアップでそこまで行けず(そもそも立ち入り禁止だったらしい)。手前の漁港の埠頭に地元民が集まっているのを見て、そこに入れてもらう。メイン側とは雰囲気が異なるのんびりとした空気感。


 なんとか開始2分前に三脚を立ててカメラをセットできた。
 が、風が猛烈に強い。
 ちょうど私の後方から花火に向かって吹いていく感じなのだがなんというか、お尻の穴に入り込んでいるのではないかと思うほどに風が強い。長めのジャケットの裾がめくれあがっているからお尻が寒いわけだ。
 某市の消防士さんはこんな感じだったのだろうか…。

 ということで、お尻の穴をきゅっと閉めて、打ち上げ開始でございます!!

 なお、今回は軽い三脚が強風に吹かれまくりで、ほぼ全部花火がブルブルにブレております。しかも会社経由なので、うっかり小さいレンズを付けてきて、まったく花火が入りきらなかった。なので、自主規制で小さいデータにしているので、いつも以上に生暖かい目でご覧ください。拡大するのは自由ですが、わざわざ傷口に塩を摺り込まないでね(既にナメクジに塩状態…)



▲オープニングで大玉が上がったらこの通りorz


▲とはいえ、藍色空に上がる花火は美しい。メイン会場は花火の足下に左右に広がる逗子海水浴場。左の小山は披露山公園。あそこから見ることも可能だけど、ここ以上に横向きになるはず


▲こちらが風上なので、煙はメイン会場方向へ飛んでいく。だけど強風なので、メイン会場方面でも滞留するってことはなかったみたい


▲小型煙火と大きな花火の落差が激しい。右下の2つ並んだライトが先ほどの披露山公園である


▲前2台の台船からの中くらいの玉ですら横位置では切れてしまう



▲なので、縦位置に直したら、いきなり低空開発したぞ。ちなみに、こちらの地元の方は白いテーブル&チェアを持ち込んで、まったりと観覧中。花火に興奮する子供の歓声が響き渡る動画班におすすめの会場でした


▲左の台船が大玉用で、メイン会場からは一番遠いのですが、裏観覧ではこれが一番近いというのが難しい点


▲この千輪の小割ですら、ブレブレなんだよなぁ…orz


▲ということで、先ほどからフィナーレ突入です



▲このサイズですらブレブレなのが分かるんだけど、これは出さずにはいられなかった


▲これは少しましかと思ったけれど、右の小型煙火があり得ないぐらいぐにゃりとしている。全然マシじゃねー!


▲野村さんのグルグルもブレブレ


▲お、これは行けるか!? と思ったけれど芯がブレブレ


▲この吊りもの、ずいぶん長くいるなぁと思っていたのですが、まさか表側ではあんなに面白いことになっていたとは…


▲なお、裏側では全く音は聞こえてきません


▲超ブレブレなんだけど、あえて晒す。ちなみに、この鼓型花火の正式玉名ってなんですか?


▲銀にちょいちょいいい玉がまぶされるが、メイン会場では、銀を左右に引き連れて、この大玉が中央に上がる演出となる


▲目では千輪を楽しんでいますが、カメラはそこまで都合よくなくって…


 ということで終了~。
 相変わらず風が強い中、撤収作業をして逗子の駅に向かって歩き始める。
 渚橋の辺りから急激に人が増えてきてのろのろ歩き。昼に弁当を食べて以来水しか口にしていなかったのでかな~りの腹ペコ状態であったが、それを解消しようとする方向に脳が働かず、人の流れに流されて駅に到着。北口はするすると駅に進入できた。
 文庫で乗り換えて特快であっという間に品川へ。品川エキナカの飲食店は23時半までやっていたので、ラーメンを食べてようやく人心地がついた。


【本日の教訓】
●風の強い日は、三脚は重くなければならない。
 だけど重い三脚はお高いんでしょう?
 (マジでグラム単位で売っているのではないかと思うほど)
●遠足にはお弁当とおやつが必要です