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米に釣られて映画を見に

2014-03-29 20:06:00 | 新潟県中越大震災

▲東中野のテツの撮影ポイントより。正面にあるビル群はかつてここに暮らしていた時にはなかったものだ

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 久々に映画を見てきた。
 夢は牛のお医者さん(https://www.teny.co.jp/yumeushi/

 新潟のテレビ局が制作したドキュメント映画である。もともとは「ズームイン朝」のコーナーの一つとして取材したものが、継続され、いったん終了したものの、その中の女の子が高校生になってもその時の夢を追いかけていると知って取材を再開したというものらしい。
 映画化のきっかけは「東日本大震災」だったと、プロデューサーは言った。なんとか日本を勇気づけたい、頑張っていることを見せたいという思い。だけどローカルテレビ局ではそれが全国に発信できないもどかしさ。その思いを突破するための映画化だったという。

 映画ならどこにでも配給できる、どこでも見てもらえる。

 もちろん、大手でもなんでもなく、まして初めて「映画」を作るわけだから勝手がわからない面もある。それでも今日、新潟と東京(@ポレポレ東中野~4月下旬まで)で公開となり、この後もいくつかの映画館で公開が決まっている。

 私がこの映画を知ったのはほんの2日前のことである。朝日新聞の東京綿(いわゆる地方面)に出た記事でのことだった。
 実は映画が苦手な私。真っ暗中で映画の光は実はけっこう眩しく感じるらしく、見ているだけでコメディでも涙が止まらなくなるからだ。
 だから見に行く映画は結構マイナー路線が多い。だって大手モノは2年もしないうちにテレビで流れるからさ。だけどマイナー系はまずオンエアされないだろうから、いいと思ったら見に行くしかないだろう…って、あきらめの境地で行くわけである(笑)。



▲こういう風に桜と菜の花と車両が撮れる。運が良ければ4本並走だって…。まぁ、その筋の方は、ここで珍しい車両(臨時列車とか団臨とか)を撮るのだが。


 見に行くきっかけは、2004年の中越大震災で山古志の牛救出大作戦に、この映画の女性が関わっていたということを知ったからである。
 あの地震で、山古志の人々が全村避難となった際、真っ先に思ったのは「牛、どうなっちゃうの?」ってことだった。
 山古志は小千谷の東山と同じく、牛の角突きが残る地。現在は国の重要無形文化財にも指定されている。つまり、山古志の伝統である。その伝統をも手放さねばならないのか、とテレビに映し出される惨状を前にどこにもぶつけようのない怒りとか哀しみとかがないまぜになっていた(錦鯉に対しても思ったんだけどね)。それに、角突き牛とは別に肉牛も飼っていることもうっすら知っていた。
 その後、山古志の牛がヘリで救出されることを知り、安堵したものである(それでも助けられなかった牛は何頭もいたが)
 報道では、ヘリコプターが牛を何匹か入れた移動用柵を吊り下げられているところぐらいしか見られなかったわけだが、やはりあの現場には牛飼いとともに県内外の獣医が協力していたというものである。

 まだ大きな余震の危険性もある中、牛の状態を確認し、直前に麻酔をし柵に乗せる。鯉池をつぶた土砂崩れに巻き込まれて動けなくなった牛を泥だらけになって救出し、やはりヘリに乗せる。そんなことをしていたらしい。
 正直、このシーンは奥歯を強くかみしめなければ見られなかったが(マリのときはフィクションすら正視できなかった)、やはり見てよかったと思った。

 これは全編のホンの一要素に過ぎない。



▲真横から見るとこんな感じ。金網の間にコンデジのレンズを突っ込んで撮る


 主人公となった女性は、現在も一人の獣医として新潟県内で働いている一般人である。そのリアルな獣医の生活も初めて知るものだ。
 直腸検査ってリアルだとやっぱしアッパまみれなのねーとか、牛を押さえつけるのって大変だなぁとか、子牛の誕生の瞬間とか、産んだ直後の母牛のアクションの早さとか、作られた物語よりもリアルに見せられる方が説得力がある。

 ちなみに直腸検査については荒川弘の「銀の匙」5巻辺りを読むべし。


 そして、2カ所ほど猫がいい仕事しています(笑)



 東中野は10年近く私が住んでいた土地。あのころとはだいぶ変わってしまったけれど、桜並木はすくすく大きくなって見ごたえが出てくるようになった(特に神田川沿いの方)。まだ桜は満開ではないけれど、チョコッと春気分を楽しんできた。
 いやぁ、アトレヴィ内のカフェスペース2カ所はいい眺めですな~。
 そして鉄道撮影ポイントに立って気付いたのだが、前の方に建っているどれかのビルがスカイツリーを隠してしまっているのが多大なる残念だったりする。




▲本日先着200名様にお米(JA協力)と蕎麦(松代そば善屋協賛)をプレゼントと聞いたのでしっかり釣られて初回上映に行ってきた。
贅沢をいうのなら、同じ協賛でもヤスダヨーグルト(大好物!)の方がうれしかったのは小声で…



引きこもり中

2014-03-22 23:07:00 | 雑事つれづれ

▲ベランダの春。ガザニア

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 3連休、今年はどこにも行かずに家にいる。
 そしたら実家から嫁が入院したという報が…。まさかこれを予感して旅行をキャンセルしたわけではないのだけど…。体が小さい嫁は早産の危険アリと緊急入院。第1子のときもそんなんで約1か月ベッドに縛り付けられていたそうだから、あまり心配しないでもいいのだろう。
 上の子たちの子守り要員として呼ばれているのは、GWの後半だし…。


 だけど、今年は雪解けが早そうで春の花も早そうだから、うっかり無理して早めに帰省してしまうかもしれないなぁ。GW帰省は山に行こうにもコブが2つ付く訳だし。



▲ベランダの春。ハナニラ

 本当は、この3連休で秩父をウロウロしてこようかと思ってもいたのだが、「準備不足」で断念。来月になると消費税増税で運賃も上がるから、今月中に行っておきたいところではある。
 ということは明日も「準備」せねばならんというわけで。

 それにしても1枚仕上げるのに2時間もかかるとは。慣れないことは時間がかかりますなぁ。


▲ベランダの春。ヒヤシンス(水耕)

毎度おなじみ、にいがた酒の陣

2014-03-17 22:56:00 | 新潟ネタ

▲会場を埋め尽くす呑兵衛の熱気

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 週末、にいがた酒の陣が開催された。
 2日で約10万人が集まる呑兵衛の祭典。新潟県内の89蔵が自慢の酒を持ち寄って試飲し放題!
 へぎそばや新潟米のおにぎり、村上牛、越後もちぶた、たれかつ、鯛茶漬け、寿司、魚介類、あられなどフードもたくさんあり(食べ物は有料だが)、つまみにも事欠かない。



▲開場前の列。朝から呑む気満々の新潟県民。試験会場入り口から


 そして、今年も懲りずに新潟清酒達人検定 銀の達人に挑戦。結果は…聞かないお約束で(笑)。
 というか、きょうかい酵母◎号がどんな性質かなんて、蔵人でなければ分からんわ~(そんな問題が出た~)。そもそも醸造用酵母は一般人には手に入れられないものだし…。
 でも、金の達人になると、この酒の陣が無料でしかも先行入場できるんだねぇ。ちょっとやる気が出てきた(来年以降の話)。




▲酒造り唄の披露


 試験終了後、会場に突入!
 一昨年は記憶が無くなっているので、今年は自重モードで。とはいえ、最初の蔵からして5種類の試飲をしているし、おちょこにちびりちびりとではあるが、いったいどれだけ飲んだのやら…。結局ゆるーく全体を回っていたしねぇ。



▲会場にこんな展示が…。ポン酒ファイト(右から二つ目)はちょっとしてみたい気もする(笑)このマークをあしらったグッズが売っていた


▲新潟県のアンパンマンのお友達、コメパンマン!というか、説教一時停止とかまた変なマークと、その前で地べた宴会を始めている人々→珍しい風景ではないのだな、これが


▲キャラつながりでレルヒさんも。なぜか会場外にいたよ。


 帰り道は、寿司や(回る方)で新潟産のノドグロや佐渡産の真鱈の白子をつまむ余裕を見せつつ、帰りのグリーン車(えきねっとで格安入手)は爆睡というのはいつものパターン。
 あ、行きも帰りも北陸新幹線型E7とすれ違ったよ。


▲新潟駅でつまんだ佐渡産の鱈の白子。とろけました~。


▲戦利品

 今回ゲットしたのは以下の4点。
 ・月不見の池の本醸造かめ口
 ・越の雪椿の純米吟醸無濾過ひと寝かせ←前にも買ったことあったよ
 ・雪鶴のカップ酒
 ・スキー正宗の桜カップ(出口のガラポンで当たった)



チョイ久しぶりの花火(おぢや風船一揆)

2014-03-02 20:08:00 | 花火

▲もうすぐ花火が始まるよ~

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 2月は雪に祟られ、ほんやら洞(まぁ、これは自分の仕事のせいであるが)も、雪しか祭りも、山梨の冬花火諸々も見ること能わず。何か悪いことしましたかねぇ、私。

 ということで、気を取り直して3月1日新潟行き。おぢや風船一揆(http://www.city.ojiya.niigata.jp/site/kanko/ojiya-fusenikki.html)である。
 ここ2年ほど行かなかったのよね。したっけ、2年連続で天候不順にたたられた。さすがにこりゃいかんと(旅行業者が撮影ツアーまで組んでいたものね)、昨年のイベント終了後に即座に「もう1週遅らせよう」ということで3月開催になった(※新潟の冬は3月になると結構天気が安定する)。
 まぁ、2006年が奇跡だったものね(昼夜とも絶好の天気であった)。


 が、前日のうちに「小千谷縮」の雪さらしは中止との報が…orz。
 どうも天気予報が不穏な動き。おぢやは午後雨の予報も出ている。デモンストレーションとはいえ、重要無形文化財の小千谷縮本物を持ち出しての雪さらし。天候不順の際は中止とのことである。
 実際、雪さらしの時分には小雨が降ったりやんだりの状態だったから、この判断は正しかったわけである。

 ということで、夕方になってからの出陣。グローバルーン1本狙いである。
 今年は今までとはちょっと場所を変えて撮ることにしたので、早く行く必要はなし。実家の近くからイオンのお買いものバスに乗って会場へ。

 雪山のうえはもうかなり三脚が立っており、さらに雪ボタルの前にもかなりの三脚群。今回はその奥にやや斜に構える場所である。
 かんじき持ってこればよかったなぁと若干腐った雪にはまりつつ、設置場所をフミフミ。大体の目星の場所にかすかに筒が見えるので、まずは問題ないだろう。
 近くには団体様。あ、2年連続で敗退した旅行業者は今年もツアーを組んできたのね。すごいなぁ。まぁ、それだけこの被写体に意味を見出していただいているということは、地元冥利に尽きるわけだが。

 ということで暗くなるまで待つ。



 時間になったが、まだ気球ふくらまし中。少々お待ちくださいとさらに待つ。そしてようやく準備完了! と思ったら市長の話、長すぎるよ!
 マジで次の市長選でも再選狙っているのね。

 ということで、始まったが、最初はグローバルーンのみの展開。
 花火は最後の方にだけ固め打ちであった。










 風があまりないのは気球にはいいのだけど、花火にはちょっと煙はけが…。;
 それに……うーん、物量減った? 
 
 今年市制60周年だから、もっと頑張ってくれるかと思ったのだけど…。



 こうなったら夏の花火で「越後交通100周年」に期待するしかないか←それは長岡の花火