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本山寺(岡山県久米郡美咲町)

2016-11-26 09:01:35 | 岡山
2016年11月24日、お参りしました。湯郷温泉に宿泊し、その近辺を観光しました。長福寺の三重塔を見て、こちらに来ました。天台宗の寺院で、山号は岩間山、本尊は観世音菩薩です。静かな山間に佇む寺院です。

岡山県久米郡美咲町定宗403
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境内図

説明書
「大宝元年(701)頼観上人の創建で、当初は現在地より南方の山頂に在ったが、平安時代の末期、天永元年(1110)に現在の地に移され、大いに発展して百廿坊と言われた。古来、山岳仏教の道場として、又、庶民信仰の霊地として栄えた。長承元年(1132)稲岡ノ庄(誕生寺)の漆間時国公夫婦が参詣、祈願して生まれたのが、後の浄土宗の宗祖と仰がれる法然上人(源空)である。降って江戸時代になると津山藩の祈願所として、尊ばれ、森候の時代には、美作の天台宗の触れ頭であった。山内寺院のうち、遍照院・仏性院・梅元院の三院が院内頭であったが、今では皆、合併して本坊一ケ寺となった。現代の境内は4200坪、十余棟の堂塔伽藍は、昔に変らぬ面影を伝えている。」

仁王門(岡山県指定重要文化財)
「貞享3年(1686)建造、檜皮葺。」











寺侍長屋(岡山県指定重要文化財)、弘化2年(1845)建造。







客殿、弘化2年(1845)建造。





噴水

御霊廟(岡山県指定重要文化財)
「承応元年(1652)建造、拝殿と本殿が中殿で連結された権現造りによる社殿様式となっている。建造時は森氏の霊廟であったが、藩主交代後は松平氏の霊廟となる。」





山王堂、享保18年(1733)建造。



鐘楼、天明2年(1782)建造。

本堂(重要文化財)
「南北朝時代の観応元年(1350)創建、桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、向唐破風造、檜皮葺。」







常行堂(岡山県指定重要文化財)、永正16年(1519年)建造、檜皮葺。











三重塔(重要文化財)
「江戸前期の承応元年(1652)建造、三間三重塔婆、こけら葺。津山藩主森氏によって再建された三重塔。 外部は古式で正統的な手法をもつが、内部の構造は桔木に頼った軒の支持方法や、手先肘木の繋ぎ方などに新しい手法がみられる。近世的構造手法を取り入れた初期の塔の遺構。」











宝篋印塔(重要文化財)
室町前期の建武2年(1335)、建武二年乙亥六月十一日の刻銘がある。」







お疲れ様でした。次は誕生寺に行きます。

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