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旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

平等院

2014-07-16 11:16:37 | 京都
2014年7月14日、お参りしました。
平等院は永承7年(1052)、関白藤原頼通によって父道長の別荘を寺院に改め創建されました。その翌年の天喜元年(1053)に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、その建物が現在鳳凰堂と呼ばれている、経典に描かれている浄土の宮殿をイメージした、優美で軽快な建物です。
庭園は浄土式の借景庭園として史蹟名勝に指定され、現在鳳凰堂周辺の洲浜や平橋・反橋などが整備されています。
宇治市宇治蓮華116
map
宇治上神社の鳥居の前から宇治川に架かっています。さて、平等院へ



参道と表門

石碑

辻利右衛門公像

案内図

庭園







扇之芝
『治承4年(1180)5月26日、源頼政は高倉宮以仁王に奉じて平家追討の兵を挙げました。しかし、宇治川にて平知盛の大軍に追撃され、流れ矢に傷ついた頼政は軍扇を開き、「埋もれ木の花開くこともなかりしに身のなる果てぞ悲しかりける」と辞世の一首を残し、この地で自刃したと伝えられています。』

観音堂(重要文化財)
「均整のとれた姿は鎌倉初・中期の特徴をよくあらわしている。当初は中央に須弥壇を置く程度であったと見られ、道場的空間にふさわしい簡素な建物である。」



鳳凰堂
極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂は、中堂・左右の翼楼・尾楼からなる、他に例を見ない建物です。堂内には、平安時代を代表する仏師定朝の作であることが確実な現存唯一の仏像、本尊阿弥陀如来座像をはじめ、雲中供養菩薩像52体、9通りの来迎を画いた壁扉画など、平安時代・浄土教美術の頂点が集約されています。

中堂

翼楼



横から

















阿字池





鐘楼

梵鐘、平等院の鐘は「姿の平等院」として日本三銘鐘の一つにあげられます。寸分違わず復元されたものです。

旧南門
『伏見桃山城からの移構とされ、江戸時代初期伝来の各種古図と比較しても場所・規模とも変動がない。垂木等も江戸時代以前の特徴である先端が細く大胆な反りで、天井板を備えた古式武家門の姿を良く残す。主要部材が希少な赤樫の巨木で、固く火に強いことから戦国期の城門などに使用されたことが記録に残るが、ねじれが起きやすい樫材による建築物はこれまで日本で確認されたことがなく、城造りの天才として知られる秀吉による城門「薬医門」の現存する最古の建築として注目される。』

養林庵書院



浄土院
平等院の塔頭で、浄土宗の栄久上人が明応年間(15世紀後半)に平等院修復のために開設した寺と伝えられています。



通圓家初代太啓庵通圓の墓

層塔

竹庵の碑詩

羅漢堂(宇治市指定文化財)

救世船乗観音

不動堂

源三位頼政公の墓

地蔵尊

最勝院




鎌倉時代、春日型石燈籠

青サギ

参道

店舗





















アイスクリーム

抹茶アイス、おいしかった。





夢浮橋の古跡(源氏物語宇治十帖)

石碑

宇治橋

紫式部像

店舗



道標

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