三銃士と言えばアレキサンドルデュマが出てきますが、検索エンジンを見ると、韓国の三銃士とか名前のパクリじゃないのかと思えるのが出てくる。こんなのは最初から却下だ。
最初に原本を見ているとどうもこの手の二番煎じの作品は見る気がしない。三国志演義にしても「レッドクリフ」なんていう映画が上映されましたが、史実に反映されていない物を見るともう二度と見ようと思わないね。大体小喬、大喬の小喬が曹操の元に出向くなんて話はあり得ない。寝ぼけ具合が半端ではないね。三銃士にしてもそうだ。以前観たのはダルタニアンと王妃アンヌドートリッシュが恋人設定。デカプリオの「鉄仮面」にしても、全く違う映画になってしまっています。そんな中でちょっと変な映画だか書物だか良く分からないが『マスケティアーズ パリの四銃士』と言うのがありました。
シーズン3 第1話「戦利品」"Spoils of War"シーズン3と言うからにはシーズン1から始まっているんだろうが、デュマの三銃士に出てくるアトスの従者、善良なグリモー爺さんが極悪人として出てくる。これってこれを書いた人どういう頭の構造でいたんだろう。兎角この手の物はストーリーを全く変えてしまってそれらしく作り上げているけど、所詮は二番煎じだ。
スペイン軍と戦うアトス、ポルトス、ダルタニアンたち、フランスの銃士隊。しかし、戦況は火薬が届かず、不利。アトスたちはスペイン軍側の大砲が使えないように、突撃し、スペイン軍の火薬をすべて爆破。勝利をおさめる。
・・・・・と此処まではいいのだが、その後が良くないね。
グリモーは戦いを指揮していた将軍の指を切り落して脅し、補給部隊の火薬を強奪していた。まずは修道院に火薬を運び、スペインに強奪した火薬を売ろうとしていたのだった。
アラミスはその修道院で修道士として子どもたちの世話をしていた。グリモーたち盗賊は修道院長を刺殺。 アラミスは子どもたちを守ろうとみんなで地下に隠れる。
アレキサンドルデュマの三銃士を読んでいなければこれはこれで面白い書だと思うけどね、あまりにも印象が強く影響を受けてしまっているので良しとしませんね。