で、咲き始めですがこんな感じです。立科という処に植わっている花の咲く植物は、大別すると、「辛夷(こぶし)」「蓮華つつじ」、「山法師」、「山紫陽花」「山桜」と「小梨の木」位ですかね。中でも「小梨の木」はこんなにも沢山植わっていたかと、咲いてみて吃驚します。
東京なんかですと桜の名所は数多くありますが、立科の山はそこいら中にこの「小梨の木」が植わっています。普段は只の雑木ですが花が咲くと一変しますね。近くのペンションにも「ペンション・小梨の木」という宿もある位です。多分。此処に店を出した時に小梨の木の花の付きようが半端で無かったので感動して命名したんだろうと思います。
小梨の木の花の付きようは桜の比ではありません。とんでもなく密集しています。
うちの裏にある小梨の木は枝垂れがかっていますが、まるで花の滝のようですね。蓮華つつじにしても紅葉、山法師にしても、座って窓から見えますので花見が出来ます。春の暖かい日差しの中で花見酒と洒落こむととても気持ちがいいですね。
今回丁度この時に庭に植えた木瓜(ボケ)もまだまだ少ないですけど花を付けていました。早咲きの真っ赤な花の「黒潮」オレンジ色の「樺長寿」サーモンピンクの「丹頂紅」、白花の「白寿」草木瓜の「黄華」等まだ一輪しか咲いていませんけど、冬を越して今年になって徐々に勢力を増してきたので嬉しい限りです。
白寿」なんかは衰退して枯れるかとも思いましたが去年の春先に肥料をくれたら元気になって一輪だけど花を咲かせてくれました。
これから期待するのがl黄色の花の「金鵄殿」「司牡丹」桃色の「夢」等ですね。立科の高地は土が60cm凍結(凍結深度と言います)するので中々根張りが悪いのです。だから「発酵油粕」「鶏糞」を土に混ぜてあげないと育ちません。都会ですと今年植えれば来年には花が咲きますが、此処では翌々年にやっと根が張ってそのまた翌年に花芽が出るくらいですね。
他にも白赤混じった「東洋錦」「高嶺錦」なんかも植えたのでいよいよ期待が高まります。
ただでさえ、ボケという品種は新芽が出て翌々年に花芽を付けるそうな。こうやって花芽が出て最多という事は来年からが期待の年になるという事ですね。