高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

十三と七つ

2006-11-04 01:18:34 | 日記
十三と七つくらいのお月様が雲間に輝いています。
お月様は、何をみているのかな。
僕ではありません・・・ お月様は、お日様を見ているのです。

◆昨夜の怪 つづき
 ともかくも一晩中眠りが浅かった。朝起きたら、喉が赤く腫れて、しゃべることもままならず、朝ごはんも食べることができませんでした。午前中は、机周りの書類の片づけをし、ちょっと取材を受けてから休養モードへ。

◆ドライブがてらIDU&ANCと岩内へ。途中、日本海の荒波見学。ザブーンと打ち寄せる波が岸壁にぶつかり道路まで打ちあがる中、歓声をあげて「波見」を楽しみました。 山々は枯れ枝が目立つようになってきました。

◆先生と先生・学校談義の夜
 子ども達の自殺、高校の履修問題と学校のあり方が、社会問題化してきています。学校の先生は、やることが多すぎます。心身ともに目一杯になって子ども達に対峙している学校や先生の様子が見えてきます。 学校だけの問題でなくて、社会そのものの問題であることを複眼的にみてゆかないと、解決はつかないでしょう。
学校の先生に元気がなくなっては、それこそもっと大変です。

 専門学校の講師をしていた時、0.25を分数で表すことができない、2割5分とかけない学生が、クラスの半数近くいたことがありました。びっくりでした。あれから10年。もっと増えているような気がします。 6年生で鎌倉幕府を教えても、社会で神奈川県鎌倉がどこにあるか、習っていない。つまり、日本の都道府県を学ぶ時間が、いまの「ゆとり教育」のカリキュラム組まれていないことを知り、これまたびっくり・・・。(何かに関連付けて学ぶようになっている) 社会を動かすための歯車があちらこちら、かなり痛んでいる。

 私のごく身近でも、靴に画鋲を入れられたり、教室で椅子を投げつけられたりした学校での事件がありました。「いじめ」が学校にないわけないでしょう!! 傷害を与える行為は、犯罪である、心を傷つけることも犯罪である。このことを、親も学校も、地域も明確に子ども達に伝えなければいけない。

 今日、スーパーで金音のホイッスルを吹いている子どもがいました。親は注意しませんでした。 近寄って注意を私がしようと思ったら、誰か近くにいた大人が注意したようで、やめました。 子どもを育てる環境そのものが、崩れてきていると感じたできごとでした。

 日経やプレジデントまで教育雑誌を発刊するようになっている。その特集に、「弁護士や医者を育てた家庭」「学習が進む学習机」なんてものまである・・。

安部さんも文科大臣も文部行政の審議委員さん方も、今の実態を知って論議しないと、また付け刃的に教育行政を場当たり的に変えるだけとなる。
コメント
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