高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

巡業最終日

2007-11-27 12:13:01 | 日記
今回の巡業も最終日です。
昨夜は、北海道自然体験活動推進協議会(えぞCONE)の実行委員会。先週の反省会と次年度の実行委員会の立ち上げ。来年度は全国大会を重ねるので、いつにもましてコンセプトと組織体制について深く議論。事務局は北海道教育大学のあう度ドアライフ専攻課程となります。我が子より年齢が若い学生さんもたくさん登場してきました。 「大人の男」の役割を果たしたいものです。

午後は ねおすの理事会。夕方列車で帰ります。

さて、東北環境教育ミーティングは得るものが多かった。 東北と北海道の違いはありますが、都市ではなく、地方・田舎の課題が共有できるので感じること、気づくこともたくさんあります。 超高齢化の山の集落で、案内をしてくださったsさんは70歳を超えています。

「あと10年 たったら 誰もいなくなる」
「山の神様をお参りしているのは もう私だけだ」
「前は 近所の人を助けてあげていたけど、もう自分のことで精一杯・・」

という言葉を サラッと言ってしまう中には悲壮感はありませんでしたが、人生を前向きに淡々と、でも豊かな心で暮らしている様を感じました。

奥会津人材育成事業も重ねた会合でしたが、そのメンバーには都会の若い女性もたくさん参加していました。彼女たちは田舎暮らしを本当に選択してゆくのだろうか・・・ 

あぶくま自然学校は、移住して20年、自然体で地道に活動展開する進士さんご夫妻には、とても感化されました。
コメント (2)
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