高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

衆議院解散と原発再稼働

2014-11-12 22:44:43 | 震災支援・脱原発・環境問題

衆議院の解散が現実味を帯びています。 自公政権の延命選挙です。 議席数は減っても大負けはしないだろう。 ここで勝てば、さらに4年の政権継続が可能となる。 形勢が傾きかけている今が、リセットのチャンス。 過半数維持ができれば、すべての現在の施策推進、それが「大義」となります。そんな読みの、選挙なのでしょう。

内田樹氏の主張です。 成長する社会をリスクを高めながら、経済格差を広げながら夢見続けるのか? それとも、価値観を変えてゆくのか。

ポストグローバリズムの価値観と生き方とは・・・。

http://lite.blogos.com/article/98606/?axis=&p=1

****(内田氏)

子力がなければ滅んでしまうような文明は文明の名に値しません。
 
多くの国民は国土の汚染や健康被害のリスクを受け入れてまで経済成長することよりも、テクノロジーの劇的な進化よりも、日本列島が長期的に居住可能であり、安定した生活ができることを望んでいます。


成長なき社会では、「顔の見える共同体」が基礎単位となることでしょう。

地域に根を下ろした中間共同体、目的も機能もサイズも異なるさまざまな集団が幾重にも重なり合い、市民たちは複数の共同体に同時に帰属する。生きてゆくためにほんとうに必要なもの(医療や教育や介護やモラルサポート)は市場で商品として購入するのではなく、むしろ共同体内部で貨幣を媒介させずに交換される。

そのような相互支援・相互扶助の共同体がポスト・グローバル資本主義の基本的な集団のかたちになるだろうと私は予測しています。百年単位の経済合理性を考えれば、それが最も賢いソリューションだからです。

***(高木感想)

格差を広げるグローバル経済に代わる共同体のネットワーク社会=銀河ネットワーク(と私はよんでます)を目指してゆこう。

 日本の最大の資源は、この美しい山河です。 これを大事にしてゆくには、小さな共同体が数多く必要です。

公共工事は入札しても呼応がない・・50億が60億、80億に落札値段があがってゆく・・、日銀が国と結託して刷ったお金は、円安で輸入材高騰で海外に支払われてゆく・・輸入貿易決済は外貨決済となる・・。ますます、円安となる・・。公務員年金は投機しないのに、民間の年金は高利回りを狙って資金運用するという・・・。 私は経済アナリストではありませんが、現状の円安傾向・株高は、近未来にとって、どう考えても国益にかなっているとは思えんなあ。

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問題集

2014-11-12 15:45:22 | 日記
♪二人のカバンの中には 違う問題集がある

あなたの問題集は 私にはたやすくみえる
わたしの問題集は あなたにはたやすくみえる♪

なるほどぉ!
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アイヌと和人

2014-11-12 10:50:11 | コラム風味

私のfacebooで、

「このひと、ソフトバンクのCMのお父さんの娘らしい。とっても色白。父さんの活躍に比べて寂しそうだなあ。うちの自然学校に来たほうが楽しく生きられると思うなあ…。」 と書いたところ・・、 次のような書き込みを頂きました・・・。

 えっと。
SoftBankのお父さんの娘の説明はいらないと思います。説明はそこじゃないよぉ(^^;;」

このさみしそうにしている子は、アイヌ犬です。 北海道で自然案内している人間としては、これを書かないといけませんね。

*****

きのう、私は北海道の白老(しらおい)にあるアイヌ博物館(はくぶつかん)に行って(いって)きました。アイヌは日本の北に住む先住民(せんじゅうみん)です。 彼らには和人による長い差別(さべつ)の歴史(れきし)があります。私も和人ですが、先祖(せんぞ)は私が住むまでは北方(ほっぽう・きた)に住んだことはありません。
 和人は彼らの土地にやってきて、土地をとりあげ、そして所有しました。アイヌには土地を所有するという考え方はなかったのにです。さらにアイヌ語も取り上げ、日本語を話すことを強要(きょうよう)しました。その結果、アイヌは彼らの文化を失ってゆきました。 現在、約2600人のアイヌが、日本人と同じように暮らしていますが、彼らは差別を受けてきました。 現在、アイヌ文化を護る法律ができたので、その状況は改善(かいぜん)されつつあります。

 Yesterday, I went to the Ainu Museum at Shiraoi, Hokkaido, Japan. Ainu is the native people of the northern part of Japan. They had the long histry of discriminating by Wajin(和人). I am Wajin, although my ancestor did't live in the north until my living.
Wajin came to their land later and took away it from Ainu, then owned the land. as Ainu had not the thinking of title to the land. Further Wajin took away Ainu language from them and demanded the speaking Japanese. As a result, they have been lost their culture. At present, about 26,000 Aine is living as same as Japanese, but they have been sufferd discriminaton. Now, the sutuation is inproving as the law of protecting the Ainu culture made.

北海道庁の赤レンガ旧館に松浦武四郎が踏査測量した北海道地図がありました。 これは江戸時代後期の所業ですが、実は鎌倉時代前から北海道に上陸し豪族化した和人がいたようです。 それは主に黒松内町以南の道南であったようです。アイヌが生活していた土地は、どんどんと接収されてゆきました。

明治4年に 私が住む黒松内作開地区に和人たちが入って来た記録も道庁の資料館に展示されていました。

「蝦夷の地と古代国家」という題名の日本史の本を手にいれました。 もうちょっと古い歴史を知りたいです。

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