衆議院の解散が現実味を帯びています。 自公政権の延命選挙です。 議席数は減っても大負けはしないだろう。 ここで勝てば、さらに4年の政権継続が可能となる。 形勢が傾きかけている今が、リセットのチャンス。 過半数維持ができれば、すべての現在の施策推進、それが「大義」となります。そんな読みの、選挙なのでしょう。
内田樹氏の主張です。 成長する社会をリスクを高めながら、経済格差を広げながら夢見続けるのか? それとも、価値観を変えてゆくのか。
ポストグローバリズムの価値観と生き方とは・・・。
http://lite.blogos.com/article/98606/?axis=&p=1
****(内田氏)
子力がなければ滅んでしまうような文明は文明の名に値しません。
多くの国民は国土の汚染や健康被害のリスクを受け入れてまで経済成長することよりも、テクノロジーの劇的な進化よりも、日本列島が長期的に居住可能であり、安定した生活ができることを望んでいます。
成長なき社会では、「顔の見える共同体」が基礎単位となることでしょう。
地域に根を下ろした中間共同体、目的も機能もサイズも異なるさまざまな集団が幾重にも重なり合い、市民たちは複数の共同体に同時に帰属する。生きてゆくためにほんとうに必要なもの(医療や教育や介護やモラルサポート)は市場で商品として購入するのではなく、むしろ共同体内部で貨幣を媒介させずに交換される。
そのような相互支援・相互扶助の共同体がポスト・グローバル資本主義の基本的な集団のかたちになるだろうと私は予測しています。百年単位の経済合理性を考えれば、それが最も賢いソリューションだからです。
***(高木感想)
格差を広げるグローバル経済に代わる共同体のネットワーク社会=銀河ネットワーク(と私はよんでます)を目指してゆこう。
日本の最大の資源は、この美しい山河です。 これを大事にしてゆくには、小さな共同体が数多く必要です。
公共工事は入札しても呼応がない・・50億が60億、80億に落札値段があがってゆく・・、日銀が国と結託して刷ったお金は、円安で輸入材高騰で海外に支払われてゆく・・輸入貿易決済は外貨決済となる・・。ますます、円安となる・・。公務員年金は投機しないのに、民間の年金は高利回りを狙って資金運用するという・・・。 私は経済アナリストではありませんが、現状の円安傾向・株高は、近未来にとって、どう考えても国益にかなっているとは思えんなあ。