高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

北海道環境財団20周年パーティ

2018-01-19 14:01:02 | 日記

1月19日

(公財)北海道環境財団の設立20周年、交流ミーティング(立食パーティ)が開催されました。 財団設立は、北海道自然体験学校NEOSを立ち上げた直後くらいのできごとで、当初より関わらせて頂いておりました。 参加者は背広組ばかりで、いつもと同じようなフリース姿の私はちょっと肩身が狭い感じでしたが、企業、行政の多くの方々に支えられてきたのだなあと思いました。(現場の方もいたので、私にTPOが備わっていなかった礼儀知らずということね・・・)

現在の環境・自然業界?は、森のようちえん、木育、自然体験のインバウンドなどカテゴリーごとのネットワーク化が進んでいますが、横串刺し的なネットワーキングが希薄になっているように感じています。北海道環境教育ミーティングや北海道自然体験活動推進協議会(えぞCONE)などをこれまで、私自身がイニシアティブをとってやっていた時代もありましたが、今は次世代。しかしながら、次世代連中はこういった広がりがあるネットワーキング意識はちょっと興味がないようなので、財団にはこういった役割を願っています。他力本願ではなく、現役活動も先が見えてきている私の役割でもあるんでしょうなあ・・・とも、思った夜でしたが、ひさしぶりにお会いした方々とはご挨拶、お話しましたが、積極的に初めての方々の中を動き回るロビー活動はせんかったなあ・・・。

自省。

 

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自然災害に環境系NPOは何ができるか。

2018-01-19 09:16:35 | 日記

1月18日

自然災害に対して環境系NPOは何ができるのか、と銘打った学習会に参加してきました。 昨年の十勝方面での大水害の折に、自らも被災しながらも地域への支援活動も展開した、南富良野町のどんころ野外学校からの報告がありました。 支援活動内容は私たちが三陸大地震の釜石支援で行ったようなことではありました。彼らは地域住民でもあり、よそものとして外からボランティア活動をした私たちとはスタート状況が異なっています。

もともと、地域の福祉活動も仕事としている野外活動団体なので、社会福祉協議会との信頼関係もできており、すぐさま連携をとりながら支援活動が展開できたことが手にとるように理解できました。

省みて、我が、黒松内ぶなの森はどうだろう・・・、とちょっと考えさせられました。

全国でみると、自然体験活動を事業としている団体による、RQ(自然災害支援ネットワーク)という組織があり、先の広島土砂災害では広島RQ, 熊本地震では九州RQもネットワーク化されました。 北海道も十勝・釧路沖地震が東京関東地震予想確率と同程度であるということが発表されましたし、その際に大津波が発生すれば、噴火湾(内浦湾)沿岸は相当な打撃を受けるといわれています。 足元の黒松内町にも活断層があります・・・。

十勝水害時に、初動ができず、ぶなの森自然学校・旧ねおすグループとしては支援活動ができなかった。阪神淡路大震災の時に動かな方という反省の元に東北支援は即座にでかけたが、今回も腰があげられなかった。

しかし、いざ発災時には、ネットワーク型支援がものをいうことは、骨身に染みて体験している。事前にネットワーク化していることはとても重要だ。 今年は、北海道災害支援ネットワーキングに努めたいと思う。

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