高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

学びの時代へ

2016-04-17 09:49:20 | 日記

ジョン・P・ミラー著の「ホリスティック教育 ~ いのちのつながりを求めて~」は、NPO活動を始めた頃に手にした本です。 ドキドキしながら、勢いよくページをめくり、「目指していることは間違いない!」と勇気頂いた本です。机周りを片付けていて、ひさしぶりにご対面しました。 それをfacebookに書くと、KIWさんから、これに引き続き「まなびの時代へ ~地球市民へのまなび・30人の現場」なる本があると書き込みがありました。 ワークショップ・ミューが編纂した書籍ですが、この本は読まなかったので、興味を抱き、早速、アマゾンで探して手に入れました。

なかなか素敵な方々が素敵な題名で文章を綴っています。

すべての「現実」が環境教育のテーマだ。

「子どもを抑えつけることはしたくない。ワイワイガヤガヤが好きなんです」 飯沼慶一さん

「いくら教え込まれても、知りたいという思いがなければ頭には入れない」 平井雷太さん

「遊びに神髄は自由であること。プロセスを楽しむチャンスを子ども達に返したい」 天野秀昭さん

「体験をさらけ出すことは、誰かの学習の機会になってくれると思います。」 高野孝子さん

「かけがえのない自分に気づく、自然はそのための舞台です」 難波克己さん

「感性は一律ではない。だkら一方的に教え込むようなやり方はしません」 広瀬敏道さん

「参加者の主体性を重視した体験学習は、今の社会を変えるきっかけになる」 川嶋 直さん

「市民参加の森づくりは絶対に必要。それには楽しさが一番なんです」 中川重年さん

「自分たちの食べものをつくることによって、感性が育まれると思う」 高見俊弘さん

「勝っても負けても、海や森が好きな人が残る、そんな市民活動にしなければ」 岸 由二さん

「情熱はあるがスキルがない、そんな若者の力を社会化する仕組みをつくりたい」 桜井高志さん

「人と人がお互いの違いを認め合うためには、出会いの場が必要です」 打越雅祥さん

「風が吹いているなあとか、自分はいきてるなぁ、ただそれだけを感じてほしい」 松木 正さん

「気功の現代的意義は、無意識のレベルから社会を変えてゆくことです」 津村 喬さん

「変化は自分の内側からしか起こせないものです」 池住義憲さん

その後、お近づきを頂いた方々のお名前もたくさんありました。20年前近くに出版された本ですが、今も十二分に使えるスローガン、むしろ、

改めて見直すべき言葉がたくさん見つかりました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年のブログより

2016-04-16 16:31:26 | 日記
2015年の全体研修から1年が経ちました。「解散するよ」を前提とした研修会でした。
 
そして、1年がたち、私たちは分派しました。今年は、全体研修会はありません。 必要に応じて、むしろ、若手が企画すれば、研修会をしようということになりました。
 
 
全員が集まらないのはちょっと寂しさもありますが、それぞれ各地で新しい年度を走り始めております。
 
 
去年の写真を見ると・・・、ほんとに皆、分派したんだなあと感慨深い。
♪ 時には振り返るけれど、
    懐かしさは、愛と違う
      もっと好きな場所がきっとできる♪
     (中島みゆき 裸爪のライオン)
であります。
 
全体研修会
...
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第17回ハイキング倶楽部あるっくぅ開催

2016-04-15 12:06:26 | お知らせ

昨年の秋以来、活動が停止してしまった、ハイキングプログラムを再開します。 基本現地の最寄駅集合となります。2日目は、黒松内・寿都へ回るオプションもあります。 歩く距離は4~5km程度。ゆっくりと時間をかけて自然を楽しみながら歩く、健康リラックスハイキングです。

ハイキング?という活動は北海道では馴染みが薄い・・・と、一昨年気がつきました。 北海道で山へゆくというのは、何か採る、汗を流しにスポーツとして登山する、ヒグマがいるので行ってはいけない場所のどれかで、のんびりと風景や自然を観て愛でながら歩く習慣は根付いていないようです。 特に畑作地帯を歩いていると・・、農家に不審な目で見られることも感じました・・・・。

暖かくなってきた、農山漁村地帯や自然豊かな場所をのんびりと歩いてみましょう。

****

 

◆  日時 2016年5月7日(土)  09:50 余市駅前集合

・中央バス利用 08:05札幌駅バスターミナル発岩内行利用 09:49 余市駅前十字街下車

・JR利用小樽発 08:08となり、余市着が08:32となりお待ち頂くことになります。 

・黒松内ぶなの森自然学校発 08:15 スタッフ車への同乗

・自家用車利用の場合は余市駅前に無料で駐車ができます。

◆  予定コース

 09:50 自然学校の送迎車にご乗車、積丹岬へ移動。

 11:00  積丹岬駐車場 ~ 島武意海岸 ~ シララの小路 (約5.0km) 

 14:00  道道にてピックアップ 余市へ送迎 16:00 余市着

  往路

 ・中央バス利用 16:31余市駅前十字街乗車  札幌駅バスターミナル着 18:18

 ・JR利用    16:07余市発―16:30着小樽16:34発―17:06札幌着

 ・オプションとして、黒松内ぶなの森自然学校に移動、宿泊、翌日の黒松内ハイキングがあります。

◆  参加費用

 ・参加費2000円  (初回の方は入会金 別途1000円)

 ・昼食 各自持参

 ・余市からのスタッフ車ご利用の場合 車両費負担として 1500円 (往復)

 

◆  オプション(第18回あるっくぅ)

 ・黒松内ぶなの森自然学校への宿泊 (7日終了後)

 ・6月21日 第18回あるっくぅ 黒松内・寿都の春を探すハイキング

8000円 (宿泊2食 5000円、参加費2000円、移動経費 1000円)

    お帰りは、中央バス岩内バスターミナルまで送迎

             岩内発15:38 札幌駅ターミナル着 18:18を予定

◆連絡先

   高木 090-3398-1683   黒松内ぶなの森自然学校 0136-77-2012

 

【ご注意】

 本プログラムは、黒松内ぶなの森自然学校が事務局を担当しておりますが、任意の同好会「ハイキング倶楽部あるっくぅ」の行事と位置付け、主催事業ではありませんので、普通旅行傷害保険はかけておりません。保険については各員がおかけください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片付かん?

2016-04-15 10:12:40 | 日記

毎朝15分のお掃除片づけを奨励中。それも三日坊主になりそうだ・・・・・。 事務所がなかなか整頓できない!!!! 写真の反対側はましてやおみせできないぃぃぃぃ!!!

◆本日せねばならないこと

・私の社会保険の切り替え

・NPOくろすの銀行口座開設

・JEEF原稿づくり

・作開社会福祉協議会の日帰りバスツアーの日程決  

・決算の追い立て

・ゲストハウスの玄関の電球の取り替え

・ETC3月分の領収書ゲット

・NPOねおすの3月末までの精算未処理を最終チェック, 精算書作成

6ページにも及ぶ、ToDo List において上記は消そうぜ。

◆本日の来訪者予定

・くまちゃんの御両親

・りーはんが帰国(日本へ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローカルワーク

2016-04-14 15:25:04 | お知らせ

北海道の田舎でのお仕事を紹介するポータルサイトを北海道が開設しました。

http://ijyudemo.placo.net/localwork/

ゆくゆくは、ローカルワークの求人求職サイトになればいいという思惑もありますが、当面は各地で元気に働く、都会には無いでしょ、的なお仕事紹介サイトです。 自分ではあまり意識していませんが、考えてみれば私自身には田舎がなかったので、「いなか暮らし」に憧れて、「無いのなら自分で作るしかない」という思いでIターンをしたのでした。

都会で育った者としては、当初はいろいろと戸惑いもありましたが、なんとかなるものです。 ぜひ、多くの方が都市から農山漁村に移住を考えるきっかけになってほしいHPです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の予定

2016-04-14 10:31:58 | 日記

送迎支援をしている小規模学校の白井川小学校に待望の新1年生が3人入学しました。 うち二人は、自然学校で送迎を担当することになりました。 今朝、私は新年度始めての朝送迎でご対面。 好奇心の塊のような子達です。 彼らにせっしていると、小学低学年にこそ、自然の素敵さ神秘さ凄さを感じさせてあげること、社会の大人たちともいい関係ができるように出会わせてあげることがとても大切だと思います。

****

さて、自分ごとに顧みれば・・・・、例年通り?に 新年度スターダッシュができぬままに4月も中旬です。

新NPOくろす野外計画社の設立総会を執り行ったので、NPO申請諸書類を整えて、早いこと認証申請しなければ。 理事役員さんへ確認書と印鑑証明の取りつけをすれば、書類は整う。 今日はまずはその受領で走り回らんとね。

自然学校の決算、予算もせんとあかんね。 新NPOとは経営上の表裏となる関係なのですが、こちらも総会日程を決めないといけない。

台湾人スタッフのリーハンの在留資格については、再び出入国管理局より照会が来ているのでそれに回答書をつくらんといかん・・・。 あたふたしているうちにゴールデンウィーク突入で けっこうたくさんの来訪者があります。 もう、3速から4速くらいにシフトアップして走行を安定させないといかんな。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の巡検(フィールドワーク)

2016-04-13 15:31:15 | プログラム

NPO設立総会に、自然ガイドの三木師匠にお越しいただいていたので、せっかくなので、春の野山のフィールドワーク。 ガイドの目のつけどころをプロ中のプロから学びました。

自然学校の周辺でも背後の山々はまだ白さも目立ちますが、里地はすっかりと雪が消えて、春の妖精と言われる野の花たちが咲き始めています。 エゾエンゴサク、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、エゾノリュウキンカ、ミズバショウ。 カタクリも早い娘は咲いていました。

まずは、お目当てのギョウジャニンニク。町外者でたまにしか来町しないのに、さすが師匠です。我々も知らない近場にギョウジャニンニクの群生をすぐに発見

カラマツには、雄花と雌花、そして葉芽があります。 みなさん、おわかりになりますか? 松ぼっくりとなる雌花は上を向いています。雄花は下向きです。 小さなボッチは、葉芽です。

陸上にあるヤナギで一番早く開花するのは、バッコヤナギ。 これは、彼女の木と彼氏の木が別々にあります。写真は花粉を受け止めるちょっと粘ついたタワシのような先端を持つのは雌花です。 ヤナギは風媒花かと思いきや・・・、これは蜜を持っています。 花らしくない花房を割ってちょっと舐めてみるとほのかに甘い!!! 実はこれに虫が寄ってくる虫媒花なのです。

などと、教わりながら雪が消えた里地を歩きました。 

フィールドワークを日本語にすると「巡検」となります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くろす野外計画社

2016-04-12 10:29:53 | 日記

解散したNPOねおすに代わり、ぶなの森自然学校の運営受託をする新NPO設立の設立総会を挙行しました。

なぜ、自然学校をNPO化しないで、そんな面倒なことをするのか?と訝る方もいるかと思いますが、自然学校は形骸化をしてしまってはいますが、運営協議会方式の運営をしており、その運営委託をNPOねおすにしておりました。 官設民営で開始した自然学校なので、この当初よりある運営協議会を衣替えするには、あちこちでの関係調整が必要なので、ねおすに代わるNPOを設立した方が迅速に経営移行ができることが最大の理由です。 また、「黒松内ぶなの森自然学校」はその名称から黒松内町の部局と勘違いされることも多く、町外との対外的なビジネス営業にはフットワークが活かされにくいので、あえて地域名を排した名称が欲しいという、事業主としての私の戦術的な意味もあります。

しかし、正会員には、地元の漁家、農家、飲食業、商工会のご重鎮、保険の専門家、自然ガイドの師匠、元教師やら多彩な方々に就任して頂きました。新NPOは、これまでの運営協議会の構成メンバーよりも、実際に地域内外で実質的なお付き合いやご助言を頂いている方々でしめました。 新しい仕事もさることながら、より地域に密着した催事・プログラム活動を展開してゆきたいものです。

設立総介後の懇親会では、ギター演奏もあり歌声喫茶にもなりました。 こんな総会ができること自体も実は嬉しい限りです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから1年

2016-04-12 09:06:51 | 日記
昨年の解散を前提とした「ねおす全体研修」から1年。 NPOねおすはついに本年度をもって解散となり、複数の団体、個人企業に分派独立しました。 感慨深いものがあります。
 
 
 
♪時々、振り返るけれど、懐かしさは愛と違う、もっと好きな場所がきっとできるぅ~♪ 中島みゆきの「裸爪(はだし)のライオン」に勇気づけられた3月から4月でした。
 
 
 
そして、今日、4月12日 私の仕事の拠りどころとするNPOくろす野外計画社の設立総会をします!!!
 
 
ねおす全体研修会
年に2回実施しているNPOねおすの全体研修会。 新年度は組織体制を変えようとしていますが、組織のミッションと個人のミッションがかけ離れてしまっては、それこそNPOらしさがなくなって...
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半島巡り6

2016-04-09 14:15:39 | 日記

北海道よりも1ヶ月は早い春が半島を楽しみましたが、日本にはこんなにもたくさんの桜があるのだと感じました。まさに日本の花ですよね。

琵琶湖の北側の湖畔や彦根城の桜も満開でした。

お見事であります。  那智でサザエや海山物を仕入れたので、帰ってから自然学校の桜の下でBBQだな。(と思いましたが、まだまだ4月中旬、桜の蕾も膨らんでおりませんでした) ニッポン列島は南北に長いね。

5泊6日の紀伊半島一周の旅も終了。出発地の中部国際空港セントレアに戻り、帰りの便をまっています。 

再び旅ができますように、さあ、帰ってからしっかりと仕事をするぞ、の休暇旅でありました。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする