我が家の前というか、自然学校の校庭に大きなイチョウの木があります。これだけ立派なイチョウなので、元小学校のシンボルツリー的な位置づけだったとは思うのですが、 地域のお年寄りに聞いても、「昔はこの場所でなかったような気がするので、移植されたかもしれない」という記憶がある方がいましたが、はたしていつのころからこのイチョウがあったのか定かではありませんが、自生することはないだろうから、きっと農地開拓に本州から移住してきた農家が植えたものでしょう。
ところで、イチョウは雌雄異株なのですが、この樹は、雄なのか雌なのか判然としません。 銀杏はなりませんので雄かもしれないのですが、近くに雌株がないからかもしれません。秋には黄葉することがたいへnまれであり、緑の葉のままに落葉することがしばしばです。異性が近くにいないので色気付く必要がないのかもしれませんが・・・。
俗説?によると、葉っぱの形が、雄は袴型で、雌はスカート型で割れていないという説もありますが、この樹は、どちらの葉っぱもあります。 樹木図鑑によると・・、「葉は扇型で幅5~7cm、浅く2裂するが、切れ込みの変化が多い」とのこと。 花で見分けるのがいいのでしょうが、5月開花時期に花に気づけておりません。
気になるなあ・・・。