晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

人もすなる点滴なるもの 3/11

2010-03-11 | 日記・エッセイ・コラム

2010.3.11(木)曇

 じょんが食事をとらなくなって4日目、朝起きていってもサークルの中でぐったりしているのはつらい。それでもオシッコしなくてはならないので、よろよろと出てくる。それでも大好きな雪が積もっているので喜んでいる様子だ。オシッコの色も薄くなったし、うんPの色も濃い色から薄い色に戻ってきた。Img_4007

大好きな雪なんだが、、、、


 二度ばかしうんPをして、部屋に帰って様子を見ていると、お腹がグルグルプチューと音を立てている。一瞬わたしのお腹かなあと思ったが、よく聞いてみるとじょんのお腹だ。人間と同じ音がするもんだなあと感心していたら、まだ便が出そうなので再度庭に連れて出る。オシッコをして、うんPする、うんPなんてもう出ないだろうと観察に行くと、粘液と血が混じっている。こりゃあやばいなあ、回復傾向かなあと高を括っていたのが、一気に不安のどん底となる。定休日は明日だし、キャドックさんは休みだし、、、、、えーい思い切って村上さんに教えて貰った氷上の小川動物病院さんに行くことにする。予約の電話をし、午前中休業の張り紙をして、血便を袋に入れて車を飛ばす。高速道路を使って一時間弱で到着するが、人気の病院だけに混んでいる。一時間余り待って、永い診察、そしてその後に一時間近くの点滴を受ける。キャドックさんでも点滴を受けたが、なんでも皮下の空洞に液を注入して、自然と身体にまわるという方法をするそうだ。犬や猫には親が子供をぶら下げるためにそのような空洞があるそうだ。(クロネコヤマトのマークを見ていただきたい)らくだの瘤のように溜まっていた液が時間とともにへこんでくる。
ところが、小川病院さんでは直接、腕に、丁度人間と同じように点滴をしている。あんまりおかしいので、かみさんが写真に撮っていた。201003111149

ひともすなる点滴なるものをしてみんとて

 わたしは長い時間を読書が出来て有意義だったが、じょんは大変だったろう。おかげさんで夕方には自分の力で食事を摂るようになって、やれやれというところだ。
当たり前の日常が戻ってくることが、こんなにも嬉しいものか。
 今回の一件で多くの人に心配を掛けてしまった。同時にこんなに多くの人がじょんのことを気に掛けてくれてるのかと驚いた。みなさんありがとう、じょんは元気になりやした。明日は四日ぶりに念道橋散歩に行けるかなあと楽しみにしているところである。Img_4016
四日ぶりの晩ご飯。

今日のじょん:もちろんお休み。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする