2010.8.1(日)晴
日本一周の自転車旅に出てから4年の月日が流れた。今日がその出発記念日である。今日と同じようにくそ暑い日だった。灼熱地獄の亡者のようによたよたと京都から比良までの道を進んだ。今までは車やバイク、ロードレーサーで走り慣れた道なので甘く見すぎた。総重量は4,50KgになろうというMTBの歩みではいつまでたっても到着しない。おまけにチエンはずれのトラブル、これはロードレーサーなどでは数秒で解決するトラブルだがツーリング車では四つの荷物を全部降ろし、荷台の梱包を解いて修繕する大仕事となる。宿は見つからない、腹ぺこの上身体はくたくた、そしてなによりこれから日本一周を果たしてやり遂げられるかという不安で一杯だった。そんな不安を吹き飛ばしてくれたのが、宿のおばさんの親切だった。風呂とビール、美味しい食事これがすべての苦労を吹き飛ばしてくれる。(2006.8.1参照)
そして四年後の今日、旅は終わったけど、定住という旅を続けている。今日のテーマは芝生の世話である。店玄関先の芝生はカフェじょんのびの顔である。実は建築時にはこの顔は無かった。あまりに無愛想なので、芝生広場に植え付ける芝を少しこちらに持ってきて植え付けたものである。バラスが最も深く、その下は山土で最悪の条件だったが、畑の土と真砂土をしっかり入れて、芝生を張った。階段と芝の周りにレンガを張り、周囲に花木を植え付けたが、軒下は雨が降らず、基礎のコンクリートが走っている。芝の生育には厳しい条件だが、なんとか育った。
ビフォア、アフター
今では両脇にオリーブが育ち、絵になってきたが今年のように晴天が続くと水が不足するようだ。
生育が悪いためか害虫の発生も多く、昨夏はスジキリヨトウの大発生で、一晩に食い荒らされたこともある。(2009.8.3参照)
今年も刈り込み後の生育が悪くて、約半分が茶色く枯れている。箸で地面を擦ってみると昨年ほどではないが、スジキリヨトウが出てくる。
やっぱりこいつのせいかなと駆除することとして、熊手でサッチを取り除くべく擦ったら、出るわ出るわ。あっという間に2,30匹が瓶にたまる。きれいにゴミを取り除いて、スミチオンの2,000倍液をじょうろで振りかける。野菜などの食べ物でないからお構いなしだ。なるべく薄い溶液にして土壌にしみこませるのがコツだ。根の下や土壌内に潜り込んでしまうので、表面にかけただけでは効果がない。
【作業日誌 8/1】
玄関前芝生スジキリヨトウの駆除
今日のじょん:犬は習慣性の動物と言われるが、じょんはこれが強烈だ。先日大騒ぎをしてこしらえたペットゲートも予想通り、開いていても飛び出すことは無い。あってもなくてもいいようなもんだが、やはり従前の習慣が生きているみたいだ。
開いてても関係なし。