晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

健康診断 8/10

2010-08-10 | 日記・エッセイ・コラム

2010.8.10(火)曇、雨

 恒例の定期健康診断に行く。サラリーマン時代には会社が自動的にやってくれるので当たり前という感じだが、国保になると受けて居ない人も多いようだ。40才を過ぎてからは定期健康診断だけでは信頼が無くて、人間ドッグも受けていた。最初は数千円の負担で受けていたが、最後には2万円程度の負担となっていた。ところがその年齢ではたいした異常も出ないのだ。身体のあちこちにガタがくるこの年齢になると、今度は受検料が払えなくて受けることが出来なくなる。なんという矛盾だろう。
 やむなくオプションで受けられるだけの検査、例えば肺がん検診、大腸がん検診などをすべて受けるが、人間ドッグほどの精度はなさそうだ。
 いずれにしても各種の数値が徐々に悪化してゆくのは恐怖でもある。生老病死は人間の四大苦なんだが、生と老、死はいかんともしがたい現象なので諦めもつく。ところが病というのは予防もできるし治療もできるので複雑だ。痛い痒いもつらいものだが、治療や入院にお金がかかるのもつらいものだ。有名人の病気を見ていると、駄目なものは駄目だけど、金に飽かして治ってるなあというものもある。お金で命を買える時代なのだ。貧乏人のせめてもの救いは永遠の命は買えないことだ。
 帰りがけにメーの様子を見に行く、久しく見ていないので元気しているか心配していたところである。元気にしていたので安心した。
 ところで今日十日はは金刀比羅さんの祭日である。折角だからお詣りする、秋の大祭にはお詣りしているのだが、月参りは初めてである。講元の木下さん宅では祭壇を整え、周囲もきれいにしてお迎えをしておられる。「あと3ヶ月大変ですねえ」とあいさつをしてお詣りをして後にする。今年の大祭は11月の7日とか、次は忠町に講元がうつる。Img_1182 Img_1185

講元では祭壇を作ってお詣りを迎える。
佃から忠方面、雄大な眺めだ。


今日のじょん:今日はこの夏2回目の夕立が来た。雷も一級品で怖ろしく大きな音のが二発、どこかで落ちてそうだ。丁度その時、じょんはオシッコしに表に出ていたんだけど全然怖がらない、これって不思議なくらいだ。Img_1175

スプリンクラーにはじょんも大喜び。

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遊里のこと(14) 8/9

2010-08-10 | 歴史・民俗

2010.8.9(月)晴

 綾部界隈のユリを訪ねているところだが、是非訪ねてみたいユリが3ヶ所ある。於与岐町のユリ上ノ岼、上八田町のユリノ上、ユリノ下、そして星原町の岼蔭、岼﨑である。於与岐のユリの上にある岼とはどのようなところか、上八田のユリは何を指しているのか、星原の岼蔭、岼﨑の岼は一体何を指しているのかこの目で確認したいとおもうのである。前者2ヶ所は角川日本地名大辞典にその名があるが、インターネットの地図では場所が確定できないので、地元で聞いて行く必要がある。星原町の岼については地形図などでも確認できるのだが、岼が一体何を指しているのかは判断できない。国語辞典で﨑を調べると、突き出た山の先端とあり、蔭とはそのもののために光や風が遮られるところとある。航空写真で見ると南西からユリに突き出た尾根の先端に岼﨑があり、尾根の北西側の谷間に岼蔭がある。するとここでいう岼は南西からの尾根に当たる。この尾根或いは山がユリ山という地名なら、ずばりそれを指すのだと思うが、残念ながらそういう地名は付いていない。でも山には必ず名前が付いているだろうから、現地で聞いてみよう。
 などと思いを馳せていると、またしても疑問が沸いてきた。ユリ地形もユリ道も理解できるのだが、ユリ山とは如何なるものだろう。七百石町にはユリ山、小貝町には岼山がある。どちらも山を指しているが、普通の山である。七百石町のユリ山は綾部JCTの西にある小山でその西がユリ地形となっており、南に下がったところにユリノ下がある。小貝町の岼山は由良川と犀川の出合いから犀川を400mほど遡った右岸にあり、岼、岼上通と三点セットの地名となっている。このように中流域のユリは山間部と違って、川の片岸に土砂の堆積でできた平地をいうらしい。その地が岼、岼の上の通りが岼上通と解りやすい。ただ、岼山はゆりあげられた山をいうのか、岼の近くにある山をいうのか、ユリ道がある山をいうのか、あるいはその他の理由か判断できない。意外と現地で聞いたら「~~やがな」と簡単に解るかもしれない。Img_4561 Img_4562

小貝町岼山と岼上通、岼はこの右手か。


 由良川沿いのユリは鷹栖町遊里、里町岼、位田町岼、そして小貝町岼とあるのだが、すべて山際の少し高台、割合狭いところにある。勿論流路が変遷しているので一概には言えないが、流路の安定しない川筋の平地は時代が下がってからの居住地と思われるので、ユリは古い時代の居住地だと想像できる。
 今ひとつ想像だが、ユリとユリ山はセットになっているのではと思っている。綾部市でしっかり地名がセットで残っているのは七百石と小貝だけであるが、その他のユリについても必ず背後に山があるのだ。
 これは語源がユリ地形によるものか解らないのだが、和歌山県紀ノ川市に百合山という山がある。遊歩道や駐車場、新四国八十八ヶ所なども作られて市民に親しまれている山だが、その麓紀ノ川沿いに百合というところがある。ただし百合という住所は見あたらず、百合公民館があるので小字であるのかも知れない。424号線が紀ノ川を渡る手前の地点で、百合山はその南にある。自転車旅行の際は県道13号を紀ノ川沿いに進んだが、今ならちょっと寄り道しているだろう。この百合と百合山は典型的なセットになっているが、その地名、山名がユリに由来するか否かは定かでないが、偶然なら出来すぎのセットである。つづく
(遊里のこと(13)は2010.8.7)Img_2266

この右手手前に百合山がある。


【作業日誌 8/9】
らっきょう植え付け、干しておいた玉を10本余り植え付ける。
秋ナス準備、根切り、剪定して根の部分に追肥する。
キュウリ、後片付け

今日のじょん:じょん語録(53)すごすご
すごすごという言葉がある。ぽんぽこぽんが終わってけーとくちんをするとき、「こっちおいで」といっても聞こえないふりをする。「こんかい」と怒鳴ると本当にいやそーにのそのそと歩いてくる。これを我が家ではすごすごと呼んでいる。Img_1178 Img_1179
 

静止画像じゃあわかんねえか。

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