2011.5.6(金)曇
ということは、サイトの管理者と七里野の編集者は別人ということだろうか。同一人物なら写真の向きを間違え
ることはあるまい。なぜこんな事にこだわるのかと思われそうだが、間違った向きの写真をもとにサンドラ岩を探し、見つからないと落胆し、家本さんなどガイドを引き受けながら見つけられなかったと恐縮されているのである。
「上林七里野」は素晴らしい写真と深く広く調査された文で、よくまとまった本だと思うのだが、編集特に画像の編集には甘いところがある。
猪鼻峠の写真(29P)については、永谷坂峠もしくは逆峠が正当だろうというのは以前に述べたことがあるが、本文中にも「猪鼻峠・・・老富から関屋」と書いており、写真の峠を猪鼻峠というのは不自然といえよう。
この峠は永谷坂峠もしくは逆峠ではないか。
また達田の金刀比羅講300年祭という写真(P60)は301年祭である。
2008年11月9日、忠町での大祭が300年祭のふれこみだったのだが、、、。
百聞は一見にしかずといわれるとおり、画像での情報は長くてくどい文章を読むより一気に理解が出来て効率的である。しかしその画像が間違っていた場合私たちは簡単に錯誤に陥る。それは画像というものへの信頼感が異常に高いことに起因する。インターネットの情報だけでなく書籍の中の画像の量も格段に増えた。私たちに必要とされることはそれらの真偽正誤を見分ける力量ということになるのだろうか。
写真のサンドラ岩にこだわることなく、私たちが見た岩達は総てがサンドラ岩だと思う。家本さんにこのことを報告しなければならない。そしてまだまだ聞きたいことも沢山あるのだ。
そういうわけでこれからも老富通いがつづくだろうが、今後「大唐内のこと」の中で丸山(生守岳)、廃村生守村について考察していきたい。この項終わり
※金刀比羅講の件について、何鹿三ヶ村強訴がなされたのは宝永5年(1708年)で2008年が300年目に当たるが、講が始まったのが翌年からという風に考えると2009年が300年目に当たる。なんとも言えないが、2008年は300年祭というふれこみであったし、新聞記事もそうなっている。私は両年とも参加している。
【作業日誌 5/6】
草刈り2回目ー2日目
野外テーブル等ペンキ塗り
テラスオープン準備
セルフ散髪
今日のじょん:じょんのびビヤガーデン’11オープン
ったって身内だけで夕方に一杯やる風景だ。暮れてゆく上林を眺めながらやるビールは最高。もちろんじょんもふわふわジャーキーで御相伴。