晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

刈払機奮戦記(下) 5/20

2011-05-20 | 違いのわからん農学士

2011.5.20(金)快晴

 考えてみれば内燃機関、つまりエンジンは田舎暮らしにとって必需品である。三種の神器は総てエンジンが付いている。これをいちいち法外な値段の修理に出していては堪らない。自家用車のエンジンなどはコンピュータが導入されブラックボックス化されていて素人ではどうにもならないが、チエンソーや刈払機などはそう複雑では無いと思う。店の人の話では、スターターが引けるようならエンジンが焼き付いているとかの重要なトラブルでは無いそうだ。キャブレターの清掃ぐらいで直ることが多々あるそうだ。インターネットで修理方法の情報を探す。個人のブログなどで修理方法を教えているが、妙に専門用語を使い回して、なんのことか解らない。エンジンがかからないというトラブルは最も多いようだが、その原因を消去法で探していくことが肝要のようだ。原因は燃料系、電気系が主なようだ。
 まずプラグを外してスターターを引き、放電しているか確かめること。幾らやっても放電しない。他のプラグに替えてやってみても放電しない。やはり電気系統かなと思い、その修理方法をネットで探す。するとだ、プラグの放電テストではアースしないとダメと書いてある。それを早く言ってよん、てんでやってみるがやっぱり放電はしない。プラグは一応掃除しているが、端子の根元あたりにはカーボンがこびりついている。釘の先でガリガリと徹底的に落とす、端子の部分もパーツクリーナーでとことん清掃して、再度放電実験をやってみる。ところが、期待に反して放電はしない。ということはやはりジェネレーターかなんか電気系統のトラブルらしい。数回のスターティングでプラグは湿っている。燃料系は正常なようだ。Img_2914
 
アースちゅうからとりあえず金属に触れさせておいたが、エンジン本体に接触させておかなければいけなかったのだろうか。


 結局修理に出さなければどうしようもないようだ。諦めて新品を買うか、という暗澹たる気持になってスターターを引いてみる。するとだ、ブルルンと快調な音がしてエンジンがかかった。一体どうしたことだ、納得はいかないのだが、この嬉しさはなんだ。しばらくして再度かけてみる。同様に軽々とかかる。
 てなわけで刈払機は以前よりも順調に稼働し、実に奇妙な自信が着いた。それにしてもあのスパークリングテストは一体なんだったんだろう。「5,000円儲け!」
Img_2917
買ったきり動かない不肖の刈払機、妙な自信でこいつも直しちゃろか。


【作業日誌 5/20】
薪割り
煙突掃除、ストーブ掃除Img_2930

一冬ご苦労さん、ヤーダさんに頂いた花が見事に咲いた。


 今日のじょん:じょんは草むらが嫌いなようだ。犬全体が嫌いなわけでは無さそうだが、やはり何か危険を感じるのだろうか。いつもうんPしているところでも、草が伸びてくると行かなくなる。そして草を刈ってやるとまた行き出すのだ。獣は草むらが好きなので、より人間に近いのかも。Img_2795


散歩の時も草のないところは先を歩くが、草むらは後ろからくっついて歩く。

コメント (2)
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