2011.7.29(金) 晴
鳥垣渓谷って知らんかったなあ。思えば大岩の滝だって知らんかったし上林って渓谷や滝の素晴らしいところが色々あるわけだ。古和木だって八反の滝だの弁天の滝だのあるそうだし、古屋の奥には幻の大滝まであるそうだ。そんななかで鳥垣渓谷についてはシデの山山行で少しずつ紹介しているが、第三の滝以奥の核心部については未確認であった。シデの山を楽しむ会でこの部分を探索し、整備しようということになり、桜井さんと出かける。
第一の滝(約6m)
既に何度も紹介しているが、えん堤の上にあるため土砂が溜まり、本来の滝壺は埋まっている。この滝の岩質は他の滝と変わっており、緑っぽいきれいな岩肌である。この滝だけはハイヒールでも来られる。
第一の滝(おりと、6.26撮影)
第二の滝(約5m)
小さな滝だが、ルート上一番の難所で左岸の岩にステップが切ってある。従来トラロープで登高の補助をしていたのだが、今回私の使っていた12mmのザイルと取り替えた。
第二の滝、右手のロープを取り替える。
第2.5の滝(約2m)
第二の滝から少し歩いていくと、歩道の下に小さな滝がある。これも数に入れるべきか悩むところだが、第三の滝が定着しているので2,5の滝にしておこう。
第三の滝(四段 約10m)
沢筋ルートの終点で、ルートはここから右岸の斜面をジグザグに登って尾根道ルートに合する。ジグザク登りの途中から獣道を滝上に向かうと落口上部に出ることが出来る。
第三の滝下段と落ち口。
第四の滝(約3m)
第三の滝落ち口上部につづく滝だが、二段で一つと見てもいいのだが、少し離れているので別のものとして扱って良いだろう。
第五の滝(約5m)
第四につづく滝、どちらも傾斜のないなめ滝である。
第四、第五の滝。
第六の滝(不明)
右岸に大岩があって行く手を阻んでいる。写真の角度が悪くて詳細が解らない。くの字に曲がった滝であったと思う。ここから右岸の登山道に高巻く。
第六の滝、大岩の下にあり、どんなだか思い出せない。
第七の滝(すだれ状 約10m)
高巻き道から降りていくが、谷床に降りるのはかなり危険。滝は傾斜がきつくて、この滝だけは直登が困難な気がする。滝の横から眺めると筋状に水が流れているが、正面から見ると簾のように拡がっている。よい滝だ。
第九の滝(5m)
こぢんまりとした最終を飾る滝。秋には紅葉が映えそうだ。
第九の滝 小さいがまとまりのあるよい滝だ。
樋状のナメ
大桂の木の所につづく3,4段の樋状のナメ。大きな釜を持っているので滝としてみてもいい。気持ちの良い場所だ。大桂から少し下がると上部が覗ける。
おかーが帰ってきよったの図。(6.23)