上林開花情報 ４／１６

２０１２．４．１６（月）曇

　一昨年上林さくら情報ってやったら、やたらアクセスがあり、変だなあと思ったら同名の芸能人、元芸能人かな、が居たらしい。従って今年は開花情報とする。
　今年は全国的だろうが桜の開花が遅れている。じょんのび村では一週間弱の遅れと言うところか。梅なんぞはもっと遅れていたので桜と同居と言うところもあった。とりあえず本日の状況をご覧あれ。
上林川忠との境の堤防沿い、一昨年じょんカレンダーを撮ったところ。満開。




隣の森井さん宅の桜、じょんのび規準木、満開

斜め向かいの水嶋さん宅の桜、満開

隣の上田さん宅のしだれ桜、八分かな。人気の木蓮もまだまだと言うところ。



よその花ばっかしやないけい、ってんで我が家のじょん桜、満開。
えっ、これだけかいって、これでも去年の倍はあるんだぜ。連翹と一緒に咲いているのがみそ。




というわけで大町あたりまでは満開の様相、それより奥は今少しというところらしい。という風に上林の２０Kmに及ぶ長い谷は標高差があるので、桜も長期間楽しめるというもの。

今日のじょん：じょんも花見しているが、花よりジャーキーというところか。そのジャーキーもアレルギー対策で禁止とか、ぐすん

地名のこと（１２） ４／１５

２０１２．４．１５（日）晴　　　災害地名

  災害地名がいきなり災害に結びつくかといえばそんなことはないだろうと常々考えていたら、四月十一日の読売新聞に同様の記事が出た。タイトルは「地名で災害予測の困難」サブタイトルは「多様な由来、町名の整理　地形と不一致多く」筆者は今尾恵介氏という地図エッセイストである。地名に関する書物も書いておられる方である。
　「地名と災害」をテーマにした新聞・雑誌の記事や単行本の刊行が相次いでいるが、しばしば不確実な材料を根拠にいたずらに不安をかきたてるものが見受けられるのは残念だ」という風に書かれている。そしてある雑誌が「地名から地震に弱い町がわかる」という大見出しで危険な地名と安全な地名を一覧で掲載していたという。
　危険な地名は、窪、谷、沢、下、川、池、沼、泉、江、磯、浦、浜、州、潟、波、船、田、野、原等々だそうで日本中の総ての土地が危険な土地になりそうだ。
　また、安全な地名は山、丘、台、坂、高、上等々となっている。この雑誌の言わんとしているところも解らないでも無いが、今尾氏はこれ等の地名の「字」に重点を置いていることが問題だといっている。つまり地名は好字で付けられる場合が多いので、「下」は「志茂」とか「窪」が「久保」とかになっている場合が多いと言っておられるのだ。
  しかしこれは少し的外れな指摘かなとも思う。その雑誌を読んだわけでは無いが、雑誌の言わんとするところが何も文字にこだわっているいるようでも無いと思えるのだ。
　
じょんのびは古川という、横を流れる谷川は鎌谷（かまだに）という。水害の予想される地名だ。本来真っ直ぐに下る谷が急に曲がって下っている。鎌谷と言われる所以なのだろうか。


　だが、危険だとする地名がついた地点と現在の地名が付いている地点と相違があるという説は正しいと思う。地名は基本的にあるポイントについて付けられるものである。ところがそれが字名になり、町村名になり、遂には県名にまでなるケースもあるようだ。となるとほとんどのところで本来の意味は用をなしていないということになる。
　安全地名についても同じ事が言える。新しく開発された分譲地には丘、台などが付いているが、これは売らんがための命名で安全であるか否かとは無関係である。
　結論として、「この地名が危ない」などと一般化して断定する言説の信頼度は「これを食べるとがんになる」の類と同程度であると言われている。
　なるほど上手く締められたなと思うが、わたしは先人がその地に地名を付けた理由は、後世誰かが居住するために安全であるとか危険であるとかということでは無く、ただ単にその時々の人々の都合で、自分たちの生活に必要な符号として極めて客観的にその地を表す表現をしただけなのだと思うのである。この項おわり。

今日のじょん：じょんの耳が立ったらどんな感じになるのだろうか。きっときりっとして格好いいだろうと思うのだが、実はこうなるのだ。
走っているときにたまたまこうなったのだが、立ったというよりは身体が沈んで耳が残ったというものだ。かみさんは垂れてるほーがよかとと言うんだが、、、、。