晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

楽しい腰痛(20) 1/5

2016-01-05 | 健康

2016.1.5(火)曇り

 激痛で堪らないというわけでなし、仕事や家事に支障を来すわけでなし、それでいて一向に治らない。とおに3ヶ月を越し、いわゆる慢性腰痛ということになった。鍼灸でのマッサージ、ストレッチや温浴、漢方薬(痛散湯)など続けても一向に改善しなくて、内臓などの検査も異常なく進んでいる。一体何なんだと悩んだときに、前述の雑誌や書籍、テレビ番組で「慢性疼痛は脳の仕業」いうキャンペーンに出合う。内容的には既に紹介済みだが、わたしにとってはこれにすがるしかない。なぜなら外科医に「椎間板ヘルニアはへこむということはありません。根治するには手術しかありませんが、あなたの場合は手術するほどでもありません。わたしもそうでが牽引すれば少しは楽になります」と言われているのだ。つまり一生治りませんよ、痛みと付き合ってくださいということだ。そんな馬鹿な話はない、絶対自分で治してやるぞということになれば、これしかない。認知行動療法といわれるプログラムである。 ①身体疾患→②痛み(感覚)→③感情(認知)の障害→④生活(行動)の③と④を標的にするのが認知行動療法といわれる。「腰痛をこころで治す」(谷川博隆著)
痛みに対する受け止め方(認知)と行動はわたし自身が選択できることでしょうから。
 行動療法のひとつに運動療法というのがある。従来の腰痛治療が安静を主眼としていたのに対し、運動、しかも強烈な運動をして慢性疼痛を治療する方法が進んでいる。谷川先生の運動療法を昨年末から実践しているが、腰に対しては3種類の運動があり、背筋に関するもの、腹筋に関するもの、20分の速歩の三種類のみである。ところがこれらのメニューをこなせたことがない。トレーニングについては常々やってきたつもりだが、これらの1セットがこなせないもの、こなせてもそれを一日3回などとなるととても困難である。それに単純な動作の繰り返しで、面白くないこと。苦しくてもいいからもう少し楽しくやれないものかと思う。しかしいつかはこの運動がこなせるようになりたいとは思っている。シドニーでの心理療法はNHKの放送でも紹介されていたが、3週間、運動とカウンセリングを続けるものであった。苦痛で歩くことも困難な女性が3週間後に実に軽やかにステップを踏み、最高の笑顔を見せていたのが印象的であった。
 わたしは楽しく運動できる、水泳やサイクリングが効果があるのではないかと思っている。この腰痛の間もできる限りプールに通ってきたのだが、今年からきっちりと10日に一度と決め、目的意識を持って取り組みたいと思っている。
 今日は今年の泳ぎ始めで、充分なストレッチと1,000mのクロールをこなした。

ロビーで本でも読んでると実にリラックスできる。

【今日のじょん】プールの日はじょんも楽しみなんだが、苦手の自動車乗りが大変。

どういう訳か一人で飛び乗ったので大喜び、ところが帰りにはいつものように怖がって乗れない、がっかり。

コメント
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