2016.1.23(日)晴
楽しい腰痛シリーズも25回を数え、ますます混迷を極めてきた。ブログ読者の方に会うと、「腰の様子はどうですか?」とお見舞いの言葉を頂き恐縮している。こうも長く続けて書いているととんでもなく重症で、前途を悲観するような状態なのかと思われても仕方ない。確かに京都の病院に通って腸や前立腺の検査までするとこりゃあ何事かとなるのは当然かもしれない。
はっきり言って全然問題ないのでご安心を。多くの腰痛の方々とは比べものにならないぐらい軽症で日常生活にはなんの支障も無く、スポーツでも作業でもこなせる状態である。ただ30余年付き合ってる腰痛が年に何回も起き始めたこと、慢性化し始めたこと、座骨神経痛が出始めたこと、腸の調子が悪くなったこと、自律神経失調の症状が出始めたこと等があって、この際徹底的に治療しよう、二度と起こさない身体作りをしようと考えた結果の長期連載なのである。実は腰痛患者の大多数ははわたしのような程度の人なんじゃないかと思う。年に数回腰痛が起こり、仕事休んで整形や鍼灸に通い、一二週間で回復する、たまにはぎっくり腰になって寝込んでしまう、てな感じだろう。整形外科に行くとレントゲンを撮ってもらって、「腰椎の間が狭くなってますねえ」とか「少しずれてますねえ」とか「椎間板が出始めてますねえ」とか言われて牽引や電気マッサージなど受けて湿布をしこたまもらって帰る。しばらく安静にしておればすっかり良くなるが、やがてまた数ヶ月後に腰痛がぶりかえす。こんな状態が五年十年数十年と続いてしまう。そういう人が圧倒的に多いのだと思う。よしっ、それならそういう人たちのためにわたしをモデルとして腰痛根治プログラムを作って教えてあげようという大きな夢を抱いて連載を始めたわけである。
腰痛に関する本はごまんとあり、意識して読まないと訳がわからなくなる。
そんなわけで試行錯誤を続けているのだが、人間の身体とこころ、病気や痛みなどというのは広くて深い海のようなものでその実体は永遠につかめない。ましてや何億という人が何万年も悩んだ腰痛について、これだっという治療法などわたし個人に解けるはずもない。せめてわたしのもがいている様子をみて、すこしでもヒントが得られたら、、、という思いで書いている次第である。楽しい思いで書いているので、ご心配は無用である。
【今日のじょん】一昨日から脅迫的な天気予報が続いており、大雪がいつ来るかいつ来るかとびびっている。今朝は気温も下がり(-3℃)風も強く、いよいよ感が増してきた。ただ昨日もそうだが空だけはすかっと晴れて余計不気味さを感じる。寒がりじょんもおっかなびっくりで散歩している。