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徳洲会マネー、97国会議員に 献金・融資1282万円

2013年11月30日 07時40分15秒 | 行政
公職選挙法違反容疑で幹部6人が逮捕された医療法人「徳洲会」グループと、創設者の徳田虎雄前理事長(75)の次男・毅(たけし)衆院議員(42)=自民党を離党、鹿児島2区=の政治団体が2012年、少なくとも国会議員97人の政治団体に献金やパーティー券購入、貸付金の形で計1282万円を提供していた。政治資金収支報告書の分析でわかった。

 97人中、自民議員が93人だった。虎雄前理事長は昨年の衆院選で「徳田派をつくって自民党を乗っ取る」と周囲に伝えたとされており、政界への影響力を強めたい徳洲会側が、医療事業による収益を政界に幅広く投入していた構図がうかがえる。

 毅氏の資金管理団体「徳田毅政経研究会」は、計94議員の政治団体に寄付やパーティー券購入で計432万円分を提供した。自民党が多く、石破茂・党幹事長の資金管理団体から12万円分、田村憲久厚生労働相の政治団体から2万円分のパーティー券を購入。毅氏が代表だった「自民党鹿児島県第2選挙区支部」は、2人の自民党衆院議員の団体に各100万円を寄付した。提供先は、グループの病院が多い九州や関東を地盤とする議員が目立つ。

 ファミリー企業からの資金提供も。前理事長の次女スターン美千代容疑者(46)=同法違反容疑で逮捕=が最近まで社長だった大阪市北区の会社は、ともに自民党の斎藤洋明衆院議員(新潟3区)と大塚高司衆院議員(比例近畿)の政治団体に100万円ずつ寄付。大塚氏の事務所は「全額返した」としている。今月初めまで虎雄前理事長の四女が社長だった東京都千代田区の会社は、自民党の豊田真由子衆院議員(埼玉4区)の後援会からパーティー券150万円分を購入した。豊田議員の事務所は「返金した」としている。

 虎雄前理事長は阿部知子衆院議員(無所属、比例南関東)の政治団体に300万円を貸し付けていた。阿部氏の事務所は先月に利子付きで返したとしている。

 こうした「徳洲会マネー」について、政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大教授は「広く薄く出している印象だが、猪瀬直樹都知事へ提供した5千万円に象徴されるように、表に出ない政界への資金提供はあり、実質的にはもっと高額になるに違いない」とみている。

 一方、毅氏が代表の2団体の実収入は計2億5657万円。全国会議員の中で最高額だった11年に匹敵し、個人と法人からの寄付では、約7割を親族やファミリー企業で占める。政経研究会の収入の大半は、衆院選翌日の昨年12月17日に1億3390万円を集めた政治資金パーティー。親族や関連企業が最低でも計2150万円分を購入した。

アジア諸国、中国恐れ日本に近付く?―英紙

2013年11月30日 07時32分42秒 | ニュース
2013年11月29日、英フィナンシャル・タイムズ(中国語電子版)は、「アジアは中国を恐れ、日本に近付くのか?」と題する記事を掲載した。

東シナ海上空に中国が防空識別圏を設定したことは、日米を含む多くの国を驚かせた。中国の目標は領空、領土の変更を既成事実化することだろう。短期的な目標は強制的に領土変更を日本に認めさせることで、長期的な目標は日本と米国の同盟関係を破壊することだ。

中国は安倍晋三政権の右傾化を強く非難している。しかし、アジアのほかの国々は違うようだ。旧日本軍に蹂躙された国家といえども、日本にそれほど大きな恨みは抱いていない。フィリピンやベトナムなど多くのアジア諸国は、中国の台頭を憂慮している。なぜなら中国が領土問題で日増しに強硬になっているからだ。多くの国家が米国のアジア重視戦略を歓迎し、重要な投資者としての日本に近寄りつつある。(翻訳・編集/AA)