世界保健機関(WHO)は10日、西アフリカで流行が続くエボラ出血熱の感染について、世界的に拡大する恐れは小さくなったものの、依然として「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当するとの見解を発表した。
WHOは昨年8月に緊急事態を宣言。リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国で感染拡大の一途をたどっていたが、今年に入り拡大のペースが衰えていた。ただ、シエラレオネとギニアでは1週間の新規感染者が数十人で推移し、終息の見通しは立っていない。
WHOは昨年8月に緊急事態を宣言。リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国で感染拡大の一途をたどっていたが、今年に入り拡大のペースが衰えていた。ただ、シエラレオネとギニアでは1週間の新規感染者が数十人で推移し、終息の見通しは立っていない。