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新たな道路計画では、移転補償、1軒の移転補償が、最大2億円を超える

2020年06月28日 22時56分00秒 | 市議会
6月28日(日)
 新たな道路計画では、移転補償、1軒の移転補償が、最大2億円を超える
 箕面市の「都市計画道路網案の見直しについて」の一般質問の続きです。
 今回は、仮に事業がすすめられるなら、移転補償など事業費の見通しはあるのか聞きました。
 答弁が不十分ので再質問を行いました。

②計画推進の事業費について 質問します。
 市民の方々へ説明すれば、「住宅がはり付いた地域を買収してゆくには、補償はどうしてくれるの?」「市の税金をいくら費やすのか?」と聞かれます。例えば、「エリア2」を都市計画どおり進めようとすれば、「都市計画に位置づけた後、実際に工事を行う際には、時間をかけて土地建物所有者等の方々にご協力いただきながら調整を進め」、住宅を順次立ち退いていただかなければなりません。1軒の立ち退き移転補償にいくらかかり、1つの路線全体で、何軒になり、事業費は概算でもいくらかるのか、見積もりがあるでしょうか?
 
答弁;パブコメの段階ですので概算事業費は算出していません。道路計画線内の建物の件数は、
エリア1;田村橋通り線が83軒、桜井石橋線が27軒、瀬川新稲線が65軒
エリア2;箕面池田線から萱野東西線が89軒、芝如意谷線が8軒
エリア3;萱野東西線から国分4号線間が、16軒、
エリア4;箕面池田線から茨木箕面丘陵線が10軒 となっています。

②の再質問;「概算の事業費も見積もりも現段階ではない」ことが分かりました。普通に考えても、1軒の立ち退き費用はその土地建物を補償すれば、土地の大小、建物の大きさに関わるのは当然ですが、数千万から大きい住居であれば1億円はかかるのではないでしょうか?路線の対象件数は、お答えいただいていますが、補償費や事業経費には一切お答えがありませんでした。
 例えば、萱野東西線など立ち退き移転補償は1軒平均いくらかかり、路線でいくらかかったのか?お答えください。

答弁;1概に1軒いくらとの目安はありません。平均額でお示しすることは適当でない。萱野東西線、芝如意谷線の実績として、1軒当たりの用地費と移転補償を合わせて最大2億円を超え、最小は3、4千万円です。

 ばらつきがあるとしながら1軒の移転補償が3、4千万円から2億円かかることがわかりました。さらにその上、工事費もかかります。事業費は、長期にわたり莫大となるでしょう。   つづく・・・


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