日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市での都市計画道路網案の見直し、これまでの用地買収は?将来の必要性は?

2020年06月29日 22時18分00秒 | 市議会
6月29日(月)

 箕面市での都市計画道路網案の見直し、についての一般質問の続きです。

③これまでの用地買収について 質問します。
 すでに計画が決定された路線でも、「まだ計画があるのか」の住民の声があります。「エリア1」などすでに都市計画決定をおこなった路線について、計画決定を行ったのは、何年、何年前で、その後、どれくらいの用地買収が進められてきたのでしょうか?
計画決定を行って、用地買収が進まなかった理由はなぜでしょう?
また、今回、幅員を狭くした理由はなぜだったのでしょうか?


答弁;桜井石橋線、瀬川新稲線、田村橋通り線が昭和34年、芝如意谷線が42年都市計画決定された。
 用地買収は計10か所、瀬川新稲線が4か所1560㎡、田村橋通りが4か所2910㎡、桜井石橋線が1か所270㎡、芝如意谷線が1か所110㎡、合計10か所4850㎡です。
 土地が譲渡されるケースが生じた場合、買取申し入出があった場合に買取の協議を行う。積極的な用地確保は行っていない。
 幅員は駅につながる路線は、自転車道を整備するとして16m、それ以外は車道内に自転車レーンを設ける場合は12mとした。


 「エリア1、3」路線では昭和34年、42年から5か所の買収ですから、「譲渡されるケース」や「買い取り申し出」がほとんどなかったことになります。「合計10か所4850㎡」、4路線では、用地の買収はまだごく数%にしか満たない状況です。「30年、40年たってほとんどすすんでこなかったこと」も「積極的な用地確保も行ってこなかった」ことも明らかになりました。次に
  
 閑静な住宅に16mの道路はいらない!と呼びかける沿道のステッカー
  

④将来の必要性について 質問します。
 日本全体が将来、人口減少期に入ることは確実です。箕面市では、いま森町、彩都、北急延伸での周辺開発で人口は増えていますが、30年以上先、箕面市だけが、決して特別に人口が増え続けるとは考えらえません。当然、車社会にも変化がおこると予想されますが、一昨日、中井議員も質問されていましたが、それでも必要性があるのでしょうか?何本もの道路計画自体の必要性がとわれる問題です。工事、着手整備完了へ将来40年先の必要性をどう示しているのでしょうか?

答弁;防災、交通安全、交通処理機能が発揮できないため一定の幅の都市計画道路が格子状に配置されていることが望ましい。市内に途切れているエリアが5つあり混雑度の指指標で検証をおこない都市計画網案の策定に至った。

 エリアごとの現在の「混雑度という指標」ですので、先の交通量について質問した通り、工事着手とされる30年後の交通量の状況は「不明」であり、将来の必要性への明確なお答えはありませんでした。次に


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