hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東京ドームのエキサイティングシートに行きました

2024-06-11 05:00:00 | 日記
1年ぶりにプロ野球観戦に東京ドームを訪れた。カードは読売ジャイアンツvsオリックスブルーウェイブ、巨人主催のセパ交流戦は最終戦となる。チケットは某所からの頂き物、とても自分で取ることは難しい1塁側エキサイティングシートである。

試合開始は14時だが、その前にビールと弁当を買って席に座りながら守備練習を見るのがいつものスタイル。並ぶ人が多く、ドーム内に入ったのは12時50分。



しかし、東京ドームに行ったこのがある人ならば分かるがとにかく弁当の種類が半端ない。昨年は確か坂本選手プロデュースの弁当を頂いたのだが、連れ合いも私も悩んで結局崎陽軒の弁当を購入。席にたどり着いたのが1320である。

エキサイティングシートに行ったことのない人に話すと嫌味に聞こえるかもしれないが、普通に野球を見たい人が行くには不便。というのは①席が最前列にあるのでかなり階段をトコトコと降りなければならない、②いちいち係員の人に言わないと入れないスペース、③追加のビールが欲しくてもなかなか売り子さんが来てくれない、④席にいる時にはヘルメットとグラブ(もちろん貸与品)をしなくてはならず、頭の大きい人には暑くて辛い、と言った調子である。

もちろん、席も広々していてクッションも効いているし、目の前に吉川選手や岡本選手が練習していると言ったメリットもたくさんあるが。
(崎陽軒のおつまみ弁当)


(崎陽軒の特製幕の内弁当)

席に着き、弁当を開け、つまみにしながらビールを飲む。この至高な一時、目の前では守備練習が続いている。すぐにスターティングラインナップが発表、巨人は5連勝中の菅野、今年は本当にいい。一方、オリックスは佐藤投手、左投げということしか知らないが、これもやむなし、最近支配下登録されたばかりの投手であった。

試合は14時ちょうどにプレイボール、まずはオリックスの攻撃である。先頭打者中川圭は内野ゴロでアウト、続く来田も私はよく知らない。しかし、彼は足が早く、セカンドゴロが少し左に飛んだのを吉川選手は好捕したのだが、これを内野安打にした。



菅野は続く太田選手にフォークをワイルドピッチ、結局四球で1アウト1、2塁。ここで当たっている西川。うまく打ってタイムリー2塁打で先制される。さらに1アウト3塁で5番紅林がきっちりも犠牲フライ、あっという間に2点が入る。



その裏は1アウトの後、2番ヘルナンデスがインコース高目を捉えて2塁打。内野ゴロで2アウト3塁となり、4番岡本となる。佐藤投手はかなり緊張していてストライクが入らず0ストライク3ボールとなる。まずはウェーティングと思ったが、次の甘めの球を強振、ただ結果はやや深めのセンターフライで点が取れない。やはり2点ビハインドで相手投手が浮き足立つシチュエーションを考えるともっとじっくり行くべきであろう。

3回表は1アウトから3番太田がクリーンヒット、再びチャンスに4番西川。フルカウントまで行くが勝負球をセンターに運ばれて2塁打で3点目、西川には菅野は相性が悪そう。

(バッファローベルは味が早い)

その後は両チームともあまりチャンスはなく、佐藤投手は5回を1安打ピッチで終える。やはり1回のピンチを上手く抑えられたことが、好投に繋がっている。

6回裏の巨人は変わった鈴木投手から1番丸がクリーンヒット、2番ヘルナンデスは外野フライとなるが、3番・4番に四球となり1アウト満塁と巨人は2度目のチャンス。ここでオリックスベンチは鈴木投手を諦め、日ハムから来た金足農業の吉田投手が登板。5番坂本はきっちり外野フライを打ち1点、ただ、これで終わりでは勝てない。

7回は巨人が菅野から船迫に変わるが、2本のヒットで1アウト1.3塁を作り、内野ゴロの間に4点目。せっかく1点苦労して取ったのに水の泡。7、8、9の3回の攻撃で3点は無理かなあと思ったが、9回は坂本にクリーンヒットが出ても代打中山がダブルプレイでチャンスを潰すなどほぼ3時間で試合終了。あっさりと巨人の敗戦。
(クローザーのマチャド)


負けのなかった菅野が敗戦投手、オリックスの佐藤投手は初登板で嬉しい初勝利、同一カードで3タテを食らってしまう。26イニングぶりに点は取れたが、巨人の打撃は結構深刻であった。

(巨人優勝年が記されている)

どちらのファンでもない私(阪神ファン、次の3連戦は阪神vsオリックス)はじっくりと試合をチェック。オリックスはやはり太田、西川が振れているので要注意。ただ、代打で出た杉本選手や守備から出た宗選手など去年の優勝の立役者は打撃の調子はイマイチである。
一方、巨人は次の打者に繋ぐ野球をしないとなかなか得点には至らないだろう。僅か4安打はしょうがないが、完全に散発でチャンスでクリンナップに回っても点にならない。特に5番より下位の選手には怖さを感じなかった。

ちなみにエキサイティングシートにも結構オリックスファンがいて頑張って応援していた。やはりどんなスポーツでも同じだが、現場の臨場感は全く違うのである。