hokutoのきまぐれ散歩

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『久我山歳時記』㊷〜夏至の日に梅雨入り

2024-06-22 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㊷、6月21日はもう『夏至』である。北半球では1日の昼の時間が最も長くなる。(南半球では昼の時間が最も短くなる)通常の年は梅雨の真っ只中、雨が降ることが多いが、ようやく今日から雨模様、関東も梅雨入りとか。

では夏至はどのくらい昼の時間が長いだろうか。今年の夏至は6月21日なのでこれを調べると日の出が0425、日の入りが1900、つまり昼の時間は14時間35分となる。同じように冬至(12月21日)を見てみると日の出が0647、日の入りが1632、昼の時間は9時間49分であり、5時間近く違うのである。

夏至は6月21日〜7月6日の事を言うが、さらに細かい七十二侯では『乃東枯(なつかれくさかるる)〜6月25日』、『菖蒲華(あやめさく)〜6月30日』、『半夏生(はんげしょうず)〜7月6日』と細かく分けている。『なつかれくさ』とはウツボグサ』のことで冬至に芽を出し、紫色な花をつけ、夏至に枯れるとされている。

ただ、高原に行けば8月中旬までは美しい花を見ることができるのであるが。『半夏生』は有名だが、夏至から半夏生の間に田植えを済ませるといいとされていて無事田植えが終われば田の神様に感謝する行事を行うからである。

また、半夏生という植物があり、この頃には緑の葉が一部を残して白くなるのである。

久我山はもう夏、5月に最初に小さな実をつけ始めた葡萄も育ち始め、緑色の実が大きくなり、葡萄の房らしくなりつつある。ブルーベリーも温室物は出回っているが、路地ものも実が大きくなり始めている。

夏の花ではゴーヤが黄色い花をつけ、木槿が可愛らしいピンクの花をつけ始めている。



また、この時期に一斉に咲くのがアガパンサス、最近は庭に植える人も増えてきたが、ギボウシに似たユリ科の花で薄紫色の花を付ける。

原産は南アフリカのようだが、不思議なことに一カ所で開花を見つけると他のところに植えてあるアガパンサスも勢いよく咲いている。

我が家の庭では一昨年に買ったキキョウが今年も花を咲かせていて美しい。紫色のものは写メに撮ったが、その後、ピンクの花も咲き始めている。



玄関横のプランターに植えた日々草も今年は元気でピンクと紫の花をたくさん付けている。ただ、ポーチュラカは日照不足のせいか、なかなか花が続かない。家の近くではリュウキュウアサガオが早くも白い花を付けていた。



梅雨といえば紫陽花、他にもヤマボウシやヤマブキなどの花も見ることができる。



関東地方もようやく梅雨入りもした。このまま一気に夏になって行くと植物は生き生きするが、肝心の人間の方が参ってしまいそうであるが。

6月21日の月はストロベリームーンというらしいのだが、私には普通の月のように見えました。

このようにはなりません。