hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

2024年度春の早慶戦に行く

2024-06-02 05:00:00 | 日記
また今年も東京六大学の最終週に行われる早慶戦に来てしまった。というのはここ数年の早慶戦は優勝がかかっていたのだが。今春のシーズンは東大からはすんなり勝ち点を挙げたものの、法政戦は1勝1敗で3戦目勝利、立教戦は1勝1敗1分となり4戦目で勝利と苦戦続き。明治戦は簡単に2つ負けたため、優勝は早明に絞られてしまった。

しかし、優勝はなくなったとはいえ、久しぶりに同級生が5人集まれるということで6月1日神宮球場前に皆集まることにした。

東京メトロ銀座線外苑前駅はすでに大勢の人、球場までの道も人で溢れかえるが、優勝がかかる早稲田の方はTシャツを着た人が多い。一方で慶應は付属の学童や学生たちの白いワイシャツ姿が妙に目立つ。何となく動員ムード。



12時に集合、誰も遅刻せず席に向かう。今日の席は三塁側内野の最上段、まさに天井桟敷である。まずはビールで再会と早慶戦の勝利を祈念して乾杯。幸い日差しが当たらない席のため、快適に弁当を食べ、ビールを飲む。

開始30分前になると大きな応援旗が到着、エールの交換などムードが盛り上がる。慶應の先発は外丸投手、今季のエースである。一方、早稲田は伊藤投手である。



13時プレイボール、初回慶應は3番キャプテンの本間選手が四球で歩くが、簡単に終わる。裏の早稲田は尾瀬・山懸の4割コンビがいい当たりをするが、3者凡退と両投手ともスムーズな立ち上がりとなった。



2回は慶應の攻撃は淡白なもの。しかし、早稲田はしぶとい。2死の後の四球と死球で出たランナーを石郷岡選手がセンター前に弾き返し、先制する。

3回は早稲田は簡単に2死となったが、3番吉納が簡単にカウントをとりに来た球をレフトにホームラン。2対0となる。


4回は慶應が簡単に2死とはなるが、1番水鳥選手が2ベースヒット。初ヒットが生まれるも昨年の甲子園で活躍した丸田選手は凡退、とにかくこちらはヒットが続かない。
5回の早稲田は1死1、3塁から4番印出のセンター前タイムリーで3対0となる。しかし、この段階でも慶應は1四球、1ヒットのみ、攻撃がやたら早くなる。とにかく早いゲーム運びである。

6回裏の早稲田は投手の伊藤選手のタイムリー、尾瀬選手の犠牲フライ、さらに吉納選手が自身2本目となるホームランを放ち、0対8のワンサイドゲームとなってしまう。

1回と4回以外はランナーすら出せない慶應も8回に先頭の横地選手がバントヒット、代打の吉野選手がデッドボール、代打の真田選手が綺麗にライト前ヒットで無死満塁の大チャンス。しかし、得点差も大きいことから伊藤投手も伸び伸びに投げていていて、続く古野の方がセカンドゴロでダブルプレー、1点は取ったがチャンスは潰え、最小失点に抑えられた。

8回からは慶應の3番手投手である木暮投手は変速モーションから早稲田打線を抑えたが時すでに遅し、9回表の慶應の攻撃はあっという間に終わり、2時間半でゲームセット。8対1で敗戦となった。
もちろん、打てない打線も配球ミスから打たれた投手陣も酷いが、投手の変えどころを失して最後は3ランまで献上したベンチに大きな責任問題があるように感じた。

とはいえ、四国や長野から来た同級生もいて久しぶりに色々な話ができたことは大きな収穫。もう現役生活に別れを告げる人も出てくる中、会えるうちに会って、酒を酌み交わす機会を大切にしていきたいと心から思った一日であった。秋は勝てよ!野球部!