hokutoのきまぐれ散歩

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トマト鍋礼賛〜四谷・日がさ雨がさ

2025-02-20 05:00:00 | グルメ
四谷三丁目の駅から徒歩1分、ビルの7階にある『日がさ雨がさ』にはよく足を運ぶ。特に寒い季節は1シーズンに1回は行っているようである。銘酒居酒屋であるが、特にマスターの出身地である長野県のお酒が充実。いつもの面子でお邪魔した。

早めにスペシャル席を予約、6人まで入れる半個室で1つしかないが、落ち着くだけでなく、四谷三丁目交差点が見渡せ、夜景もいい。今回はコースに加えてプレミアム飲み放題(3500円)も付け、贅沢に楽しむ。

まずはグラスビールで乾杯。お通しはローストビーフサラダ、牛肉が美味い。

飲み放題のメニューをじっくり眺めていると『信州亀齢』(長野県上田市)を発見、すぐに注文する。飲み放題の極意というほどのこともないが、美味い酒・飲みたい酒は最初に頼みことにしている。



入手困難なお酒のため、注文は1回のみ。私も久しぶりだが、キレがいい飲みごたえのある酒である。一同感動。

刺身は信州サーモンと岩魚である。脂が乗っており、海のない長野県産とは思えない刺身、漬けるのも単なる醤油ではなく、もろみ醤油。甘みがあり、これだけでもつまみとなる。



サワラの味噌漬、同じ麹である味噌に漬けてあり、日本酒と相性がいい。合わせた酒は『水尾』(長野県飯山市)、コメが金紋錦。やや甘口ながらすっきりとしている。添えられている鞍掛豆もいい。



寒い冬にはとお燗をお願いする。『九郎右衛門』(長野県木曽郡)の純米酒、米はひとごこちである。濃密な旨みの後、酸が効いたしっかり系、出された焼き鳥と合わせた。





長野県だけでなく、他県の酒と『白露垂珠』(山形県)のうす濁り。透明な綺麗な瓶に入っていてフレッシュな爽やか系。珍味の粕漬けとイカのウニ和えをつまみながらゆっくり喉越しを楽しむ。



ここでメインの『トマト鍋』が登場。トマトはもちろん、ズッキーニ、ピーマン、じゃがいも、玉ねぎなどの野菜、豚肉、ソーセージ、さらにムール貝、ホタテ、エビなどの海鮮をトマト味のスープで頂く。

この店のトマト鍋の歴史は古く、今のような市民権を得る以前からの名物である。今回は4人で来たこともあり、量的にもちょうど良い。トマトのいい出汁が色々な具材を包み込み、冬にはもってこい(秋から冬の間の季節商品だが)である。最後にパスタをいれて出汁の一滴まで楽しんだ。



酒は『龍水泉』(長野県大町市)『鍋島』(佐賀県)御湖鶴(長野県諏訪市)笹の誉(長野県松本市)を頂く。もう飲み過ぎモード炸裂。



酔ったついでに別料金で『ソガベール』(長野県小布施町)を注文。やはりこれは特別であった。



最後にデザートには胡麻アイスを頂き終了、お開きとなった。いつもながら美味い酒と美味いツマミ、全員大満足、ごちそうさまでした。



日がさ雨がさ
新宿区四谷3ー9ー11四谷シンコービル7階
05055899017