コロナウィルスはブログを書く方にもピンチである。外出禁止などになればこちらも一時中断もやむを得ないかも知れない。まあ、センバツが中止され、東京オリンピックの開催も危うい中、私のブログなど大した問題ではないのだが。
とばかりは言っていられないため、前日は神田川下流を歩いたが、今日は我が家がある久我山から井の頭公園まで言わば神田川の最上流を歩いてみた。浜田山あたりから川沿いにソメイヨシノが植えられているのだが、久我山駅を過ぎるあたりから少し木が大きくなっていく。
我が家から歩いて5分も経たないうちにソメイヨシノの並木が上流下流どちらの方向にも伸びているのは贅沢な気分。住民もそうでない人も桜を愛でながら歩いていく。
前日にも見たコブシの白い花もひときわ鮮やか、2本並んでいるのだが、向かって右の方が少しピンクがかっていて可愛らしい。
三鷹台の手前には源平咲の花モモや同じく源平咲の木瓜。ピンク、朱、その中間色などが色鮮やかに咲き、その先の大きなオオシマザクラも川面に枝を張っている。
踏切を渡り、また神田川沿いを進む。雨が少ないのか、川底が見えるがその分川にいる大きな鯉が橋の下に集まっているのがよく見える。
井の頭公園駅近くはあまりソメイヨシノの木はないが、ガードをぐぐり、井の頭池が見えだすともう周りをソメイヨシノが囲む。散歩している人は多いがベンチで弁当を食べ、ビールを飲む人がいる程度。
さらにいつもシートが敷かれ、場所取りの人々や昼から宴会をやっている場所についても閑散として誰もいない。花見の時期としてはびっくりする風景である。
七井橋には人の列はあるにはあるが、平年の半分もいない。皆安全と読んだか、ボートは大変な賑わいではあったが。こんな花見もゆっくり歩けて楽しくはあるが。(3月21日)