11月もあっという間に半分が過ぎ、さすがに少し寒くなってきた。今年は一の酉が11月5日、二の酉が11月17日、三の酉が11月29日である。以前は入谷の鷲神社や新宿の花園神社に行ったこともあるが、このところは地元武蔵野八幡宮に伺っている。
二の酉となった17日は天気予報では曇りのち雨だったが、昼前からは天気も持ち直し、晴れて暑くなった。吉祥寺駅から混み合っているサンロードを抜け、五日市街道を左に曲がり、10分程度で到着する。
まだ、昼過ぎというのに多くの屋台が軒を並べ、酒を飲んでいる人もいる。七五三祝いの可愛らしい晴れ着姿の女の子も履き慣れない草履で参道に並ぶ。
途中、大きく煌びやかな熊手を売る店が3軒、そろそろ引き取り手がやってきて三三七拍子で家内安全、商売繁盛の木を入れている。よく見るとロフトの熊手もあったがあまりに大きく、どうして持って行くのかが気になる程。
お囃子も懸命に音曲を演奏しているが、中にはいやいややっている人もいて、顔に出ているのが面白い。
お参りの列は夕方は長い列ができているのだが、まだ時間も早く5組程度、手を合わせる時も例年通り、家内安全、商売繁盛を祈念した。七五三の3歳と7歳の姉妹が着物を着せてもらい、おすまし、3歳の子はスニーカーなので元気いっぱいに走り回る。
本殿のお隣に神社が授けてくれる可愛らしい熊手と稲藁を組み合わせたお守りを頂ける窓口があり、娘の分と2つ小さな熊手を購入、忘れずに前の熊手をお返しした。
今年はまだ神社のイチョウも緑のまま、ただあっという間に黄色くなるだろう。普段通りのお参りとなった。家に戻り、小さな熊手をいつもの場所に飾った。