hokutoのきまぐれ散歩

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『久我山歳時記』㊾〜暑い秋分?それとも平年通り?

2024-09-23 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㊾、2024年秋分は9月22日である。以前も書いたが、春分・秋分の決め方は夏至と冬至の真ん中に当たる日を選ぶため、気候と乖離することもある。ただ、『寒さ暑さも彼岸まで』という言葉を信じて、どうしても私などは秋分の日を越えるともう暑い日は来ないと勝手に考えてしまう。


2023年9月はどうだったのか。9月上旬は今年と同じように35℃近い日(3日34.6℃、5日34.8℃)があるが、気温の上下を繰り返し、19日33.5℃、20日32.3℃となり、21日29.5℃から気温は下がる一方、最高気温が30℃を越えることはなかった。つまり『暑さは確かに彼岸までだった』のである。



実は今年もあまり変わらない。14日34.5℃、15日34.4℃からは少し一度下がり、再び18日35.1℃まで戻る。しかし、19日33.6℃、20日33.9℃であり、21日は32.6℃止まり。今後1日くらいは暑くなる可能性は否定できないが、多少ずれてもやはりトラックレコードに抗えないようである。

では町を歩くと秋らしいものは見つけられるのだろうか。確かにまだ夏の木の花である百日紅はピンクの花を付け、木槿と白い花の真ん中が赤い特徴のある花は咲かせている。我が家では赤紫色の朝顔が日に4〜5輪咲くし、モミジアオイの蕾もまだいくつかはある。


しかし、ご近所のレモンの木に成っている実は一部黄色くなり、葡萄の実も段々と色が濃くなってきている。


秋の七草の一つ、ハギの花はピンクの可愛らしい花を付けているし、ススキも穂をだしている。さらに日当たりの良いところにはヒガンバナがニョキニョキと育ち、赤い花を付けたものもたくさんある。

スイフヨウもピンクの花を誇らしげに咲かせているし、秋深くなると赤い実が特徴のカラスウリの白い花がたくさんついている。


さらに夏に白い花を付けていたヨウシュヤマゴボウの実も濃い紫に熟している。



吉祥寺の秋祭りも終わり、久我山でも10月5日には町内を神輿が周る秋祭りとなる。



空を眺めれば中秋の名月、昼間にはウロコ雲や巻雲を見ることができ、夏に比べて空が高くなった気もしてくる。


ただ、これはあくまで私が必死に秋を探した結果であり、本格的な秋を感じるにはまだしばらく時間が掛かるような気はしている。





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