hokutoのきまぐれ散歩

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真夏のサンマーメン〜平和島ランチグルメ

2024-09-24 05:00:00 | グルメ
横浜のローカルラーメンに『サンマーメン(生馬麺)』がある。名称がよく似ているのが『サンラータンメン(酸辣湯麺)、スーラータンメン』がある。

後者は中国にある酸辣湯という辛いスープがあるが、これを東京赤坂の栄林の料理長がアレンジした麺と言われていて鶏肉、椎茸、キクラゲ、筍、長ネギなどの具材を塩、醤油、生姜で味付けし、たっぷりの酢とラー油、胡椒を加え、細い中華麺を入れ、片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を流し込んで仕上げた麺である。

(サンラータンメン)

一方、前者は具材は似ているが、メインは白菜とモヤシであり、豚肉やウズラ卵、イカや海老を加え、トロミを付けた餡を醤油ラーメンまたは塩ラーメンに乗せたものである。



長くなったが、平和島の町中華『日進亭』に『サンマーメンが名物』とあり、私がサンラータンメンと勘違いして注文した。サンラータンメンはよく食べるが、サンマーメンを食べたのは初めてである。

もちろん出てきた麺はあっさり仕上げの醤油ラーメンに野菜をたっぷりいれた餡が乗っていてとにかく熱い。見た瞬間、私の認識が違っていたことには気付いたが、頂くことにした。

まずは麺まで行くことができず、野菜からとなる。白菜やモヤシ、小松菜、玉ねぎがシャキシャキに炒められていて熱いが美味い、野菜からこんなに旨味が出るのかと感心しながら、さらに汗を拭きながら食べ進める

ようやく麺に辿り着いたが、こちらも細麺のちぢれ麺。スープのしっかり絡み、美味い。私の隣の席に新たにきた2人も海老旨煮麺とサンマーメンを注文していた。夏に餡掛けラーメンを頼むことはあまりないが、汗との格闘。目に汗が沁みるが、麺を食べ続け、ようやく15分かけて完食した。

最後の方は味変を狙い、酢とラー油を加えたが、これも良かった。
ただ、もし間違えずにサンラータンメンを頼んでいたとしても汗まみれになったことは変わらないだろうが。さすが65年のキャリアというだけ美味かった。



冷やし中華やざるそばばかりでなく、『真夏の気候と餡掛けラーメン』、身体にはよさそうです。ご馳走さまでした。
日進亭
大田区大森北6ー26ー12
03376154



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