このブログは12月4日に投稿したものです。当たってはいるのですが、嬉しいやら悲しいやら。(hokuto)
忙中閑あり。金、蜜、令、災、北と5つ漢字を並べてみたが、これが何の意味があるかすぐわかる人はかなり時節に敏感な人だと思う。
少し解説をすると、金/金メダル、蜜/三蜜、令/令和、災/災害続発、北/北朝鮮となるが、ここまで書けば毎年暮になると漢字鑑定協会が発表している『今年の漢字』であるとお分かりになるだろう。
このイベントは1995年から12月12日の漢字の日に清水寺で発表するのだが、その決定のプロセスは漢字検定協会が公募、決まった字を清水寺の貫主が揮毫する。
今年で28回目になるが、これまでの27回で選ばれた漢字は23字。つまりかぶったのが4回あるが、これは金が4回、災が2回選ばれていることによる。
分類して行くと災に繋がるものが、多いのに驚かされる。1995年が震(阪神淡路大震災)、それから食(狂牛病、O157)、倒(山一、北拓倒産)、毒(和歌山カレー)、戦(アメリカ同時多発テロ)、偽(食品偽装)、税(消費税増税)、北(北朝鮮によるミサイルや核実験)、災(豪雨と地震が連続発生)、蜜(コロナの流行と三蜜)10個となる。
また、金が選ばれるのにも法則があり、2000年(シドニー五輪)、2012年(ロンドン五輪)、2016年(リオ五輪)、2021年(東京五輪)と常に夏季オリンピック開催の年のようである。
そこで2022年の今年の漢字だが、私が勝手に思いつくまま挙げてみた。ウクライナ侵攻の『戦』(2001年)、堪らない円安で『安』(2015年)、物価やエネルギー価格高騰で『騰』『高』、侵略戦争で『侵』くらいしか浮かばない。
2022年を振り返ると『コロナ』に始まり、『ウクライナ侵攻』『サイバー攻撃』『北朝鮮ミサイル』『大阪北新地ビル放火』『安倍元首相暗殺』『統一教会』『梨泰院群集事故』『歴史的円安』『物価高騰』とろくな事が起きなかった年である。
やはり『パンダ』『大谷選手』くらいしかいいニュースのなかった2022年、『サッカー日本代表』の予選突破を受けて『蹴』でいいのかもしれない。
今回は完全に暇つぶしでした。