hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

銀座でコロッケそばをいただく。

2021-01-21 05:00:00 | グルメ
『日本そばにこだわる』8杯目、かつそばに続いて『コロッケそば』を食べに行く。銀座6丁目、交詢社通りを電通より少し北に入ったところに店がある。もとは7丁目に一戸建ての店だったがビルに建て替えでこのビルの2階に入居したのが2016年。実は探すのが難しく、通り過ぎそうになる。

店の名前は『そば所 よし田』、1885年創業の老舗蕎麦店で、この店が『元祖コロッケそば』の店である。

店は11時半開店だが、私が11時50分に入店した時も最初の客。入口は狭いが奥が広く、小上がりもある。店の人にコロッケそばをお願いすると『ランチタイムは俵おにぎりをサービスしますが、如何しますか?』と聞かれ、お願いする。



すぐにレンゲと振りネギが運ばれてきて、すぐ後におにぎり。可愛らしい俵型のおにぎりにゆかりがかかっていて、沢庵が添えてある。程なく『コロッケそば』(1210円、税込)が登場。


 
コロッケと言っても鶏ひき肉と山芋で作ったつくねを素揚げしたものがコロッケの正体。しかし、開店当時はハイカラなメニューの一つがコロッケであったため、この名前を付けたのが真実のようである。

いわゆる南蛮そばのようにネギがたっぷりの真ん中に縦横に包丁の入った”コロッケ“がいる。この4分の1を食べるがあっさり、蕎麦によく合うあっさりとしたタネ。

カツオと昆布で取った出汁も優しく、喉越しのよいそばを啜っていると冷えた身体も暖かくなる。そば前は周囲にメニューが貼ってあるのだが、こちらも種類が多い。

卵焼きでもつまみながら一杯行きたくなる店である。普通のコロッケ入りの蕎麦はまた改めて。ご馳走さまでした。

そば所 よし田
中央区銀座6ー4ー12
0362645215

近いけど名前の違う駅(番外編)

2021-01-20 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その294。『会社も名前も違うけどすぐ近くの駅シリーズ』の番外編、今回は名前は違うが会社(東京都交通局)が同じため、番外編とする。駅は前回の東京都営地下鉄三田線新板橋駅から一駅目、西巣鴨駅である。

駅を降りると構内には『東京さくらトラム早稲田方面はA4出口を出て左に300m進む、信号2つ目』、『東京さくらトラム三ノ輪橋方面はA1出口を出て右に300m進む、信号2つ目』とご丁寧に書いてある。

書いてある通りにA4出口を出ると目の前に国道4号線、少し歩くと左側に元中学校の校舎が見えてくる。レンガ塀で変わっているなと思っていると旧大都映画巣鴨撮影所後と書かれたレリーフ。


調べてみると松竹や東映などの映画大手に対抗した廉価な娯楽映画を撮っていた大都映画の撮影所が昭和17年までこの地にあり、人気を博した。しかし、戦時合併で会社と共に撮影所もなくなり、区立朝日中学校の校舎として利用されたとある。通りで渋いレンガで作られた門がある。



そこからすぐのところに東京さくらトラム新庚申塚停留所がある。ここまで西巣鴨駅から10分もかからない。少し待つと早稲田行が到着、昔のような大きな看板がないのが寂しい。



次は庚申塚、とげぬき地蔵の最寄り停留所である。ここには都電時代の時計を備えた駅名標が残されている。



さらに巣鴨新田を通り、大塚駅前まで10分程度、やはり専用軌道を持っていたこの路線は便利で早い。





どんどん〜箱崎町ランチグルメ

2021-01-19 05:00:00 | グルメ
箱崎エアシティーターミナルは通常私が使う水天宮前駅出口とは反対側、錦糸町寄りの出口から緩い上りの歩く歩道を使って行くと便利である。しかし、あまり行くチャンスがなかった。東京メトロ半蔵門線水天宮前駅に戻ってきたのが、ちょうど昼時だったので反対側に上がって見ることにした。

エアシティーターミナルの中にもレストランはあるが、大通りの反対側に小綺麗なうどん屋さん『どんどん』を発見した。歩道橋を降りたところに店はある。丸亀製麺とよく似たシステムで最初にうどんを頼み、そのあと天ぷらやおにぎりなどを追加して最後にお代を支払う。

12時を過ぎていたため、結構混雑してはいるが、後ろに並んでかけうどん(中)を注文。前の人は(大)だったが、丼そのものの大きさが違う。天ぷらは色々あるが、ちくわの磯辺揚げ(140円)とコロッケ(140円)を付けて630円、まずまずである。うどん屋でコロッケをたのむのは初めての挑戦である。

青ネギは取り放題ではないが、別盛りにたっぷりついて来るのは嬉しい。席に付いてまずはツユから。やや濃い目の味付けながら魚介の出汁がよく出ていて深みがある。

どんどんは1972年山口県萩市発祥のうどん店だが、東京にはこの店1つしかなく、殆どが山口県を中心とした中国地方に展開している。うどんは讃岐うどんほどコシが強くなく、太さもやや細目、喉越しがいい。

まずはコロッケをツユに浸しいただく。芋中心のコロッケは甘みもあり、かと言って天ぷらのようにすぐツユを吸う訳でもない。これを少しずつ崩しながらいただくが、うどんにはよく合う。大きいから食べがいもある。さらにちくわの磯辺揚げはちくわの天ぷらより20円高いだけあり、磯の香りがしてこれも中々。

先日のトンカツそばに続き、コロッケうどんも相性はいい。店は大繁盛、山口県出身者が来たらさぞ喜ぶであろう。ご馳走さまでした。
どんどん
中央区日本橋箱崎町22ー1
0358474306

近いけど名前の違う駅④

2021-01-18 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その293。『会社も名前も違うけどすぐ近くの駅』その第4回目。今回は東武東上線で池袋から2駅目、下板橋駅である。

下板橋駅は実は板橋区ではなく、豊島区池袋本町にある。さらにホームの成増寄り、上り線(ラッシュ時は下り線側に臨時改札がある)側のみしか出口がない。これはかつて大山駅との間に金井窪という駅があり、駅間が短いため、駅が池袋寄りに移設されたことによる。


駅の特色としては①ホームの駅名標も異常に低い位置にあること、②駅が大きく弧を描いていて、中央に駅員を配置し、事故防止をはかっていることである。

また、改札口を出て振り返ると駅舎はレトロ感が溢れているが、この3代目駅舎は昭和20年代のもので70年以上にもなる。



駅前の下板橋通りを少し歩くと谷端川の暗渠の上に作られた遊歩道が出てくるが、これを右折して300mほど行くとJR赤羽線板橋駅西口ロータリーに出る(駅前は工事中)。




東口には近藤勇の墓があるが、西口には『むすびのけやき』がある。これは縁切榎から旧中山道を歩くルートの終点であり、地域の人が命名した。途中の寺社で引いたおみくじを結ぶのもいいかもしれない。


ロータリーから赤羽線に沿うようにまっすぐ300mほど行くと都営地下鉄三田線新板橋駅、国道4号線の下に駅はある。
この3つの駅はちょうど三角形のような位置関係にあり、乗り換えも容易である。また、板橋駅は1885年、下板橋駅は1914年、新板橋駅は1968年の開業と明治、大正、昭和の駅というのも面白い。






ムライ酒店に出かける

2021-01-17 05:00:00 | グルメ
年末が近くなると日本酒を買いに行くのが毎年の恒例となっている。普段から決めている酒屋は何軒かあるが、中々新しい銘柄を飲むチャンスが巡ってこない。そんな中、恵比寿駅近くに面白い店を見つけたので早速訪問することにした。

面白いというのはやや歴史のあるビルの中にある部屋の一角でやっているというのだ。ネットで調べた住所にある小林ビルには確かに『ムライ酒店』と表示はある。エレベーターで4階にあがり、ドアを見ると確かにムライ酒店の表札は出ている。ドアを開けると普通のオフィス、呼び鈴を鳴らすと女性が出てきたので『ムライ酒店に来ました』と話す。すると恰幅のいい男性が現れて一旦部屋を出て9階に行く。奥の部屋の鍵を開けて入るとそこには壁2面に酒瓶が並び、応接のテーブルには試飲用のお猪口がある。

男性は『よく、会社のドアが開けられましたね、ここで帰る人が実は多いんです。並んでいるお酒は基本的に全て試飲できます。よろしければお好きなものを選んでください』と言われる。

壁を見渡すと農口、久須玉、七笑、苗加屋など幾つかは知っているが、知らない蔵が殆ど。私が勝手が分からず躊躇していると『鳳陽』(宮城県)を出してくれて取り敢えずと猪口に注いでくれる。恰幅のいい男性(村井社長)は『最近気に入っている酒です。まずはこれから行きましょう』と注いでもらう。飲むと穏やかな飲み口ながら喉を抜ける頃には旨味が出てくるふくよかな酒である。
『これは美味いですね』と言うと『宮城県では最も古い蔵ですが、石高が少なく、東京にはあまり出ていないんです。さらに一升瓶のみなんです。』私は四合瓶を求めるつもりなのでその旨をいうと、『それは個人の方はよくある話です。』切り替えてすぐに『越路の紅梅』(新潟県)を出してくれる。

これは飲んだ直後は酸が立つ気がするが、口に含んでいるうちに旨味に変わる。これも美味い。四合瓶があると言うので購入。時間がないため、あと3種類ほど試飲させて頂き、越路の紅梅を買った。

今日はゆっくりと再訪。最初に頂いたのは先日買った越路の紅梅の絞り立て。買ったものよりフレッシュで香り立つ。『今日はおでんに合う燗酒が買いたい』と私が言うとまずは『竹泉』(兵庫県)からと出して頂く。常温で試すが15BYのため、かなり黄色い。しっかりした濃醇な酒、しかし、古酒独特なひね香は感じない。『燗をつけるとまた変わりますよ。この「どんとこい」という米を使った所が面白い』と言われる思わず購入を決める。

おでんならどうしてもという酒、ただ、一升瓶しかない『磐梯壽』(福島県)を勧められ、試飲するがかなりのしっかり系、燗酒専用もあるのですが、とも言われ、確かに美味いがこれは諦める。他にも白麹を使った鍋島(佐賀県)や菊の井(青森県)、鉾杉(三重県)ほか多数試飲したが、何も美味い。爽やかな正月っぽい酒があると頂いたのが、『大典白菊』(岡山県高梁市)のサンライズというお酒。ラベルが日の出のため、すぐに購入に走る。試飲してもフルーティで爽やかな淡麗な味。


他にも飲みたいのは色々あるが、2回目もこれで終了。酒もいいが、村井社長と話すのも楽しいお店である。村井社長の好みは旨口で広がりがあり、リーズナブルであることとか。平日のみの営業で夜6時半までやっています。是非、ご訪問下さい。ただ、村井社長がいないと困るので必ず予め電話をしてくださいね。

ムライ酒店
渋谷区東3ー26ー3小林ビル4階
電話0334753575

隅田公園を逍遥

2021-01-16 05:00:00 | 日記
牛嶋神社参拝のあと、隣接する隅田公園を歩く。この公園は関東大震災後の都の復興事業で作られた3つの公園の1つである。しばらく整備のために閉鎖されていたが、つい先日リニューアルオープンしたばかりである。

こうした経緯と江戸時代に水戸藩江戸下屋敷・小梅亭があったことから、石碑の多い公園である。初めに私が見たのも『堀辰雄旧居跡』『二峯先生(高林二峯)の碑』の2つで後者は押上の寺にあったものを移したのである。

さらに『明治天皇行幸所』『明治天皇の歌碑』『藤田東湖の碑』『水戸徳川屋敷跡』など多数ある。『富田木歩終焉の地』などはこの人すら知らなかったが、大正時代に活躍した足の不自由な俳人だが、関東大震災で焼死した夭折の人である。



公園を出て墨堤通りを渡るとここにも石碑。『隅田川ボート記念碑』『明治天皇海軍漕艇展覧玉座跡』など隅田川に因むものが多い。すぐ先にある枕橋のさなだやという蕎麦屋が物語に出てくる鬼平犯科帳の碑もある。



枕橋の手前、北十間川沿いに新たにmizumachiというおしゃれなお店が14軒並んでいる。


カフェ、パン屋、小物店など川沿い(と言っても入口は反対側)が小梅橋まで並び、これを行くとスカイツリーまでつながる新しい拠点となるであろう。私は源森橋まで歩き、本所吾妻橋駅を目指した。








カレンダー考

2021-01-15 05:00:00 | 日記
年が明けてあっという間に2週間、コロナ騒ぎの影響か普通の年と比べてもかなり静かな新年となってしまっている。ところで私は8年前に広告会社に入ってからカレンダーが大変身近なものとなってきた。

あまり、一般には知られていないが、カレンダーの制作は夏にはスタートしていてクライアントの意向を汲み取りながら、アイディア出しから始める。オーダーメイドのカレンダーは会社の顔でもあり、最終段階では社員にアンケートを取る場合すらある一大イベントである。


近年、さらに我々が気を使うのは休日の表記、2019年は天皇御即位の関係で祝日が増えたほか、天皇誕生日(昭和天皇)が無くなるなど秋口までに話が決まらず往生した。2020年もオリンピックで体育の日などが移動、それを今年も引きずっている。

これだけ苦労して作成するカレンダーだが、企業カレンダーは減少傾向でなくならないまでもセミオーダーや名入れのみに取って変わられてきている。

一方で我が社にもクライアントはもちろん、媒体(テレビ局、雑誌社等)、協力会社などから多数のカレンダーを頂く。しかし、社員も少ないので余ったカレンダーや手帳は1月末には処分せざろうえない。

私が住んでいる久我山では自治会がもう40年前から駅前の目につく場所に12月下旬〜1月末は『カレンダー交換箱』が置かれる。カレンダーが余ってる人が箱に入れ、必要としている人が持っていくシステム、使う人は稀かと思うかもしれないが退職してカレンダーが貰えない人などには需要が高く、たくさん持って行っても1時間程度でなくなる。また、特にデスクカレンダーは人気が高い。

他にカレンダーをいらない人から必要とする人に渡す取組として『カレンダー交換会』は北海道を中心に行われていて、企業が無料で提供したカレンダーを個人に廉価で販売し、その資金を福祉事業者に寄付している。(今年はコロナで開催を見送ったものが多いようである。)

私自身、例年年明けは新年会が多く、なかなか協力出来ていなかったが、今年は幸い何もない。思い切って会社からカレンダーや手帳などをカレンダー交換箱に紙袋1つ分ほど寄付をした。環境問題として無駄を省く傾向は強くなりつつあるが、カレンダー制作に関わる仕事をしている我々こそ使わない人が使う人に渡す橋渡しのような取組みにさらに今後も参加していきたいものである。

松月庵〜小伝馬町ランチグルメ

2021-01-14 05:00:00 | グルメ
日本橋界隈には『松月庵』という蕎麦屋さんが多い。以前にこのブログで取り上げた『江戸橋松月庵』、『(人形町)松月庵』このほかにも(日本橋)松月庵もある。その中で今日は『(小伝馬町)松月庵』にお邪魔した。(因みに松月庵のルーツは愛知県出身の松山竹助が1920年に上野動物園裏門前で創業した松月庵総本店・閉店済と言われていて麺が細長いのが特徴らしい。)

(この写メは人形町松月庵)

お店の場所は東京メトロ日比谷線小伝馬町からほど近い路地。この路地にはてんぷら屋や立食いそば、おでん屋、焼き鳥屋などが軒を連ねている。この店は『そば+稲荷寿司』『丼+ミニそば』といったランチメニューが主体であり、私も『たぬきセット』(800円)をお願いする。



店はちょうどお客さんの入れ替えタイミングのため、すぐに注文の品は到着。たぬきそばだが、そばには揚げ玉のほかに小松菜とナルトが乗っていて、別皿で振りネギも付いてくる。振りネギをかけ、七味唐辛子を振って食べるが、この七味が思いの外辛いのにビックリ。ツユはこの周辺の店に比べて薄めで飲みやすい。

蕎麦は松月庵の特徴の通り、細く長い麺で柔らかい。喉越しも良く、ツルツルと頂く。

稲荷寿司は冷蔵庫に保管されていたのか、味は悪くないが冷た過ぎる。ただ、そばだけでなく稲荷寿司を2つも頂いたのでお腹いっぱい。外は寒いので丁度よい加減であった。ご馳走さまでした。 


松月庵(まつげつあん)
中央区大伝馬町3ー7
0336664623

吉祥寺にお参りに行く

2021-01-13 05:00:00 | 日記
駒込富士神社にお参りした後、東京メトロ南北線本駒込駅に向かう。するとバス停に『吉祥寺前』とある。武蔵野市吉祥寺は江戸時代にこの門前に住んでいた人たちが焼け出され、集団移住したという話は聞いたことがある。

吉祥寺の由緒は1458年太田道灌が江戸城築城の際に井戸の中から『吉祥増上』の金印が発見されたため、青嚴周陽を開山として千代田区和田蔵門に創建したと言われている。途中、神田に移ったが、1657年の明暦の大火でこの場所に移された。また、ご朱印にある栴檀林はこの地に作られた学僧の寮のことで現在の駒澤大学の前身の一つである。

立派な門を入るが、江戸時代初期の山門は経蔵と並び太平洋戦争の空襲で焼け残ったものである。中に入ると長い参道の両側には銀杏が植えてあり、右側は全て墓地となっている。



その真ん中あたりには『お七・吉三郎 比翼碑』と書かれた大きな石碑がある。八百屋お七の悲恋の話は有名だが、これは井原西鶴作の好色五人女の話。お七は火事で焼け出されたのち、吉祥寺で吉三郎と出会い、復興後離れ離れになった。お七はこれを悲しみ、火事になれば再び恋しい吉三郎に会えると思い、火をつけたというのがあらすじ。だだ、実際は若い娘が火をつけ、火炙りになったという記録があるのみで、八百屋の娘という点も確かではない。
そんな二人の碑は銅製の仏像(吉祥寺大仏)の前にある。比翼塚と名付けられているが、これは芝居の関係から作られたのではないか。また、実際のお七一家の避難先は白山の円乗寺であり、吉祥寺とは関係ないというのが史実である。



隣には茗荷稲荷がある。これは茗荷断ちをして祈願すると痔瘻快癒に効果があるとか。ほかにも口内炎や結膜炎にも効く話もある。


その先には立派な本殿、私はこちらへ参拝し、ちゃんと御朱印も頂きました。最後に経蔵に立ち寄るが1806年に作られたものでその姿は小さな伽藍のようである。



大きな墓地を併設した広い境内を持ち、川上眉山や二宮尊徳の墓もある由緒ある寺院であった。ちなみに皆知っているとは思いますが、中央線吉祥寺駅近くには吉祥寺というお寺はありません。

香川 一福〜恵比寿ランチグルメ

2021-01-12 05:00:00 | グルメ
恵比寿駅でやや遅いランチとなったが、軽い物にしようと蕎麦屋さんに行く。しかし、まだお休み期間のため、ウロウロしていると白い看板に『香川 一福』の文字が見えて来た。

確かにこの辺りにカウンター中心のうどん屋があったことを思い出し、店の中を見ると入口横にうどんを茹でる釜。今日のランチにちょうど良さそうだと入店する。

入口左の券売機で『かけうどん小+ちくわ天』(430円+180円)を購入して入口のお姉さんに渡す。すぐにうどんを茹でてツユを張り、ネギを入れてくれる。もう一人のお兄さんはちくわ天を揚げて皿に乗せ、出してくれる。ものの5分、その場で揚げ玉、一味、おろし生姜などをトッピングして席に着くというシステムである。

まずは一口ツユを頂くが、丸亀などより深い心地いいいりこ出汁に感心する。うどんはツルツル、讃岐うどんにしてはやや細めでコシも強すぎることがない。これは好みである。

次にちくわ天、1本180円は安くはないが、ちゃんと1本丸々を使用(半分に切っていない)、揚げたてがまずいわけはない。味はやや甘めだが、上品で大変美味しい。

入口を見ていると3時前というのに次々とお客さんが途切れることがなく、また注文はカレーうどん比率が高い。

調べるとカレーうどんが人気だとか、次回は挑戦するのも良さそうである。ご馳走さまでした。

香川 一福
渋谷区恵比寿西1ー2ー7